熱帯魚を飼育し始めているうちにサテライトの存在に気づいて購入。そんな流れでワクワクドキドキ設置してみたものの
いや、うるさくない?
と思う人も少なくありません。サテライトの仕組みはエアーポンプの力で水槽水をボックスに押し上げます。
エアーが筒を通るその時に発生するポコポコした音。
意外と気になりますよね、音。「もしかして不良品?」と感じることもしばしば。結論からいいますと正常品です。それはそれで残念なんですけど。
原因はここにあります。
この機会になんとかしましょうか。
今日はサテライトの音問題を解消しつつ、性能も向上させる2つの方法を紹介します。
サテライトグレードアップセットを使う方法
サテライト、S、L、スリムもありまして使い方は様々。使用するには別途エアーポンプとエアーチューブが必要になります。
さて、このまま使うとポコポコ音に加えて水流が弱すぎる問題もあります。解決方法の1つとしてグレードアップセットなるものが販売されてます。
スドーサテライトグレードアップセット
スドーサテライト全種類に対応してまして、このパーツの役目は気泡を小さくして流量を上げることです(流量調節が可能)。加えて気泡が小さくなりポコポコ音が減少します。使い方はストレーナーと交換するだけなので特に迷うところはありません。
初期装備のこちらと丸ごと交換です。
最初からセット売りで良いのでは?というレベルなのでサテライト単体だけ購入するよりセット買いが吉となります。
ですが欠点がありまして
- 少し目詰まりがしやすくなるので掃除の機会が増えるかもしれません。(水槽の環境にもより詰まらない人は詰まりません)
- そして消耗品です。使い方により差はあるものの使用期間は約1ヵ月とされてます。(実際には数ヶ月は余裕で使えました)
これはちょっと面倒かな、という方にはちょっとしたサテライトの改造がおすすめ。
スポンジフィルターと結合する方法
スポンジフィルター自体はエアーポンプと繋ぐだけの簡単な仕組みですが、使いやすくサブフィルターとしても人気。
メリットはスポンジにバクテリアが住み着き生物ろ過が期待できます。稚魚を吸い込まない仕様でトラブルが発生しにくく、水槽内に緩やかな流れを作ってくれます。
小さめの水槽であればこれ1つで足りるくらいのろ過能力を備えていますし、大きめの水槽ではサブとして活躍してくれる優れもの。
注目すべきはサテライトと同じくエアーの力で水槽水をくみ上げるところです。なので、スポンジフィルターの上部のパイプを取り外してサテライトと結合させることが可能になります。
テトラ (Tetra) ブリラントフィルター
スポンジフィルターで有名なテトラがおすすめです。
では早速、結合してみましょう。
ビヨーンと伸びるので水槽のサイズに合わせやすいです。先端を取り外してそのままサテライトのパイプに差し込みます!
以上です!
エアーチューブはフィルターに接続すればOKです。パイプが丁度良い太さでスッと入りまして、必要なものはサテライトとフィルターのみ。
Nanoスポンジフィルターも人気があるので紹介します。
LSS研究所 本体 Nanoスポンジフィルター LS-15
最長15㎝と小型ですがサテライトにはこちらの方がしっかりハマる感じはします。Amazonでは500円未満と安いのもポイント。
Nanoスポンジの中で最小の商品になります。伸ばしてこのサイズ。
同じように先端を外してサテライトのパイプをつけると終了です。
これで完成です!
因みにこのサイズですとスリム水槽(高さが25cm)でギリギリ底付近までもってこれる感じになり、高さのある水槽だと底までつきません。
こうしてフィルターを結合することでエアーの音がかなり抑えられますし、流量も特に問題はありません。
テトラもNanoも種類が色々ありますので水槽にあった製品を選ぶのが良いと思います。スポンジが大きいものやツインスポンジもあります。
心配ありません。サイズや種類を変えてもスドーのサテライトにはしっかりハマります。
まとめ
スポンジフィルターの結合はメリットばかりです。
- 音が静かになる
- 生物ろ過+物理ろ過が付く
- 頻繁な交換が不要
スポンジフィルターで綺麗にされた水がサテライトの中にくみ上げられることになります。静穏を目的としてますがプラスしてろ過能力アップの効果。
音がうるさくて気になるという方には是非とも試してほしい方法です。エアーポンプにしてもサテライトにしても、音は気になり始めると止まらないですからね。せっかくの癒しのアクアリウムを満喫しましょう!