プレコ飼育水槽に外部式フィルター導入したところ、劇的にろ過能力は上がったものの問題となったのが酸素不足。
外部式は酸素不足になりがちで、必要あれば対策も必要です。
別途でエアレーションの導入も考えましたが、コードを増やしたくなかったのと水槽内をスッキリさせたかったのもあり、エーハイムのディフューザーを設置してみました。
ディフューザーは外部フィルターや水中ポンプに接続することで空気を巻き込みながら吐出できるアイテム。
メリットとしては別途エアーポンプが必要なく電気代もかかりません。且つ水槽内に適度な流れを作るので、豊富な酸素と水流を好むプレコ水槽では活躍してくれます。
さて今回はプレコ水槽に備え付けられた外部フィルターのエーハイムアクアコンパクト2004に、エーハイムのディフューザーφ12/16を取り付けてみました。
エーハイムディフューザー
数あるディフューザーの中でもエーハイムが人気。特徴は微細バブルの発生と、こんな感じで分解できるから細部までメンテナンスできます。
色が黒っぽいため汚れが目立たないのもポイントで、酸素量も調整できるコスパの高い商品です。
特に説明書は入ってませんが箱裏の説明であっという間に完成します。
ササッと1分ですね。
こちらから吐出。チューブは水槽外に出してエアーを取り入れる仕組みですね。吐出口は1つだからまるでレーザービームのごとく水流が生まれます。
それでも今回はアクアコンパクト2004に取り付けなので水流は弱めになる予定です。
ダイヤル式でエア量の調節も可能。
ところでディフューザーのみ購入すると角度の調節が全くできないので、フレキシブル排水口も必要です。
エーハイム フレキシブル排水口
これを接続することで思い通りの位置に排水できます。エーハイムフィルターのカスタマイズになかなか使えるので1つ所持しとくと便利です。
ナチュラルオーバーフローパイプがおすすめ。
逆に穏やかな流れを好む生体や酸素を逃がしたくない水草水槽には
フレキシブルはこんな感じ。ポールジョイントで360度回転の性能を活かして、様々な向きに対応できます。ディフューザーを取り付ければ自由自在。
ちなみにこれ本来の逆の取り付けになります。マニュアル通りいけば短くカットしたエーハイムホースφ12/16を間に挟む感じですが、アクアコンパクトではこの形で付属のスリーブかエルボーに接続できまして、ホースが必要ありません。
アクアコンパクトにセット
エルボーに取り付けることでさらに理想的な位置まで調整できました。エアチューブを水槽外に固定して準備完了。後は外部フィルターのスイッチ1つで始動です。
流石に存在感はありますが、こればっかりは仕方なくむしろ格好いいと思いましょう。
細かい酸素でめっちゃ綺麗。外部フィルターを導入してから水槽内が穏やかになり過ぎた気もしてましたが、一気に躍動感が出て生き生きしてみえます。
普通にエアレーションするより全然静か。就寝中でも気になりません。
とりあえずプレコが普段隠れる流木を狙ってバブルを発生させてみました。外部フィルターのアクアコンパクトは吐出量を調整できるので便利です。
ディフューザーの効果
約2年飼育していたプレコ水槽ですが、外部フィルターを導入したところ初めて酸素不足らしき動きを見せました。
短期間で何度も水面に上がり、エラから時おり酸素を放出していた感じですね。
自宅にあったエアストーンで対応するとその挙動は治まったので、完全なる酸素不足と判断。
これでも良かったのですが、せっかくなのでディフューザーを導入したところ満足のいく効果が得られました。
- 酸素不足が完全に解決。
- ディフューザー付近の流木の上に姿を見せるようになった。
- 微細バブルで水槽内がキレイに見える。
- 水槽内に流れができて活気も出る。
- なんでか混泳してるグッピーまで楽しそう。
まとめ
酸素不足がきっかけのディフューザー設置でしたが、もっと早く導入してよかったですね。
プレコ水槽には特におすすめします。電気代もかからず省エネで、非常にコスパの良いアイテムです。