三角コーナーの生ごみを放置して大変な目に合ったことがありまして、コバエが寄り付くのはまぁ珍しくもないのです。
が、その日はいつも違い、良く見ると白くてウネウネしたのが三角コーナーを離れ、シンクやキッチンを徘徊していると言う…。おぞましい光景。
やつらの卵は最短1日で孵化するらしい。
特に夏場の生ごみは驚きのスピードで異臭を放つまでに腐敗するため、面倒でもきちっとしなければ!という思いで処理してきたわけですが、これがあれば夏場も乗り切れそう。
生ゴミ処理機のNAGUALEP(ナグアレップ)
三角コーナーの代わりにこちらにポイポイ生ごみを入れていき、溜まればスイッチオン。2~4時間後には生ごみが約8割削減。
しかもパリパリに乾燥されてニオイもしなく、処理された生ゴミの粉末は土と混ぜて天然の有機肥料として使える!
という神製品。こちらお試しの機会をいただいたので感想をレビューしていきます!
Makuake:生ゴミ処理機「NAGUALEP」
おしゃれな生ゴミ処理機が登場
第一印象はおしゃれ&かっこいい生ゴミ処理機。堅牢性、重厚感、高級感という言葉がどれも当てはまるキッチンや玄関にどどんと置きたいデザインです。
高さ40㎝は小さめのゴミ箱ほどで、重さ約8.5kgで女性でも運べるくらい。家庭用コンセントに繋ぐだけなので工事不要ですぐに使えます。
5㎝ほど回すとロックが解除される
使い方は超が付くほど簡単で、生ゴミを入れてスイッチを押すだけです。金庫ですか?と思えるセキュリティー対策でもされてそうな重ための蓋を外してみよう。
中の処理容器は2Lの大容量で三角コーナーよりも生ごみが入りそう。ファミリーでも1日分なら十分に収まるサイズです。
処理容器の底に取り付けられた研磨棒が左右交互に回転するので、大きなゴミでも引っ掛かりにくく、引っ掛かった場合でも自動停止してLED点滅でお知らせしてくれるんですと。
こんな感じで持ち運べるので、これだけキッチンに置くとゴミ入れが楽ちん。
処理容器はセラミックテフロンコーティングを施したアルミニウム素材で、焦げ付きにくく汚れが落ちやすくなってます。
外観から内部に至るまで品質の高さが伝わりました。
NAGUALEPで生ゴミを処理してみた
ということで実際に使っていきます。入れたのは柿の皮やら白菜の切れ端などで、処理容器の半分に満たないくらいの量。
この電源ボタンに触れるだけで運転が始まり約2~4時間で完了するとのこと。
設定すらないのはなぜ?
と率直に思ったのですが、内部の水分状態から処理に必要な時間を自動計算。完了後は自動停止するので無駄な電力を使わない。という優れた特徴のおかげ。
稼動中は下部が青く光って綺麗だなーと。
それよりも静音性の高さ。こんなにも静かに処理してくれるとは思わず、これなら昼夜問わず就寝中でもお任せできます。
ここでNAGUALEP(ナグアレップ)稼働中の感想。
- 生活音の中では気にならない動作音
- 触っても暖かいくらいの温度
- ニオイがしない優れた脱臭力
稼動中でも生活に支障をきたすことなく赤ちゃんも起きないであろう静けさ。誤って子供が蓋を開けてしまっても自動停止する安全設計になってます。
さて、量が少なかったのか2時間ほどで青いLEDが消えて無音になりました。作業が完了したようなので開けてみます!
・・・いや、凄くないです?
