こんにちは~。私、エアーポンプの水心が好きで長年使ってますが、エアーが出なくなる現象に何度も遭遇しております。
しかもそれほど使ってないのに!
で、そのほとんどのケースに共通することは、長期間使ったあと一旦眠らせて再度使い始めた時。の「エアーが出ない」が圧倒的。
この流れからだと分解でほぼ直るので、わざわざ買うのは勿体ないです。今回はそのシーンを画像と共にお届けしていきますねぇ。
水心の「エアーが出ない」は故障じゃない?
最初のうちは故障だと思って捨ててましたが、あまりにも頻繁なので分解してみたところ簡単に治すことができました。これまで何個廃棄したことでしょう。。。
原因は故障と言っていいのかも微妙なものであり、その正体は汚れでした。
エアーポンプ「水心」はタイプ別に3種類存在します。
- エア量固定タイプのSSPP-7S:小型
- エア量調節タイプのSSPP-3S:中型
- エア量調節タイプのSSPP-2S:大型
基本的には水槽サイズに合わせて購入しますが、小型水槽でもエアー量が調整できるSSPP-3Sがおすすめです。
まぁそれは置いときまして、どのタイプでも仕組みはさほど変わらないので同じ手順で直すことが可能です。
もちろん今回の不具合が全てのケースに当てはまるわけではないですが、「久々に水心を使ってみたらエアーが出ない!」。この場合はほぼ同じだと思います。
水心の分解手順
まずは底部のネジ4つを外しましょう。丸型のフィルターは空気の取り込み口で、ここから酸素を引っ張るから使用していくうちに汚れます。
まさかこれ?と思ったけど全然関係なかったです。とはいえ、あまりにも汚れるとエアーの供給量は下がりそうですね。
ネジ4つで簡単に外れまして仕組みも難しくありません。青色の電磁石を使って高速で吸引と反発を繰り返す構造です。
その電磁石には一切手を付けず、
ポロっと外れるこちらがターゲット。金属部分ではなく反対のプラスチック側のネジ1本を外します。
丸型の白い物体に穴が開いてます。これが酸素の通り道。黒く汚れているのがお分かりかと思います。
シリコンは引っ張るだけで外せます。ここまできたら汚れを綺麗に拭き取るのみで終了と、なかなか簡単な作業でした。
綿棒を使って掃除するとこのとおり。ひっくり返すと同じものがあるので2ヵ所同様の作業をすることになります。
頑固な汚れでもなく意外とあっさり取れました。
これで完了~。
掃除後の様子
完全に復活しました。
要するに、継続して使用してる分には多少汚れても問題ないものが、一旦停止して放置すると汚れでシリコンがくっ付いて空気が通らなくなった。
という現象なのでした。
同様に3Sの方もチャックしてみたところ、
予想以上にここ、汚れが付着するんですねぇ。。。
その後の掃除でこちらも見事に復活しております。
交換ユニットも販売してますが結構高いんですよ。
まずは分解掃除してみて、直せない故障ならまるっと買い替えした方が良いのでは?と思います。