・もうそっとしておいて
・お願いだから話しかけないで
口内炎が重症化した時にいつも頭に浮かぶセリフです(笑)
ちょっと大袈裟に感じるかもですが、しゃべるのも辛く動いた時の振動ですら苦痛になりえる可能性を秘めてます。
たかだか口の中の炎症と思われるかもしれないですが、ほんと悪魔で日常生活にも支障をきたしてくれますよね。
この口内炎について言わせてもらいますと、
・なる人はなる!!
・ならない人はならない!!
これは確かなことだと感じてるのは口内炎に悩まされ続けて30数年の私!
ビタミンや野菜が大事?
全 然 無 関 係
とも言えないですが、全てそこに結び付けてくるのはいかがなものかと思います。
正直イラッとします。
超ベジタリアンが口内炎のオンパレード。野菜はただの草と言い張る野菜嫌いマスターが口内炎知らず。
なんてこと珍しくない事実でしょ。
ということで今回は私の自論も含めてお話ししたいので宜しくお願いいたします。
口内炎の原因
口内炎の原因とされる誰もが連想する2点。
- 野菜不足
- ビタミン不足
とはいえ単純に摂取しただけではほぼ効果はないと思いましょう。原因として考えられるのはこれだけではなく、
- 口内に傷を負った
- 日々の蓄積された疲れ
- 睡眠不足やストレス
これらも一因とされており、全て回避するには生活リズムそのものを見直すことに繋がりまして実際困難です。
こんなことを言われた経験はないですか?
- もっと野菜を食べなきゃ!
- 口内炎ができるのはビタミンが不足してるからだよ!
うるせー!
本当にビタミン不足なの?
完全否定はしませんが、摂取しただけで簡単に解決できる問題ではない事は知っておくべきです。
例えば我が家の次女。
口内炎発症率が極めて高く、落ち着く暇もなく繰り返す。口内炎になりやすいだけでなく重症化しやすい特徴も併せ持つ。
娘スペック
規則正しい生活を送る中学生。肉より魚が好きで野菜はもっと好き。人参やピーマンなど嫌いなものランキング上位をむしろ好むベジタリアン。
しかし残念なことに父親が私である。
私は幼少の頃から現在まで口内炎と常に付き合ってきた口内炎マスターです。いま思えば当時、家族内で口内炎に苦しんでるのは私だけでした。
この文章を執筆している今も絶賛口内炎中です。
時は経ち、家族を持ち、そして次女の存在があるわけです。
基本的には子供の給食以外は食べ物も生活リズムも同じ。
にもかかわらず、決まって私と次女は口内炎率が激高で、この2人以外からは口内炎という言葉を聞いたことすらありません。
突然ですが結論です。
口内炎の原因は遺伝と体質の要素が大きいでしょ。
かみ砕いて言わせていただくと、口内炎になりやすい人となりにくい人は確実に存在し、これらの極端なケースは遺伝と体質が原因である確率が高い。間違いない。
たまぁになるかな?程度の方はこれを含めません。
私だけではなく、口内炎に日々悩まされる人に確認してきたところ、その親も同じような経験をしている確立は極めて高いです。(個人的体感)
最善の対処方法
では一体どうしたらいいの?
さて、最終段階ですがまず理解して頂きたいのは口内炎に特効薬はありません。
どんな薬を使おうとも少なからず我慢を必要とするのが口内炎!頭痛や腹痛と違い「あれ?治った」なんてことはまず期待できません。
そんなものあればぜひ教えてください私に。お願いします。
とはいえ、口内炎とのお付き合いが長いと緩和して楽になる方法も少なからず存じております。
例えば、直接患部に塗って一時的に和らげる軟膏タイプの薬。おそらく使ってる人も多いと思いますが、軟膏タイプならデンタルクリームが良い。
これの何が良いって局所麻酔成分が入ってるため麻痺させて痛みを和らげるのが最強。加えて殺菌、消炎成分で治りも早める効果有り。
第2類医薬品で市販でも購入できるので緊急時のために備えておけば心強いです。
次に日頃のケアは口内の清潔を保つことで、1番刺激の強い紫のLISTERINE(リステリン)を使ってます。
口内の菌を減らすことで口内炎予防に繋がりますが、歯磨きでは30%ほどしかキレイにならないんですって。残りの70%を退治する役目がこれ。
正直口内炎を抜きにして、使うと恐ろしくスッキリするし虫歯・口臭・着色・ネバつきにも効果あるので全人類に使ってほしいやつです。
ちなみに口内炎中に使うと刺激倍増で苦しみますが、治りは早くなるのでほんとおすすめします。
うがい薬のイソジンも効果高いですけど。
口内炎は体調不良のシグナル
直接結びつきやすいのが体調不良。
口内炎の発症に気づいた時にはまず自分の体調を気にします。先に口内炎、後に風邪の症状というパターンが多く、免疫力の低下を真っ先に教えてくれるのも口内炎。
口内炎は体調不良のシグナル。
口内炎になりやすい人は体調不良で免疫力が弱まり発生しやすくなります。正直言って対策してもなる時はなるので、いかにして付き合っていくのかも大事です。
お子さんが「なりやすい体質」の場合は理解してあげて欲しいのが本音です。本人は周りが思う以上に苦しんでいるはず。
なりやすい人は頑張って対策してもなりにくい人には勝てません。