熱帯魚

熱帯魚飼育で初心者のときにやってしまった失敗談あるある?

熱帯魚飼育初心者の失敗談こんにちは~。私は生き物がとにかく好きで熱帯魚を飼育し始めたのは小学生の頃なんですが、当時は無知でなんとなくの飼育をしてました。

無知だとの認識もしてなくて、そのことに気づいたのもだいぶ先になるんですけどね。懺悔です。

ネットが普及した現在とは違って小学生だったあの頃は、情報を得るすべが限られてたのも事実ですが、言い訳です。

やっぱり生き物を飼育する以上は最低限の知識がないと、可哀そうな思いをさせていまいますよね。

今回はそんな昔のお話し。無知な初心者がやってしまいがちな失敗談です。

水交換は水を全部取り換える

水槽の水交換
これきっと私だけじゃないと思うんですが、当時私の換水手順を書き出しますと、

  1. 生体(熱帯魚)を別容器に移動させる。
  2. 水槽の水を全部捨てる。
  3. 水槽、砂利、フィルター等を洗う。
  4. カルキを抜いた綺麗な水を入れる。

簡単にこんな感じなんですが、毎度のごとく水を全部交換していたという過ちです。

しかも水を捨てた後は砂利を水槽内でゴリゴリに水道水で洗い、フィルターなんかも同様です。

最後に綺麗な水を入れることでピッカピカの水槽が出来上がり。やってやった感はありましたね。


大体間違ってるんですけど(笑)もし同じことをしてる方がいましたら先をお読みくださいませ。

アクアリウムにおいての綺麗な水は意味が全然違いますよね。

水槽は放って置けばコケや糞などで汚れていきますが、バランスの取れた水槽内では殆ど汚れません。

もちろんフィルターの性能や生体数も関係してきますが、大事なのはバクテリアの存在を理解することです。

放っておけばおおよそ1~2ヵ月でバクテリアが住み着き始め、これが糞や餌の食べ残しを分解して魚に害のないものに変えていきます。

フィルターが物理ろ過ならバクテリアは生物ろ過となり、かなり重要な役割を果たしてます。

せっかくバクテリアが住み着き始めたところで、換水で全部水交換するとバクテリアも全部消え去り、いつまでたっても落ち着いた水槽は出来上がりません。

バクテリアは砂利やフィルターに住み着きますが、水道水で洗ってしまうと全部死滅してしまいます。

なので本来の水替えは1/3程度の換水で、フィルターと換水は別の日にやるのが好ましい。

バクテリアを残しながら水交換することで、月日を追うごとに落ち着いた水が出来上がります。

色んな要素があって簡単な話しでもないのですが、1週間程度で苔まみれになるような水槽は原因を追究すべきですよね。

飼育初期から餌をたっぷり与え始める

熱帯魚の餌のやり方
餌をあげるのが飼育の楽しみの1つだったりしますよね。特に食いつきの良いグッピーやテトラとはパクパク食べてくれるし、あげないと可哀そうだしで沢山あげてしまいがち。

1日2回きっちりと、この時を眺めてるのが私は好きでした。

そしてこんな感じで水がどんどん汚れていきました。

先ほどのバクテリアの話しに繋がりますが、特に飼育始めは水槽内にバクテリアがいません。

フィルターで物理的なゴミを取り除いたところで、糞や食べ残しを分解する手段がないのです。

てことで、餌を沢山あげれば食べ残しが増え、餌を与えただけ糞も増え、結果として分解されずに水が汚くなる一方です。

1日1回でも、2日に1回でも良いので水を汚さないよう配慮するのが立ち上げ初期。ぶっちゃけ1~2週間エサをあげなくても大丈夫です。

新しい熱帯魚が仲間入り。飼育水ごと水槽内へ。

熱帯魚の水合わせ
アクアリウムショップで熱帯魚を買ってきて、袋ごとプカプカ水槽に浮かべて、30分くらい放置して袋の中の飼育水ごと水槽内へドボン。

水合わせのお話しですが、この方法で過去に水槽内にいた熱帯魚が全滅し、買ってきた熱帯魚だけ生き残るという事態が起きました。

恐らくアクアショップの飼育水と我が家の水槽の水が違い過ぎたせい。

他からの飼育水を一緒に入れるのはリスクが高く、今回の事例以外にも外部からの生物を混入させる危険性もあります。

新しく入手した魚はメインの水槽に入れてしまう前に場合にトリートメントが最適ですが、最悪でも飼育水の混入は避けましょう。

まとめ

熱帯魚飼育の失敗談
とても基本的なことですが、奥が深いから楽しくもありますよね。

1度全滅させた時にショックでしばし飼育から遠ざかってましたが、やっぱり好きなので舞い戻り、かれこれ飼育歴が20年ほどになりました。

バランスの良い水槽内ができ上ると、水が澄むと言いますか煌めく程で、見ているだけで気持ち良くなります。