水槽の美しさを保つに掃除はつきもの。
汚い水槽は飼育者のやる気を減少させ、結果として可愛そうな思いをするのは生体なんです。
でも、最初は熱帯魚の飼育も分からないことだらけ。
今まで良かれと使ってきた掃除道具たちも、いざ他の商品を試してみると「あれ?こんなに良いものあったの?もっと早く出会いたかった!」
なんてことは多々あります。
綺麗な外見を保つのは想像以上に大変なので、できれば時間を短縮したいところですよね。今日は掃除に役立つメンテナンス道具の紹介です。
水槽の排水方法
水槽のメンテナンスには水を抜く作業が必須。先に購入したものはどこにでもある灯油のポンプみたいな形状。
これ、意外にも大変です。
最初の空気を抜く作業ですら労力を使ってますよ。ポンプは意外と力が必要で何度もシュポシュポすれば手も疲れます。
この作業を劇的に楽にするホースがこちら↓
水作プロホースエクストラ
余計な力が一切必要ありません。これまでポンプタイプを使っていた人ならビックリするほど軽いです。
スターターポンプを数回軽く押せば楽に空気が抜けます。もちろん排水量は調節可能で最大ではなかなかのパワー。
ちょっと大きいかなぁ?と思うようなゴミも容易に吸い上げてくれます。
S、M、Lとサイズがありこれらは吸い込み口や長さの違い。使い勝手が良いのは万能なMサイズで人気NO.1。
排水と砂利の中の汚れも一緒に排出。砂でも排水量を調節することで問題なく使用することができます。
付近のショップでは1000円を軽く超えるので、安価なモノを購入しがちですがちょっと待って下さい。Amazonでは1000円を切る安さでしてもっと早く購入すべきだったとの声も沢山あります。
排水ホースを選ぶならプロホースの一択で、他に競り合うものが今のところありません。
スポイト
このタイプで稚魚の餌やりに使用すると共に、ちょっと気になるゴミも吸い取っていた経験があります。
吸い込み口にサイズの違いがあるので用途に沿ったものを購入するのがベストですが、とにかく詰まることが多い。
特に底床が砂の場合は一緒に吸引して詰まり、本体も傷つけます。残念だけど次第に使わなくなった商品でした。
それらの悩みは一発で解決↓
ジェックス おそうじラクラク クリーナースポイト
吸い込み口が大きく餌の食べ残しや浮遊した水草、稚魚もスポっと入るので救出作戦に使った経験も…。
メモリ装備で調整剤などの目安になり、ポンプ部分は取り外しができるので洗浄も容易。赤虫も詰まらないので餌やりにも重宝。
ポンプ部の頂上は平面になっており、逆さにして置けば場所をとらず水滴も垂れません。水槽付近にあればいつでもサクッと使えるので便利です。
かなり万能タイプでして、水槽とセット購入しといても良いほどです。
苔取り
誰でも1度は悩まされる苔?水槽飼育ではいつでも隣り合わせの悩みかも。苔を除去するには用途に合わせたものを選びましょう。
PerPure 水槽磁力ブラシ
水槽内についた苔を磁石で挟んでキュキュッと手を汚さず。そして簡単に遊び感覚で取ることができます。
ちょっと気になった箇所をサクッと綺麗にするなら便利。意外と磁力が強くて取れますが、水槽の角や狭いところはやっぱり難しい。
スクレイパー
断トツに面白いほど苔がとれるのはスクレイパー。
苔も放置するほど取れにくくなりますが、スクレイパーはカミソリで削ぎ落とし一発です。余計な力を必要とせず水槽自体に全く傷をつけない優れもの。
当たり前に怪我をしないように使うことが大事です。
砂利や砂があると大概は作業しにくいですが、スクレーパーは狭い場所にもスッと入りこみます。
最終的にはスポンジも必要でして、範囲が広い場所は道具を使い、残った苔は100均のメラニンスポンジで十分です。
ちょっと気になるくらいの苔は磁石で。ガッツリ綺麗にしたい時はスクレーパーで。そして水槽の角にはメラミンスポンジ。
苔の悩みについて【番外編】
基本ある程度の苔の発生はつきものですが、「うちは半端じゃない…」「水草もダメになる…」という場合にはまず水槽内の環境改善を考えましょう。
生体が多すぎる、餌のやりすぎ等で水槽内が栄養過多になってませんか?それってあっという間に苔が増える原因です。
生体を減らす。餌を減らす。ろ過能力を上げる。等々対策はあるので試してみてはいかがでしょうか。
単純に苔の原因になるリン酸塩やケイ酸塩を除去する方法も効果的です。
繁殖して増えない石巻貝は個人的におすすめで、みるみる苔が無くなり感動します。見た目を気にするならサザエ石巻貝やシマカノコ貝は見てても可愛いです。
ホースクリーナーブラシ
ろ過装置やサテライトなどを使用していると、パイプ掃除にいずれ必要になるブラシ。
水槽の装備をぐるっと見てパイプがあれば購入した方が良しです。パイプはクリアなので苔の付着で見栄えも本来の性能も失います。
放っておくとかならず汚れるので必須道具でして、どうにか工夫して掃除するよりブラシの方が劇的に楽です。
おわりに
時間をかけてでも綺麗にすべきですが長く続ければ苦痛になります。
汚れた水槽を見ると悲しいですよね。
そうならない為にいつも綺麗に保つことは大切でして、大切だからこそ時短術を使って下さい。
掃除道具にこだわれば時間が生まれ、生まれた時間を他に使いましょう。
- プロホース
- クリーナースポイト
- スクレイパー
今回紹介した製品の中でもおすすめです。