空気の除菌ができる加湿器!
てことで珍しいタイプであるMilin除菌加湿器を以前にレビューしたのですが、Amazonでは売り切れ頻繁になるほど人気になって驚いてます。
その時の記事が下記でして、
以降は自宅で愛用していたわけですが、新型モデルが登場したからには使わないわけにはいきません。
従来の2Lから4Lへと2倍もの水タンクを備え、オートモードでは設定した湿度まで自動で加湿オンオフしてくれる素晴らしき機能。
そしてLEDデジタルパネルで現在の湿度が常に表示されるようになりまして、使いやすいと思っていた前モデルを遥かに凌駕する使い勝手の良さでした。
Milin除菌加湿器とは
加湿しながら空気の除菌もできる1台2役の加湿器です。
一般的な加湿機能に加えて除菌ボタンが搭載されており、ワンタッチで空間除菌がスタート。
その効果は室内の99.9%以上の雑菌を除去する優れもの。2時間後には通常の加湿モードに戻ります。
下記は除菌実験データに基づく数値です。
細菌名称 | 除菌効果 |
白色ブドウ球菌 | 99.94% |
黄色ブドウ球菌 | 99.99% |
大腸菌 | 99.99% |
天然バクテリア | 99.99% |
H1N1亜型 | 99.99% |
※30㎥を2時間除菌した結果
電解水除菌の仕組みは下記のとおり。
電解水除菌技術は電化学反応を用いて、水(H20)をヒドロキシルラジカル(HO)と除菌因子−基底状態酸素分子(O)に分解します。
加湿機能の超音波霧化技術によって空気中に広がり、空気中の細菌の細胞膜及びDNA/RNAを破壊して除菌します。
Milin除菌加湿器は水と霧をキャリアに安全で無害な技術を採用。除菌後は中性水分子に還元されるため肌にも体にも優しい特徴があります。
また市民の健康と自然環境の保護を目的としたアメリカ合衆国環境保護庁(EPA)の厳しい審査基準を満たして認可を受けた加湿除菌器です。
大容量の4L!Milin除菌加湿器 MLHM002 レビュー
こちらが4LタイプのMilin除菌加湿器(型番MLHM002)。専用パッケージから取り出したままの状態です。
サイズは34×22.5×16.5cmとそれほど大きな製品ではありませんが、最大40畳を加湿&除菌するパワーを備えてます。
ちなみに以前紹介した2LタイプのMilin加湿器(ML9HM0010)はミスト量は変わらないものの、最大10畳まで。
左が2Lで右が新型の4L。どちらもシンプルでどんな部屋にも合うデザインになってますが、比較してみるとサイズの違いは一目瞭然。
仕組みや構造なんかは同じですが、タッチパネル3つの旧型に対して新型は6つに増えており、より痒いところまで手の届く仕様になりました。
ちなみにお値段ですが、
・2Lは10,999円(税込)
・4Lは15,999円(税込)
ちょこちょこ大幅に割引されるクーポンが発行されるので、商品ページをチェックしてみて下さいね。
外観
全体像は白一色でおしゃれなデザイン。ACアダプターからコンセントに変わってスッキリしているのが何気に嬉しいポイントです。
正面からでも見えるサイドの縦ラインでは内部の水量が確認できます。
下部にはタッチセンサー対応の6つのパネル。
- 電源オンオフ
- 3段階のミスト量変更
- 恒湿(オートモード)
- 除菌モード
- 電源オンオフタイマー(1~8時間)
- 睡眠モード/LED点灯ボタン
グッと押す感じではなく軽く触れると反応良く操作できます。
これまでと違うのがオートモード、タイマー、睡眠/ライトモードが追加されたことで、これにて相当使い勝手が良くなったと実感してます。
機能については後述します。
側面にはアロマオイル専用ボックス搭載で、押すとポンと飛び出して引くと外れます。加湿と共に香りを楽しむことも可能です。
アロマ対応の加湿器でもこうした専用ボックスがないのは要注意で、直で水に混ぜるようなものはおすすめできないのが実態です。
上部には吹き出し口と、蓋を外すために設計された穴。こんな感じでひょいっと持ち上げるとなんの抵抗もなく外れます。
タンクは広々として水を入れやすく、メンテナンスのときにも楽な構造で助かります。
またわざわざ本体ごと移動して水を給水しに向かわなくても、
持ち上げただけでタンクはあっさり外れる仕組みになってます。
