我が家に2つあるスリム水槽の1つ(GEXグラステリアスリム600)に外部式フィルターのメガパワー6090を導入してみました。第一印象としては画像で見るより実物の方が格好良い。と言った具合です。

購入に至るまで結構悩んだのでポイントを掻い摘んでお話ししていきますね。
まずGEXグラステリアスリム600はセットをそのまま使ってたため、外掛け式のスリムフィルターのろ過能力に限界を感じたのが経緯です。改造しても厳しい。
てことで個体数を増やさない飼育法をしてきましたが、今回重たい腰を上げてのジェックスMEGA POWER(メガパワー)6090の導入です。
設置場所の問題もあり水槽横に置ける外部式フィルターが第一条件で、この時点で人気のエーハイムを取り捨てして2つのメーカーに絞りました。
水槽横に設置できる外部式フィルター
外部ろ過器なら人気のエーハイムが真っ先に頭に浮かびますが水槽横への設置には向いてません。水中モーター式なら全く苦にしないので、候補に上げた1つがジェックスのメガパワーシリーズ。もう1つはテトラ製です。少し余裕を持ったろ過能力が欲しかったので2択まで絞りました。
最終的には口コミや評判も参考に見た目も含めてメガパワー6090に決めた次第です。
メガパワー6090のスペック
サイズ | 約φ20×33cm |
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濾過槽容量 | 約5L |
セット内容 | メガマット、メガカーボン、メガスポンジ、メガバイオ、メガリング |
流量 | 50Hz→360L/h、60Hz→420L/h |
電気代 | 50Hz→約6円、60Hz→約5.4円 |
電源コード | 約1.5m |
同梱品に必要なものが全て含まれるのでセッティングだけでOKです。50Hz/60Hz対応で全国どこでも使用可能であり、1ヶ月の電気代は200円以下と省エネ。
ジェックス メガパワー6090と問題点
てことで、手元に届きました。
導入するにあたり1番の問題点はメガパワーの大きさにあり、そのサイズ20×33cm。デカイですよね。スリム水槽より高さがあるんです。
一応、メガパワーの上部と水槽の水位が0~120cmが適応範囲なんですが、真横に設置すると水槽水位より少し高くなるため流量が弱くなる恐れがあるわけです。
でもまぁ、そこはなんとかなるだろうと購入したところ、問題なく稼動してくれました。
スリム水槽でも問題なく稼働
ビッグサイズは確かなので下に置く方がおすすめですが、もともと付属していた外掛けフィルターも水槽裏でまぁまぁ存在感があったんですよね。そのためサイドに置いても意外とスッキリして見えるのが私の感想です。
気になる流量は丁度いい感じ。しかも超静音。
メガパワー6090は適応水槽が60~160Lなので、スリム水槽では逆に激しすぎるのではと心配もしましたが全く問題なかったです。
むしろ水槽全体に流れが生まれたことで熱帯魚たちが生き生きしているように思えます。
4種類のメガパワーの中でもグラステリアスリム600には6090がベスト?
2045 | 10~35L |
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6090 | 60~160L |
9012 | 150~300L |
1215 | 200~460L |
グラステリアスリム600に備え付ける外部式フィルターとしては、メガパワーシリーズ4種類の中で2045か6090の2択でしょう。
2045は高さも20㎝で価格も3,000円台までになるのでお手頃なのですが、6090の約1/3の流量になるので役不足とみました(`・ω・´)設置してみないことには分かりませんが、今のところ6090を選んだことに満足です。
調整可能で柔軟に対応可能
全く調整しないでスリム水槽に設置してますが意外と何とかなってます(笑)
この状態で気になるのは水槽自体の高さがないために吸水パイプが高くなりますが、ストレーナーホースの切断で低くもできます。
長さ1.5mのホースは外部ろ過装置に一周させて使用してますが、お好みに合わせて加工するとスッキリするでしょう。
見栄えをどうにかしようと思えば柔軟に対応はできますね。
モーターが水中にあると存在感があるため吐出口は敢えて拡散にしてみました。別途シャワーパイプも付属されますがスリムにはどうなんでしょ。
極力は水槽内に圧迫感を与えたくないですよね。
メガパワー6090のメリットとデメリット
付属品を出して時間かかるやつかも、と多少萎えてスタートしましたが組み立ては全然簡単でした。
実際やってみるとあっさりでして、最後にコンセントに繋ぐだけで呼び水なしで可動します。1つも手こずることなく設置できたことに喜びです。
かなり簡単な外部ろ過フィルターですね。
ろ材も標準装備してるので別途購入する物がなくAmazonでは7,000円以下。安い!近所のホーマックでは9,800円でしたよ。
給排水にタップが付属されてバルブを閉じればメンテナンスが圧倒的に楽。というか外部ろ過でタップがついてないと致命的ですよね。
- 水槽横に置ける外部ろ過装置
- スリム水槽でも問題なし
- 細かい部分までカスタマイズ可能
- 安い(7,000円以下)
- 別途購入なしでそのまま使える
- メンテナンスが簡単
- 静穏
逆にデメリットをあげれば水中モーターがそこそこ大きいので、スリムだとなおさら目立ちます。
レビュー記事を参考にしても「水中モーターの存在感」は度々でてきます。
それでも水槽の角に取り付けるタイプなので言うほど気にならないです。しかもこの水中モーターのおかげで呼び水が必要なく水槽横に普通に置けるので、水中モーター様様でございますよ。
その他こんなレビューも拝見しましたが。
・ホースが堅い。
・なのでキスゴムで固定しにくい。
・数週間程で異音が…。
とりあえずデメリットにするほどでもなかったです。ろ過装置のモーター部の異音は良く耳にする話しなのですが、メガパワー6090は無音に近いです。当たり外れがきっとありますよね。
外掛け式から外部フィルターに変更した効果
立ち上げ当初からずっと付属の外掛け式スリムフィルターを使用してきました。物理ろ過中心の外掛けを改造で生物ろ過に変更してみるも、効果を感じられない日々です。サブフィルターでも補いきれないくらいに。
それが外部フィルターにしたところみるみるうちに綺麗に。週1で換水してましたが必要ない程ですし、プロホースで掃除してると以前の汚れと明らかな差に気づきます。
もう1つ同じような環境で飼育していますが、同時に掃除してもその後の変化が違いすぎて驚きです。
てことでそちらにも外部フィルターの導入予定ですが、同じ製品にするのもつまらんなぁと、考え中。
まとめ
ジェックスのグラステリアスリム600に外部ろ過装置の導入まで1年以上考えてたんですけど、ようやく落ち着けました。
・静音性は?
・高さや設置場所の問題は?
・メンテナンス性は?
・ろ過能力は?
そしてスリム水槽でも問題ない?と色々悩んだのは事実なのですが、メガパワー6090が全て解決してくれたので感謝です。
