ジョウズジャパンが手掛けるIQOS互換機「jouz」
2019年iFデザインアワード受賞
世界最高峰の1つであるデザイン賞受賞には驚き。そんなjouzからついに新モデルが登場したので早速レビューしていきますね。
ちなみにjouz20は過去にレビュー済。
2019年4月9日に発売された今作はjouz20の上位バージョン
本革仕様のプレミアムモデル
製品スペックは旧モデルのjouzを踏襲した本機ですが、アプリ操作でこれまでなかった機能を備えて高級感もアップしてます。
この価格帯をどう思うのか。ってとこがjouz 20 Proを選ぶポイントの1つになるんですけど、IQOSより完全に使いやすいですよ。「極端にデザインが無理!」とかならまぁ分かりますが、そうでなければ…。
てことで、本機のデザインもしっかり見て欲しいので、画像多めでレビューしていきます!
旧モデルのjouz20はどうなるの?新旧比較!
jouz20 Proがついに発売!!だからと言ってjouz20の時代が終わったわけではありません。
左「jouz20」右「jouz20 Pro」
スペックを比較してみました。
jouz 20 | jouz 20 Pro | |
価格 | 6,980円 | 12,980円 |
サイズ | 22.6×23.6×101mm | 22.6×23.6×101mm |
バッテリー | 1250mAh | 1250mAh |
重さ | 58g | 63g |
吸引本数 | 20本 | 20本 |
吸引時間 | 約5.5分/14パフ | 約5.5分/14パフ |
予熱時間 | 約20秒 | 約20秒 |
クリーニング | 有 | 有 |
バイブ | 有 | 有 |
温度変更 | 無 | 3段階 |
Bluetooth | 不可 | 可 |
変更箇所が赤
jouz20 Proで新たに追加された機能2点!!
- 温度変更
- Bluetoothスマホ連携
さらにBluetooth機能はスマホ連携することで操作可能!!
- バッテリー残量確認
- 3段階の温度管理
- チャイルドロック機能
- セルフクリーニング
- ファームウェアの更新
- デバイス名の変更
ファームウェアの更新でいつでも最新の状態にアップデート、3段階の温度変更で好みの吸い応えに調整できるのは正直でかいですな…。
チャイルドロック機能は本体操作を無効にできる安全仕様ですし、これらの操作や本革プレミアムモデルに惚れたなら迷わずjouz 20 Proですよね。
ところで基本性能を踏襲してますが何度か計測したところ、
jouz20 Pro→約5分/16パフ
こんな感じ。少し時間が短くなってますが吸引回数が増えてました(個体差??)個人的には5分も長く吸わないので今回の方が好きなんだけど、どうなんでしょ。
ここまでの比較で思うところ、追加機能が必要ないと感じる方には旧モデル「jouz20」でも十分満足させてくれますよ。
でも、どっちが良い?と聞かれればそりゃjouz 20 Proになります。
jouz 20 Proレビュー
2つのカラーはネイビーブルーにワインレッド。ブラックではありません。キャップ部はメタル素材で本体部は高級感溢れる本革です。この本革モデルがとにかくおしゃれで反則的にカッコイイ!
jouz 20 Proの付属品
本体の下に同梱される内容物。microUSB充電ケーブル、取扱説明書、クリーニングブラシに綿棒セット。
それからダストカバー2つはヒートスティック挿入口の蓋です。埃や異物や臭い漏れを防ぎますが、完全な独立タイプなので紛失には気をつけるべき。
外観
他で味わえない本革モデルが魅力ですよね。てことはですよ、長く使えば使うほど味がでるのではないでしょうか?