これで給水楽々です。
タンク下の水槽には取り外し可能の浮きが搭載されており、水が少なくなればタンクから給水されるよう設計されてます。
超音波加湿器のデメリットの1つはマメな清掃なんですが、milin加湿器は水垢やヌメリも付きにくく個人的にはだいぶ楽に感じます。
こんなこと言うとあれですが、1ヶ月フル稼働してもメンテナンスは必要なく感じました。怒られるかな(`・ω・´)
こちら液面チェッカーで、取り外して清掃できます。水が入ると浮くので、水の存在を確認してくれるわけです。
てことで早速給水して使っていこうと思います。
見にくいですがMAXギリギリまで水を入れて元に戻すと、水槽に水が入るので水位が下がります。
パワフルなミスト量
電源をオンにした瞬間にミスト上昇します。最初はデフォルトの設定なのでここからお好みの設定に変えていく感じです。
パネル上部には現在の湿度がリアルタイムにLED表示されるのがおしゃれで便利。
またタンク内部には青のLEDで水量の確認がしやすくなってます。(ライトのオンオフ可能です。)
ミストは3段階で手動設定できますが、最大では圧巻のミスト量。
本体の数倍の高さまで上昇するパワフルなミストを眺めて、しみじみ加湿器の効果を実感するのが好きだったりします。
そばにいるとヒンヤリして気持ち良いです。
1時間のミスト量は下記のとおり。
強:300ml
中:200ml
弱:100ml
このため設定により目に見えてミスト量の違いがあります。
オートモードが便利
現在の湿度の横に表示されるAマークは恒湿モード。
設定した湿度に保ってくれるモードであり、パネルを1回押す度に5%ずつ上昇していきます(30~80%の範囲で設定可能。)
例えば60%に設定すると到達するとオフになり、5%低い55%になると再びオンになって一定の湿度を保てます。
このモードは以前のモデルには搭載されてなくひたすら便利に感じた機能です。
ちなみに、室内で快適な湿度は50~60%と言われており、40%以下になると乾燥を感じ始め、インフルエンザウイルスが活発化します。 逆に60%を超えてくるとダニやカビが発生しやすくなります。
1タップでOKの除菌モード
除菌モードを押すと盾の様なマークが現れます。操作はこれにて完了と、実はとても簡単な除菌です。
除菌モードは2時間に固定され、強ミスト(除菌0.5時間)→中ミスト(除菌0.5時間)→弱ミスト(除菌1時間)の順序で自動で切り替わり、その後は加湿中モードに変わります。
この2時間で室内99.9%の除菌の完了です。
というのは前モデル同様の仕様なのですが、本機で追加された新システムがカスタム除菌モード。
除菌ボタンの2秒長押しで突入し、ミストボタンで弱中強の設定、タイマーボタンで1~5時間の範囲で運転時間の設定が可能になりました。
これまでは除菌は2時間で終わるのかと、そんなお声もあっただけに最大5時間除菌は嬉しいところ。
なお強除菌を5時間の場合で最大40畳の加湿除菌が完了するとのこと。
オンオフタイマー機能搭載
タイマーボタンではオフに加えてオンも可能。
運転中に押すとオフタイマー。待機モード中に押すとオンタイマーになりまして、1~8時間の範囲で設定ができます。
睡眠モード/ライトコントロール
点灯しているタンクの青LEDは睡眠ボタンを1回押すと消灯します。
こんな感じでデジタル表示だけになりますが、睡眠ボタンを長押しするとデジタル表示も消すことが可能です。
お月様マークのみになり操作音も無音になるモード。
就寝時はデジタル表示だけで何気に周辺が結構明るくなるので、それが嫌な場合にはこの睡眠モードが最適になります。
使い勝手最高の除菌加湿器でした
正直なところ除菌の効果は今のところ実感ありません。そのうち、あれ?なんか風邪引かなくなった?と感じれたら本望である。
それは置いといて、加湿機能だけでも素晴らしい性能です。
吸水、掃除のしやすさ、十分な加湿能力、湿度を保てるオートモード。などなど、こちらを使い始めてからフル稼働でお世話になってる次第です。
まとめ
素晴らしい進化を遂げた4LのMilin除菌加湿器でした。
2Lタイプが物足りないのではなく、4Lタイプが凄すぎたような感想です。
お部屋の大きさと使い勝手を考慮して選びましょう。