8割削減どころじゃない気がしますけど柿も白菜もほぼ水分だからなんでしょうかね。それにしても感動。
比べてみると差が歴然です。
蓋を開けてもブワ~っとニオイを発することもなく、鼻を近づけると暖かさとほんのり香ばしさを感じるくらいです。
内部の温度は最大126℃までに上がり、水分の蒸発と同時に嫌な臭いをシャットアウトするとのこと。
パリパリのサラッサラでドライフルーツみたいになりました。
これは燃えるごみとして捨てても良しですが、土と混ぜると天然の有機肥料になるので観葉植物・ガーデニングに最高です。
NAGUALEPで処理できるもの
次のものは投入しないようにご注意を。熱い油、大きな豚・牛の骨、牡蠣の殻、生ごみ以外のゴミ。
あまりに硬いものは内部を傷つけて劣化させる可能性があるので気を付けたいところですが、卵の殻、エビやカニの殻、魚の骨などは余裕でほとんどの生ゴミは処理可能です。
電気代
気になる電気代は1回(約3時間)として約11円/1日。毎日使っても1ヶ月350円はとても経済的です。
※1kWh単価26.00円で計算
処理後のお手入れが簡単
掃除はとても簡単でした。
処理容器のコーティングが優秀なのでウェットティッシュで拭くだけでトゥルンと汚れが落ちますし、食器と同じように丸洗いしてもOKです。
強力脱臭の秘密は超強力活性炭フィルター
背面を開けると活性炭フィルター
NAGUALEPには超強力な活性炭40,000個分を使用した脱臭フィルターが搭載されてます。
実は既に悪臭を放っていた生ゴミを試してみたのですが、それでも稼動中はニオイがしなく処理後は香ばしいニオイへと変わっていました。
ただし活性炭は交換が必要で、約6〜8ヶ月に一度の交換が推奨されてます。
・使用頻度により異なる
・自分で取り外して交換できる
活性炭はNAGUALEPが一般販売された後もECサイトで買えるようになるとのことですが、プロジェクト中はかなり安く買えるので予備に買うと大変お得。
色んな生ゴミを処理した感想
毎日の生ゴミ処理が不快から楽しさに移り変わってきまして、色んな生ゴミを試してみたので少し紹介していきます。
ちなみに商品ページになかなか重要なことが記載されてまして、
- ご飯、麺、バナナ、トウモロコシ、ジャガイモなど糖やデンプンを多く含む食品は単独で処理せず他の生ゴミと一緒に処理するように。
- 処理前に生ゴミは水と油をよく切ってください。油が多いと乾燥できません。
基本を守りつつですが、とはいえ小さな子供がいると食べ残しやらなんやら凄いので、これは大丈夫かな~と半信半疑で入れた生ごみがこの写真↓
バナナの皮とネギ、多めのご飯と納豆やら。粘ってるのをギュッと押し込んだので最悪停止するまであるんじゃないかと思いましたが↓
凄いですね!さすがにデンプン多めで油っぽいとパラパラしませんが、一瞬消えたと思ったほど削減されてました。
手のひらサイズになって捨てやすい!
また別の日は…
白米、ドーナツ、ネギ、ドーナツの食べ残し、麦茶のティーバッグをそのまま入れてみる。(汚い画像をごめんなさい。)
同じデンプンを含んでも油分がなかったのでパリッと仕上がってます!
量が多めだと4時間ほどの処理時間。油分を含むと手に付くまでとはいかなくても多少オイルっぽくなる。野菜や果物はパリッパリのサラッサラになる。
という感想を得ました。その日の生ゴミはその日に処理するのが1番です。
ちょっと強引かな~っと思った生ゴミに予想以上の処理能力を知れて大満足な結果です。が、出来る範囲で水分と油分は減らしていきましょう。
動画でチェック
使ってみた一連の流れを1分40秒ほどにまとめてみました!
まとめ
悪臭、廃棄方法、虫など悩みの原因になるものばかりの生ゴミですが、生ごみ処理機は多くの問題を解決できるのでおすすめです。
Makuakeでは2021年11月29日まで応援購入が可能。現在は終了して一般販売開始されてます。
家庭の生ゴミが減ると国としても多額の処理費用が削減されることに繋がります。
このため処理機を購入する場合、自治体によって購入費の一部を補助する制度があるので調べてみてはいかがでしょう?「全国の生ごみ処理機助成金制度」