私、骨伝導イヤホン「Aeropex」を1年で365日使うほど大好きで、後継機のOpenRun Pro登場には嬉しい限りです。
てことで愛用品の進化をレビューできる本日。
2021年12月に馴染み深いブランド名だったAfterShokz(アフターショックス)をShokz(ショックス)へ変更し、新ブランド名にして第1弾です。
一世を風靡したAeropexは公式では販売終了していまして、Aeropexに急速充電機能を搭載したOpenRunが17,880円とリーズナブルな価格で販売中でした。
Aeropexは今後生産されずにOpenRunに切り替わる感じでしょうかね?リーズナブルな価格でAeropexの急速充電版ならこちらも良き製品で狙い目です。
それで新製品はOpenRunにProがついたのですね、きっと。
Shokz OpenRun Proの価格は23,880円(税込)。
クラファンのGREEN FUNDINGで先行販売が開始され、目標金額50万円を38918%上回る2億円近い支援が集まり一般販売に至ってます。流石すぎ。
さて、今回は待ちに待ったShokzの最新モデルを開封してAeropexと比較しながらレビューできたらな~と思います。
Shokz OpenRun Proは何が変わった?
まず気になるのは前モデルとの違い。見た目は大きく変わらずにパッと見でShokzだと分かるスタイリッシュなボディが良いです。
性能で1番の違いはShokz TurboPitch™採用で低音が強化されたことでしょうか。
低音エンハンサ2基をトランスデューサの中に内蔵することで、クリアな中高音に加えて深みのある低音が実現されました。
進化したポイントをまとめると下記のように。
- Bluetooth5.0から5.1へ
- 低音の強化
- 充電時間が2時間から1時間へ短縮
- 充電5分で1.5時間再生できる急速充電
- 再生時間が8時間から10時間へ
接続の安定性、短時間の充電で長時間の使用、そして高音質とは嬉しい進化のてんこ盛りです。
またShokz初のアプリに対応します。
Shokz
Shenzhen Shokz Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
これによりアプリで音楽操作始め、マルチペアリング、イコライザ変更、バッテリー残量の確認などが可能になり、ファームウェアアップデート機能もあるため今後の機能向上にも期待できます。
カラーはブラック、ブルー、ベージュ、ピンクの4色。
ベージュとピンクの国内発売は2022年6月9日になります。詳しくは下記にまとめました。
今回はブルーのレビューになります。
Shokz OpenRun Proのレビュー
では開封。
ででんとパッケージの大半をキャリングケースで占めてます。
ハードタイプのケースでイヤホン本体がフィットするから形を崩さずしっかり守ってくれます。これまで付属していた小さな収納ポーチより安心できますね。
反対側には充電ケーブルを固定できるゴムバンドが付いてます。
Shokz OpenRun Proの付属品
セット内容はOpenRun Pro本体、マグネット充電用ケーブル、キャリングケース、説明書、保証書等。
説明書は日本語対応ですが淡泊すぎるので電子版(PDFファイル)を見た方がよろしい。
Shokz専用の充電ケーブルはマグネット式で近づけるとカチッとくっ付くから便利。充電中は赤で完了で青へと変化します。
改めて1時間で10時間再生のロングバッテリーにありがたみを感じるところで、私くらい骨伝導を愛用すると8時間でも短く感じてしまうのだ。
ちなみにShokzの骨伝導イヤホンでもエントリーモデルのOpenMoveだけUSB-Cケーブルが採用されていて、代替できるためこちらも便利。ただマグネット式の楽さも捨てがたいので好みの問題です。
Shokz OpenRun Proの外観
ではでは、待ちに待った本体外観。細かく言うと色々ありますが見た目はAeropexやOpenCommと大差ありません。
2つ並べてみると、ほらね?って感じしますでしょ。
まぁでも、このデザインが大好きなので安心します。
電源のあるロゴ部分は20%小型化され、ボタンは押しやすく30%サイズアップしていますが、重さではAeropxより3g重い29g。
R側に充電端子と電源、音量ボタン。+を長押しで電源オンオフができます。
L側のマルチファンクションボタンの使い方は下記のとおり。
