アクアリウムを始めると必ずと言っていいほどお付き合いすることになるコケの存在。
長らく放置すると予想以上に頑固で落ちにくいんですよね!
水槽掃除して綺麗スッキリ見違えたと思って、ウットリ眺めていると、取り残しに気づくことも多々あります。
ガッカリです。
特にスポンジタイプだとそこそこ力も必要で、何度もゴシゴシしないと取れないことも珍しくありません。
こうした落ちにくい苔を一発で綺麗にするのがスクレイパー。
頑固な苔でもスーッと一撃で落とします。
先端に取り付けられた極薄なカミソリの刃が、水槽面と苔の間にスルッと入るから根こそぎ落としてくれるわけです。
スクレイパーでコケを落とす
水槽面についたコケならなんでもいけます。
これは緑の斑点状ゴケなんですが、栄養過多や光量のさじ加減などが原因でみられます。
この程度なら近づいてみないと気づかない程度なんですが、放っておくと広がるので定期的に除去するのが好ましい。
100均のメラニンスポンジでも対応できますが、水槽外からあっさり落とすならスクレイパーがおすすめ。
スクレイパーでスーッと撫でればこの通りで、一撃でコケを落とせます。
気持ち良いくらいに、良く落ちる!
ちょっと気になった時に即座に対応でき、終わればサッと拭くだけがとにかく楽。1つ持っておけと便利なアイテムです。
スクレイパーを使うメリット/デメリット
スクレイパーのカミソリは比較的柔らかいので、グッと水槽面に押し当てても傷がつきません。
最強のコケ落としグッズですが、もちろんデメリットもあるので理解が必要です。
メリット
- 圧倒的なコケ落とし能力
- 手を汚さない/疲れない
- 長く使える
- 砂利やソイルを敷いても問題なし
コケには厳しく水槽面には優しい存在です。
簡単にコケを落とすため使用者に負担がないのも大きなポイントです。
スクレイパーは薄くて強固なため、水槽内に敷かれた砂利やソイル間にも入り込めます。これが凄く便利で、水槽と砂利の間のコケを落とせます。
デメリット
- ガラス水槽にしか使えない
- カミソリの刃に要注意
- 水槽角には使えない
プラ製水槽だと水槽面まで削り取られるので適しません。
先端にはカミソリの刃が付き、紙をスパっと切り裂く切れ味を持ってます。
特に保管先には子供の手の届かない場所を選び、同居する方にはスクレイパーの存在を教えておけば万が一を防げます。
また水槽角のシリコン部に発生した苔には届かないので、この場合にはスポンジ等が必要です。
Amazonで購入した水槽用スクレイパー
ちなみに我が家で使うスクレイパーはAmazonで購入した1,000円少々の手頃なもの。
本体全長34.5cmに、11.5cmのグリップをねじ式で繋げます。
カミソリの刃は付属するネジごと固定されるので外れることはありません。
高さ30㎝の水槽と比べてもグリップは完全に突き抜けるので、全く手を汚すことなく底部のコケまで除去できます。
カミソリ刃1枚でも相当長持ちするんですが、(使用状況によります!)
このスクレイパーにはカミソリ刃10枚が付属するので何年持つんだろう…ってな具合でコスパの良い製品です。
まとめ
水槽内の環境を整えても、多少なりともコケは発生します。
数週間放置して水槽面がヌメッとしたり、うっすらコケが発生する程度なら良く管理された状態だと思います。
またコケ取り生体も飼育中なら多少のコケも必要です(笑)
ちなみにヌメッとしたもやもやでさえも、スクレイパー後はキュッキュと音が鳴るくらい綺麗になります。
苔取り効果抜群なスクレイパーでした。