ゴロンとしたシェルが特徴的ですよね。こちらサウンドピーツ社のSOUNDPEATS Truengine SEです。
左右それぞれに2基のドライバーを持つダイナミック型のデュアルドライバーを搭載してます。そのためサイズ感があってスタイリッシュさに欠けると私は思うんですけど、
高音質・低遅延・安定の接続性。などなど、口コミ上々で高評価を連発するAmazonでかなり人気のある完全ワイヤレスイヤホンです。
ハイスペックなのに5,000円台の手頃なお値段で販売中。
イヤホン単体で6時間の連続再生も音楽好きにはたまりませんが、15分で2時間再生できる急速充電も魅力的。
- QCC3020チップ搭載&TWS Plus対応→メリットは低消費電力と接続の安定性です。
- 対応コーデックはAACとaptX、SBC→iPhone、Android共にOK。aptXに対応するAndroid機種で高品質なサウンドが楽しめます。
せっかくなのでAndroidで音楽ライフを送りたいところですね。
SOUNDPEATS Truengine SE レビュー
スペックは下記の通りです。
バージョン | Bluetooth 5.0 |
ドライバー | デュアルダイナミックドライバー |
搭載SoC | QCC3020 |
対応コーデック | aptX、AAC、SBC |
接続方式 | TWS,TWS Plus |
防水 | IPX4相当 |
再生時間 | 6時間以上 ケース込みで27時間 |
充電時間 | 2.5時間 |
イヤホン重さ | 片側5.3g |
ケース充電含めた27時間は最近ではむしろ短いとさえ感じますが、イヤホン単体の6時間は優秀です。
防塵防水のIPX4は防水機能の最低ライン。雨天での使用に問題ありませんがお風呂やシャワー中に使うのは避けたいところ。
TWS Plusで音切れに強い
Qualcomm社製のQCC3020チップを搭載したことで接続の安定化を実現。
TWS Plusは2019年でも比較的ハイスペックなAndroidの一部機種にて対応されるもので、伝達の方法がこれまでと異なり図で表すと下記のように。
従来のリレー方式(TWS)と比較して、TWS Plusはイヤホン同士の通信がありません。左右独立したイヤホンとして個別に接続することで、TWSよりも接続が安定して消費電力は抑えられます。
Truengine SEはこのTWS Plusに対応してますが、「Snapdragon 855チップ」を搭載したデバイスがあって初めて成立します。とはいえ、ない場合にはTWSとして自動接続されるのでご安心ください。
SOUNDPEATS Truengine SEの付属品
イヤホン、充電ケース、microUSB充電ケーブル、イヤーピース、取扱説明書が同梱品。イヤホンにはMサイズのイヤーピースが装着済みのためS/M/Lと3種類揃ってます。
SOUNDPEATS Truengine SEの外観
充電ケース可愛いですね。マットな素材で物凄く丸みを帯びたフォルム。実にシンプルです。
ケース蓋はマグネット式で無駄に力を使わず開けられます。
イヤホン自体の脱着もマグネット式となり、取り出しから収納までスムーズです。地味に開けにくい&取り出しにくい問題は多いので、とても扱いやすい。
Truengine SEの操作はボタン式。装着時の見えない操作になるため、私の場合はどちらかと言えばタッチセンサーより物理ボタンの方が好きです。
高音域強化と低音域強化のドライバー2つを左右それぞれに搭載。中が丸見えで確認できます。このデュアルドライバーのおかげでクリアでバランスの良いサウンドを愉しめます。
ケースとイヤホンの充電
充電中は4つのLEDで残量表示。(5V1Aで充電します。)
イヤホンはケースに収めると充電スタート。赤LED点灯が充電の合図で完了とともに消灯します。
満充電になるとイヤホン単体で6時間以上の連続再生ができ、バッテリーがなくなるとケース内で3.5回分(21時間分)の充電ができます。これにて合計27時間の音楽再生が可能です。
ペアリング手順(とても簡単)
ペアリング→Bluetoothを使った機器と機器の接続。
これ系のスマホ連携は説明書を見ないで出来るほど簡単で、完全ワイヤレスイヤホンに限らず同様の手順が多いです。
- 電池残量のあるケースからイヤホンを同時に取り出すと、イヤホン同士のペアリングが完了します。
- Lが消灯、Rが赤白点滅になるとペアリングモードに突入。
- スマホのBluetooht設定からSOUNDPEATS Truengine SEをクリックして接続。
- 「SOUNDPEATS Truengine SE L」表示が出ればこちらも選択。
万が一失敗した場合にはスマホ側でペアリングを解除し、ケースに収めたイヤホンを同時に長押しすると白LEDが2回点滅。これでリセット完了です。
接続履歴を元に次からは自動接続されるので、Bluetoothを有効にしてイヤホンを充電ケースから取り出すだけで完了します。
操作/使い方
イヤホン側の物理ボタンでほぼ全ての操作ができます。片耳で使う場合は当てはまらない箇所もありますが、基本的な使い方は以下になります。
再生/停止 | 左右どちらか1回押し |
音量+ | 右を2回押し |
音量- | 左を2回押し |
次の曲 | 右を1.5秒長押し |
前の曲 | 左を1.5秒長押し |
電話の受/切 | 左右どちらか1回押し |
電話の拒否 | 左右どちらか1.5秒長押し |
通話の切替 | 左右どちらか2秒長押し |
手動ペアリング | 左右どちらか5秒長押し |
音声アシスタント | 左右どちらか3回押し |
音楽を聴く程度なら覚えやすく操作ボタンも押しやすいですね。
装着感と音質の感想
充電ケースは可愛らしくコンパクトなんですけど、イヤホンに存在感があるのでもう少~しスマートであれば!と思うのが正直な感想です。
ハウジングは大きいですが、装着すると耳にフィットするよう形状はよく考えられてます。
何度かポロっと抜け落ちることもありましたが適切なイヤーピースを付ければ問題なく、外観のイメージとは異なり軽いので思った以上に装着感は良好です。
そんな感じでデメリットをあげれば存在感なんですけどw 多少大きくなるのはデュアルドライバー仕様の影響であり、その恩恵から音質はひたすら良い。
何が良いって低音と高音のバランスで、非常にクリア。ボーカルも楽器も綺麗に聴こえ、これに付け心地も加わることで全く耳が疲れません。
動画視聴では遅延もなく、屋外の接続も安定したものでした。
まとめ
ちなみに今回はTWS Plusに対応するスマホを持ち合わせていなく、AndroidでaptXの高音質を体験した限りでございます。
そんな条件の中でも接続性と音質は非常に優秀で、この価格帯では満足できないはずがない!と言ったレベルで太鼓判を押しときます。