音楽の再生/停止(1回押し)
次曲/前曲(2回押し/3回押し)
通話の応答/終了(1回押し)
言語変更や音声アシスタント呼び出しなどもできますぞ。
ドライバー部はAeropexより幅広に大きく見えますが厚みが抑えられシャープになりました。
これまでに見られなかったメッシュ状の通気口のようなものが3か所もあるんですよね。
熱を逃がすものなのかなんなのか、ちょっと不明。下部にもありましたね。またデュアルノイズキャンセリングマイク搭載で相手にクリアな音声を届けられます。
バンドのチタンフレームは従来通りでこのとおり、ぐにゃんと曲げても折れないように抜群の柔軟性と耐久性が持ち味。
雑に扱ってしまうほど信頼してます。
また防塵防水規格はIP55で雨には耐えられる程度。AeropexのIP67より下がりましたが、普段使いには十分だと思います。
骨伝導イヤホン「Shokz OpenRun Pro」の開封動画
使い方や感想あれこれ
LEDインジケータが赤青に点滅するまで長押しでペアリングモードに突入し、デバイス側で「OpenRun Pro by Shokz」を選択して接続完了と簡単です。
以降は電源オンだけで音声で「Shokzへようこそ」から「接続しました」と聞こえてきますが、Aeropexに比べて起動と接続がだいぶ早くなりましたね。
マルチポイントペアリング
接続先はスマホのみの方には不要ですが、私としてはあるとないで段違いなマルチポイント機能です。
例えばスマホ2台、スマホとPCなど2つのデバイスへ同時接続が可能になり、スマホで音楽を、PC側でYouTubeを見たい時でもいちいちペアリングの必要がなくなります。
しかも再生した方に自動で接続されるため非常にシームレス。
アプリの使用
Shokz初の専用アプリを使ってみました。
イヤホン側の電源ボタンを押せばおおまかな充電残量を音声で教えてくれますが、アプリ内では正確な残量が把握できます。
音楽の操作はもちろん、イコライザ変更でスタンダードとボーカルモードの切替。マルチポイントペアリングの接続はイヤホンでの操作より容易で分かりやすい。
シンプルに操作を分かりやすく簡単にまとめた感じで使い勝手は良好です。
アプリなしでもイヤホン側の操作でできることが大半ですが、ファームウェアアップデート搭載のため機能向上に期待して是非インストールしたいアプリです。
装着感
装着感はAeropex同様で違いはほとんど分かりません。
人により多少の違いはあるでしょうけど、私の場合は起きている間はずっと付けてても苦にならないほど。装着してるのを忘れます。
軽いし耳穴を塞がないから付けてても付けてないのと変わらないけど、必要な時にはしっかり活躍してくれるのがほんと好きです。
音質
低音が強化され、音に深みを感じてとても綺麗に聞こえます。
ただ、初見にかえってAeropexを使ってみると、こっちも元から完成度高かったんだな~と改めて思っちゃいました。やはりShokzの骨伝導すごいですね。
音漏れ
これはね、音量を上げていくとこれまで同様普通に漏れます。
私はそこまで音量上げないので周囲に聞こえるレベルにあらずですが、バスや電車内で使う方は大音量は控えた方が良いです。
OpenRun ProとAeropexのスペック比較
製品名 | OpenRun Pro | Aeropex |
型番 | S801 | AS800 |
Bluetooth | v5.1 | v5.0 |
重さ | 29g | 26g |
連続再生 | 最大10時間 | 最大8時間 |
充電時間 | 1時間 | 2時間 |
急速充電 | 5分で1.5時間再生 | 非対応 |
アプリ | 対応 | 非対応 |
防水防塵 | IP55 | IP67 |
価格 | 23,880円 | 19,998円 |
これからの購入でも価格を抑えたい方にはAeropexに急速充電機能を搭載したShokz OpenRun(17,880円)がおすすめ。
とはいえ現状Shokz最強の骨伝導イヤホンの凄みは確かなもので、性能と音質どちらも求めるならOpenRun Proになるでしょう。
まとめ
正直にめちゃ良いので是非使ってみてほしい。
骨伝導イヤホンならShokzを選べば間違いなしで、そのShokz最高傑作です。
また長いことお世話になりそう。
Shokz製品ほかにもレビューしているので参考までに。
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