クラファンで高い支持を得て2018年末に製品化したQOQ。短い期間の中で見事シリーズ化させて人気・知名度ともに抜群のIQOS互換機です。
そんなQOQシリーズから最新作が2020年1月末に発売され、早くもバカ売れの兆し…。ことし1発目の注目IQOS互換機と言ったところですね!
てことで気になるQOQ Honor max。レビューしていきます。
QOQ Honor max レビュー
OOQ新型はシリーズ初のディスプレイ搭載モデルです。ディスプレイでは充電残量、喫煙本数、喫煙時間、加熱温度の詳細表示。フォルムはQOQらしさを継承しつつ、自在性と管理能力を大幅にアップしました。
付属品は本体にType-Cケーブル、内部清掃に使うブラシと説明書のシンプルなセット内容です。スペックは下記のとおり。
サイズ | 10.5x31x20.6mm |
重さ | 98g |
バッテリー | 2400mAh |
カラー | シルバー、ブラック |
加熱方式 | ニードル |
喫煙本数 | 30本 |
喫煙時間 | 210~330秒 |
予熱時間 | 15~25秒 |
加熱温度 | 300~360℃ |
充電時間(規格) | 1.5時間(5V/2A) |
バイブ | 有 |
クリーニング | 有 |
大容量バッテリーでヘビー向け!ですが5V/2Aで充電は早く、喫煙時間と加熱温度は細かな調整が可能で好みに合わせられます。間違いなくハイスペックなマシーンです。
欠点がないのでは…?
今回は即効レビューなんですけど、暫くいじくりまわしてみてもデメリットが見当たらない。
完璧と言ったらそれまでなので、敢えて言おうもんなら98gはちょっと重くてずっしりきます。ながら吸いには適さない。
外観は好みの問題になりますが構造や素材は最高です。
アルミ合金のボディは熱や傷に強く指紋汚れなどは皆無。
目立たないように上部には電源ボタンを搭載。ワンタッチ後はこのように↓
下部にタッチセンサー対応のup/downボタンが出現します。はっきりして見やすい液晶ですね。
底部にはUSB Type-Cポート。コネクタの上下に区別がないので気にせずブスっといけるおじちゃんにも嬉しい仕様です。これでなければダメってこともないですが、色々と楽ですよね。
スティック挿入口のスライドカバーはホコリ侵入や匂いを軽減します。グロー、アイコス、プルームエスでも保護されているように、ないよりあった方がずっと良い。
特に剥き出しのままカバンやポケットに入れると匂いの面でだいぶ違います。IQOS互換機は非搭載モデルも結構多いんですよね。
加熱キャップはマグネット脱着式。ほんと毎度のごとく言ってますがこれが1番扱いやすく劣化しにくいです。
してその中でもQOQ Honor maxのスライドした感触がスムーズすぎまして、これだけのことで絶賛するのはjouz以来。親指1本で持ち上げた時の感覚ね。
加熱方式はニードルタイプで挿しやすく折れにくい。(これは折れることあるのかな?)。最近ではブレードかこちらのほぼ2択で、360°加熱は見なくなったような…。
至るところで「なめらか」が適切。素材のカットもそうですがスライドにおいても、スティックの抜き差しもそう。すげぇです。
使い方
メインボタンの5秒長押しで電源ON/OFF。ONにするとスタンバイ状態になり上記のように表示されます。表示は10秒後に消灯しますがスタンバイ中はワンタッチでいつでも確認可能。
喫煙本数、喫煙時間、加熱温度の変更ができます。喫煙するたびに本数は増えていきますが手動変更も可能です。
メインボタンを3回押すと変更モードへ突入
押す度に温度→時間→本数の順で点滅し、変更したい項目でup/downを使って調節していきます。
喫煙温度:2℃単位で300~360℃
喫煙時間:10秒単位で3分半~5分半