とはいえ、加熱式タバコもリチウムイオン電池ですから寿命もあります。jouz 20 Proの内臓バッテリーは繰り返し約500回のようです。つまり毎日20本喫煙する人だと毎日充電することになり、その場合だと1年半弱が寿命ってところでしょうか。
「まじか!!」と思わないで下さいね!大体どれも一緒でIQOSも約365回と公式で公表していたこと。
電源ボタンも本革で包まれて目立たない存在です。もしかすると、「分かりにくい!」って指摘されそうですが、指の感覚で分かるので大丈夫です。
普段は見えない充電ポート
充電は底部から。普段は隠れてますが、てこの原理で充電ポートが出現します。残量はLED点灯の個数で判断可能、3つでMAXになり消灯します。
キャップ部はマグネット式タイプ
加熱方式ブレードタイプはヒートスティックをキャップごと持ち上げる必要がありますが、jouzはこの動作が最高に楽。マグネット式だから脱着が容易です。
最近では増えてきたマグネット式なんですけど、親指1本でここまで安定したスライドができるのはjouzシリーズくらいです。
内部も見やすく掃除も苦になりません。高温加熱の加熱式タバコのキャップ部は重要なところですが、長く使っても問題なしの耐久性も備えてます。
jouz 20 Proの使い方
使い方は旧モデルjouzと殆ど変わりません!!
アイコスヒートスティックを挿入して電源ボタンを2秒長押し、振動とLEDが予熱開始のお知らせです。
約20秒でLEDが3つ点灯し、再びバイブレーション。この状態で喫煙OK。なお喫煙時間は約5分or約16パフ程度。
操作方法まとめ
予熱開始:2秒長押し
加熱中断:2秒長押し
温度変更:3回連続押し
クリーニング:6秒長押し
バイブ機能は予熱開始、喫煙開始、残り2パフで採用され最後はひっそり終わります。その他にも温度変更やクリーニング時にも振動するため分かりやすくなってます。
実際jouz20 Proを喫煙してみましたが吸い応え、喫味はIQOSと比べても遜色ないです。温度変更可能になったことで幅も広がり、好みの設定で喫煙できます。
公式サイトではこう説明されてます↓
たばこの加熱温度は、高温であるほど渋みがまし、低温であるほどまろやかになります。「jouz 20 Pro」では、加熱温度を自分好みに選べるので、自分だけのこだわりの味を見つけることができます。
引用:jouz公式
喫煙が終わればキャップごとスライド!
こんな感じでヒートスティックを抜くだけです。結構ですね、「挿入しにくい」「抜きにくい」といったデバイスもあるのが事実。
しかしjouzは挿入しやすく抜きやすい絶妙な加減をキープしてくれます。至る箇所がバランス良く造られており使いやすいんですよ。ジョウズ。
1箱喫煙でメンテナンスを推奨!
ここで活躍するのがクリーニングスティック(綿棒)とクリーニングブラシ。加熱式タバコは繰り返し使うと確実にマイルドな味を損ないます!なので定期クリーニング、できれば1箱喫煙するごとがおすすめです。
クリーニングブラシの蓋にはフックが取り付けられており、取り外すことができます。
加熱部に残ったヒートスティックがあればこのフックで掻き出すことが可能。
ブレードの掃除にはブラシ側をカパッとはめて右へ左へ回転させることでクリーニングしていきます。仕上げにクリーニングスティックを使うと黒くなったブレードが輝きを取り戻します。
さらに頑固な焦げ付きは電源ボタン6秒で作動するクリーニングを実行すると、付着物を焼き切る感じで効果は高いです。
日々のメンテナンスは大事!
Bluetoothで連携してみた!
jouz 20 Proの最大の特徴とも言えるスマホ連携を早速試してみました。まずアプリ必須で現在のところGoogle Playのみでインストール可能。
jouz
Ankerposted withアプリーチ
このアプリがあればスマホのBluetooth機能で簡単に連携できます。
スマホ側のBluetoothをONにすると接続デバイスのjouz20 Proを勝手に検索してくれます。初期設定に必要なシリアル番号下4桁はデバイスに記載されてるので安心です。
操作画面では充電残量の確認から温度の変更も可能。本体操作を無効にするチャイルドロック機能はワンタップでON/OFFでき、セルフクリーニングもスマホで操作可能。
こんな感じでワンタップ開始。しかも喫煙を続けると「クリーニングして下さい!」と教えてくれたりもします。ファームウェアの更新でアップデートが可能なので、今後の追加機能にも期待できるかも?
まとめ
jouz 20 ProはIQOS互換機と呼ぶのが勿体ないくらいでレベルが違いますよね。jouzはjouzで良いんじゃないでしょうか。
立派なブランドです。
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