意外と多い悩みどころですよね。
スペックだけみると30㎝キューブには2211が良さげですが、ろ過力の高い2213が使えるなら敢えて2211を選ぶ必要ないし。。
とはいえ、2213だと水流が強すぎないか心配!みたいな感じで。
結論としては30cmキューブ水槽なら生体でも水草育成でも2213で全然OKです。
30cmキューブ水槽に2213使えます
何を根拠に30㎝キューブ水槽にエーハイムクラシック2213を推してるのかといいますと、
実際に使ってみて2213でも割と穏やかな流れを造りだせるわけで、こうなってくると、そもそも2211を使うメリットは低価格くらいです。
エーハイムクラシック2211と2213を比較すると、価格差以上に濾過槽の大きさに差があります。
2211 | 2213 | |
適合水槽 | 45cm以下(約48L以下) | 45~75㎝水槽(約40~114L) |
最大流量 | 50Hz→250L/h 60Hz→300L/h |
50Hz→440L/h 60Hz→500L/h |
ろ過槽 | 1.3L | 3.5L |
サイズ | 145×290mm | 180×354mm |
これを見るからに、遥かに勝るクラシック2213のパワーがきっと伝わるはず。
単純にろ材が多ければろ過力も上るので、小さな水槽にも2213を使いたいところですが、流量もそれなりに比例するので
間違えると水槽内に生体が休む場所がなく、ぐーるぐる。
なんてことにもなり兼ねません。水草水槽ならヒラヒラしすぎて落ち着かない感じ。
適合水槽の目安は大事なところです。
とはいえ、今回は30㎝キューブ水槽への設置が目標です。約27Lの水量は45㎝規格水槽にも匹敵するくらい多めです。
数字だけ見るとエーハイム2211の48L以下がヒットするので、こっちでしょ。となりますが、
ナチュラルオーバーフローパイプを使ってできるだけ排水の勢いを殺してあげれば、水流は穏やかにまで調整できます。
適合フィルターは元から多いですけど、工夫すれば大体どれにでも使えます。
もちろん2213だと他に必要なものはありません。
- 水流を弱くする
- 水面を揺らして油膜除去
- 水面を揺らして溶存酸素量増加
などなど使い道も豊富。
ということで、私としては30㎝キューブには2213推し。
2211を選ぶ理由は限りなく少ないと思います。
2211を選ぶメリット
2211を選んだ時のメリットを考えてみると
- 本体価格の安さ
- 何もせずとも穏やかな流れ
- 電気代が約20円(月あたり)やすい
- コンパクトで場所をとらない
省エネ、節約も視野に入れるなら2211ですけど、綺麗な水(水質)を求めるなら2213といったところです。
あと、これはHzによっても変わりそうですが、2213の方が静音性にも長けてますよね。
ちなみに同じ30cm水槽でも30㎝規格になると、約12Lしか入らないので、外部式ならエデニックシェルトV3やメガパワー2045なんかが無難です。
ガラスパイプでナチュラルに。リリィパイプがおしゃれです。
ADAのリリィパイプを使うとおしゃれに磨きがかかります。
役目はナチュラルオーバーフローと同じですが、パイプごと取り換える製品ですね。
水流を穏やかに、使い方によっては酸素も巻き込めて見た目に優れた商品なんですが、ちょっと高価です。
なのでAmazonで安く買うのも有り。
いわゆるパチもんなんですけど、安っぽさがなく仕上がりは上々です。
ちなみにこれはリリィポピーで、水流を抑えるだけならこっちの形状の方が効果的。
一度ガラス面にぶつかるので良い具合に。
設置場所や水位の高さでエアレーションもできます。
これでだいぶ穏やかになり、水面が少しだけユラユラと。
ガラスパイプは目立たなく、おしゃれ度は劇的に変化します。エーハイムの緑色がちょっと気になる~
という方にも良いのではないでしょうか。
逆に水流を速める形状もあり、多彩です。
まとめ
ということで、「30㎝キューブ水槽にエーハイムクラシック2213を導入したいんだけど、水流を考えたら2211。。??」
と悩む方へのアドバイスは、2213で穏やかな流れをつくれます。
最初から2213を希望してる方には、そのまま購入しちゃって問題ないので、背中を押しときます(`・ω・´)