微調整できるのとup/downのたびに振動するので分かりやすくて素敵です。設定が終わればスティックを挿入し、メインボタン2秒長押しで加熱開始。
加熱中のマークが表示され、バイブが作動して温度が上昇していきます。
バイブのタイミング:加熱開始、喫煙開始、終了30秒前
喫煙開始からカウントダウンが始まるのでディスプレイのありがたみを感じるところ。ちなみに加熱中でも温度変更は可能です。
喫煙の感想
キック感が強いですね~。MAX360℃で5分半にすると多少苦味を感じるほど。最低温度でも吸い応えは満足できるので、まずは低温からお試ししてほしい。
300℃くらいがクリアで1番良いかも。
喫煙後の操作とクリーニング
喫煙後は操作ってほどのものではないですが。
マニュアル通りでいくと、加熱キャップをスライドしてからスティックを回転させつつ抜く。ブレードだとまっすぐ抜きますが、ニードルは回転するとより綺麗に抜けます。
他製品に比べてほんとキレイです。
あるある体験を言いますと、「そもそも回転させにくい」「手順通りでも内部に良く葉が残る」なんてこと結構あります。
今回は1箱しか吸ってませんが、それにしても今のところ全く内部に葉が残らずしかもニードルの焦げ付きにくさも感じます。
加熱キャップをスライドさせないでスティックの回転だけでも全く問題なし。先に「なめらか」と表現してますが、ここも完全になめらか。
ニードルを超高温加熱することで、付着した葉や焦げ付きを焼き尽くしてめちゃキレイにするとてもありがたい機能。
スタンバイ状態で電源6回押しで強制クリーニング。また本機には40本の喫煙ごとにバイブ5回と共に「PLEASE CLEAN」を提示。クリーニングしてくださいよ!と教えてくれる親切な設計になってます。
※20本を目安にクリーニングを推奨します。
HITASTE P6と比較してみる
ディスプレイ搭載にこの性能だと、同じくIQOS互換機の人気者HITASTE P6と比較しないわけにもいかないでしょ~
液晶で細かく管理設定ができるニードルタイプ。両者ともマグネット式キャップ搭載でスマートな扱いが魅力的。
アルミ合金のQOQに対してラバー素材でマットなHITASTE P6。好みは分かれそう。
HITASTEも基本スムーズなんですけど、キャップのスライドではQOQが異常に優秀。さすがなめらか。
ディスプレイの鮮明度ではQOQが明るくハッキリと。実物ではさらに明確な違いがあります。
QOQ | HITASTE | |
バッテリー | 2400mAh | 2500mAh |
喫煙本数 | 最大30本 | 最大35本 |
喫煙時間 | 210~330秒 | 180~360秒 |
加熱温度 | 300~360℃ | 200~300℃ |
予熱時間 | 15~25秒 | 約15秒 |
クリーニング | 有 | 有 |
バイブ | 有 | 有 |
こうしてみると若干HITASTEが自在性において勝りますが、使ってみるとたいして気になるレベルにありません。
加熱温度の設定値が異なるためHITASTEは弱いのか?と思ってしまいそうですが、そんなこともありません。私こちらでは250℃で丁度良いですし。
どっちが良い?となれば決定打が見つからない程で、デザインや価格で決めても良いくらい。AmazonではHITASTEが2,000円ほど安いです。
自在性においてHITASTEが若干上ですが、細部の作りやスムーズさではQOQの方が上。そんな感じに収まります。
QOQ Honor max まとめ
さすがQOQさん。期待を裏切らない仕上がり!新型モデルなので価格はそこそこまぁまぁでも納得できました。
IQOS互換機は種類豊富で正直選びたい放題。
- とりあえず安くて使えるやつ
- 少ない喫煙本数でも軽量が良い
- デザインと珍しさを求む
などなど様々です↓
QOQ Honor maxは大容量でバランスの良いハイスペックモデル。多少高めでも機能性を求める方におすすめです。