こんにちは。久しぶりにお手頃価格で満足度の高いヘッドホンに出会いました。
最近ではBluetoothを使ってケーブルの煩わしさから解放!なんてノリでワイヤレスばかりでしたが、OneOdio Pro10は有線ヘッドホンながら使い道が豊富で面白い。
こういった多用途なヘッドホンを使うのは初めてで、目的により価値ある製品がまだまだ眠ってるんだなと心躍ります。
OneOdio Pro10の特徴
OneOdio Pro10はケーブルを着脱できる有線式のモニターヘッドホン。原音を忠実に再現するためレコーディング等に良く使われるもので、メーカーからはDJや楽曲制作におすすめされています。
モニターヘッドホンと言っても臆する必要なく、音楽や映画鑑賞など普段使いにはもちろんYouTubeの動画編集など活躍の場は広いです。
簡潔にポイントをまとめます。
- 着脱式の有線モニターヘッドホン
- 密閉ダイナミック型
- 3.5mmと6.3mmジャック搭載
- 折りたたみ式
面白いのは左右のイヤーカップに3.5mmと6.5mmジャックを搭載したことで、オーディオ機器や楽器にも変換プラグが不要。
デバイス側2台の曲をMIXして取り入れることや、ヘッドホン2つでシェアすることもできるユニークな面を持ち合わせてます。
OneOdioブランド
OneOdioはヘッドホンを中心に取り扱う中国ブランド。日本ではAmazonを中心に展開してベストセラー商品をいくつも抱えてます。
4,000円~10,000円以下のリーズナブルな価格帯での品質の良さは魅力があり、公式サイトやSNSにも注力する安心できるメーカーです。
OneOdio Pro-10スペック
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー口径 | φ50mm |
再生周波数帯域 | 20Hz〜20KHz |
インピーダンス | 32Ω |
感度 | 110dB±3dB |
最大入力 | 1600mW |
プラグ | 6.35mmモノラル標準 3.5mmステレオミニ |
本体重量 | 236g |
保証 | 24か月 |
OneOdio Pro10レビュー
ヘッドホンにしては小型のパッケージ
私はPro10をとても気に入った
大き目のハウジングで重厚感もあってカッコいいのに、手に取ると驚くほど軽くて大丈夫なものかと不安になるレベル。
ただ使ってみると扱いやすいく音質も申し分なし。4,000円台で購入できるならお宝に見えてきました。ギャップ萌えです。
付属品
セット内容は下記のとおり。
- pro10本体
- 3.5mmケーブル
- 6.5mmケーブル
- 収納袋
- 説明書&保証書(日本語対応)
同梱される2タイプのプラグが非常にありがたい。
黒の3.5mmプラグはマイク付きの1.2mストレートケーブル。赤の6.35mmプラグはコイルケーブルになります。
これで多くの機器に接続可能。着脱式はケーブルの断線やお気に入りケーブルがある場合にも便利です。
外観
真っ黒ボディにメッキ調イヤーカップがおしゃれでカッコイイ感じ。
反転させると片耳モニタリングも可能。
90°回転イヤーカップで柔軟性にも優れてます。
イヤーパッド内側にはL/Rの分かりやすい表記。
厚みのある柔らかいクッションは耳をすっぽり覆うオーバーイヤータイプ。
ヘッドバンドは低反発に優れるクッションですが、印象に残るのはあえて赤の縫い目を使ったアクセント。これだけで高級感がグンとアップ。
広い可動域を活かした折りたたみ式
スライダーによる調節はもちろんOK。
柔軟性と可動域を活かして様々な形に変化します。
コンパクトに折りたためば収納袋にスッと入って持ち運びにも便利。
OneOdio Pro10はスタンド不要で絵になるスタイル。他のカラーを揃えて並べてみたくなりました。
カラーに関してはブラック、グレー、ピンク、ブラックレッド、グリーンなんですけど、グリーンだけ拡張マイクで仕様が異なるのと、それぞれ微妙に価格が違うのも注意点。
3.5mmと6.35mmジャックを搭載
それぞれのイヤーカップに備える2タイプのオーディオジャックで様々な機器に接続可能。
これ初めて使ってみました。
色々使えるのはたしかですが、だからと言って無理にハードルを上げる必要もなく普段使いでスタンダードに使えます。
ただ2つのプラグを同時活用もできまして、
この場合は音がMIXされます。曲当てクイズ的な使い方をされるかたはそうそういないとして、様々な用途に使えるのはたしかです。
6.3mmプラグはギター、アンプ、電子ピアノやエレクトーンなどオーディオ機器にそのまま使えます。もう一方をスマホに繋げてメロディーに合わせて弾いてみるなんてことも。
また有線ヘッドホン同士を繋げることで1つのデバイスの音源をシェアも可能。こんな使い方できたらという理想を叶えてくれるヘッドホンです。
使ってみた感想。音質や装着感
締め付けは強めですがイヤーパッドは大き目で柔らかめ。細かな調節が聴くので子供でも大人でも長時間使用しても疲れにくいです。
軽さはメリットですが予想以上で逆に不安になりましたが、実際のところ作り込みに粗さもなく完成度は高い。
またこの価格なので多少雑に使っちゃいそうですが、傷も付きにくく耐久性もありそうなので問題なさそうです。
モニターヘッドホンにつき音楽鑑賞用としてどうなのかと思いましたが、クリアな音と重低音に迫力を感じます。ボーカルの声もハッキリと綺麗で感動すら覚えました。
OneOdio pro10レビューまとめ
淡泊ですけどカッコ良さと扱いやすさ、迫力あるサウンドで気に入りました。久々に有線ヘッドホンを使ってみましたが、どしっと構えて使う分には最高です。
5,000円以下の有線ヘッドホンをお探しの方におすすめ。予算を上げれば満足度も上がるとは限りません。OneOdio pro10はこの価格帯での満足度はひたすら高いでしょう。
ノイズキャンセリング(ANC)が欲しい~って方には同社のOneOdio A30が必見です。使い勝手が最近使った製品の中でNO.1でした。