新型のIQOS(アイコス)3がようやく手元に届いたのでレビューしていきますー!発売は2018年11月15日。前モデルの「IQOS 2.4 Plus」は昨年のひな祭りでこの度は七五三となりました。
約1年半ぶりの新製品は2モデルの同時発売。まだかまだかと心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。
1つ目は「IQOS 2.4 Plus」の進化verとなるIQOS 3で、こちらはアイコス特有のホルダーとチャージャーに別れたタイプ。2つ目はアイコス初となるバッテリーが一体型の全く新しいIQOS 3 MULTI(マルチ)。
パッケージデザインはほぼ同じです。
横開きの外箱のため開閉防止に厚紙が被せてありまして、これで本体の色を判別できます。IQOS3がホワイトでマルチがゴールドになります。
この記事ではIQOS3のレビューになるので、一旦MULTIには休んどいてもらいますね。
IQOS3のグレードアップ版になるIQOS3 DUOが登場しました!
IQOS 3の付属品とスペック
凄いです。高級感。
最近はIQOS互換機ばかり紹介していて忘れてましたが、細部の作り込みは本家がNo.1ですね。高価なスマホを開封する時のようなワクワク感があります。内部はおせちの三段重みたいに分かれてまして、取り出した同梱品が以下。
際立って珍しいものはないですね。
- 本体(ホルダー+チャージャー)
- USB充電ケーブル(Type-C)
- ACアダプター
- クリーニングツール各種
他に取扱説明書になります。
気になるスペックは未公開の部分もありますが、
価格 | 8,980円 |
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重さ | 103g |
喫煙本数 | 約20本 |
喫煙時間 | 6分(14パフ) |
ホルダー充電 | 約3分30秒 |
フル充電 | 約2時間 |
バイブ機能 | 有り |
クリーニング機能 | 廃止 |
動作温度範囲 | 0~50℃ |
こんなところでしょうか。
バッテリー容量は不明です。
実際計測したところ
ホルダー充電 | 約2分20秒 |
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予熱 | 約20秒 |
クリーニング機能が廃止になり価格は3,000円UPしてますが進化は著しいです。IQOS3は基本2.4Plusを踏襲したモデル、デザイン一新と充電時間短縮につき、使い勝手は確実に向上しています。これからの購入なら新型一択とみて良いでしょう。
ちなみに公式でのホルダー充電は旧モデルより40秒短縮の3分30秒のはずなのですが、何回計測しても劇的に速くて2分20秒程度のタイムでした。もしかしたら個体差があるのかも?
外観はスタイリッシュに!
本体のサイズは高さ11.47cm、幅4.6cm、厚さ2.288cm。
IQOS 2.4 Plusより高さと厚みを僅かにプラスしてますが、幅をギュッと縮めたことでスタイリッシュな見た目に仕上がってます。
ホワイトの正式名称はウォームホワイト。手触りはマットな素材で滑りにくく、今回から採用のドア部だけ光沢があります。
カラバリは全4種
他3種はブリリアントゴールド、ステラーブルー、ベルベットグレー。どの色味も控えめで馴染みやすいため選択に迷いそうな印象です。
IQOS3はドア開閉タイプ。ドア下部を押すとてこの原理でホルダーが出てきます。IQOS 2.4 Plusまではスイッチ自動開閉のため、多用に耐えられなくどうしても故障の原因になりがちでした。ドアタイプはスイッチやバネも使わない仕様で確実に不具合は減りそうです。
自分だけのIQOSにカスタマイズ可能
ドアカバーはマグネット固定で簡単に脱着可能。カバーとホルダーキャップは12色販売されてまして、計576通りのカスタマイズで差別化ができます。
ホルダーの大きさにほぼ変化なし
IQOS 2.4 Plusに比べると2mmほど短いですが見た目で変化を感じません。
IQOS 3のホルダーとチャージャー分離型は今では珍しいモデルでして、デメリットは双方に充電がいるため待ち時間が必要。これが話題になりやすいですが、メリットはホルダーの小型化です。
アイコスヒートスティックの喫煙に使うデバイスとしては、断トツで小さくとても軽いです。
キャップの取り外しがきつめに設計されてるので、片手で外すには少々難があるかもしれません。
ホルダーの変更点は下部にマグネットと丸い接点。チャージャーにガッチリくっつく仕様で、何より今回は収納に向きが関係ないため便利です。
「向き」と言えばこちらも大きな変更点↓
今作から採用USB Type-C
Macbookで採用されるこの形状。最近ではあらゆるデバイスで目立ち始めたUSB Type-Cを初搭載。USBコネクタの向きに関係なく差し込めるので確実に楽になります。
さらに別途で変換アダプタが。
付属のUSB充電ケーブルは当たり前にType-Cなんですが、別途で変換アダプタが1個ついてきました。従来のType-Aもこの変換アダプタのおかげで問題なく使えます。
丸みのあるボディですよね。
幅広のLEDインジケータは4段階の充電残量を表します。消灯は0%、現在の1つ点灯では25%。
IQOS2.4Plusはクリーニングボタンも搭載してましたが今作では廃止。よって1つのボタンだけ装備されてます。機能は電源ON/OFFに、1プッシュすれば充電残量の確認ができます。
さて外観はこのくらいにして、ここからは使い方と感想に入ります。
IQOS 3の使い方と喫煙した感想
吸うまでのモーションに変更点なし。
ホルダーの充電時間は40秒短縮
まずホルダーをチャージャーに格納することで充電開始。
するとLEDが点滅し、消灯すれば完了。
その時間2分20秒。
公式では3分30秒とありましたが、かなりの誤差。これが全ての個体にあてはまるなら劇的な高速化なのですが…。
取り出してホルダーのLEDが点灯していればOK
こんな感じで白色LEDが点灯すればいつでも使える状態にあり、ほっとけば消灯する仕様ですがいつでも次のステップに進めます。
スティック挿入、ボタン長押しで加熱
ブレードタイプなのでスティックは真っ直ぐ挿入。2秒ほど長押しでバイブとLED点滅が始まります。
予熱は約20秒
予熱完了で再びバイブが作動して喫煙可能。完了です。ここから6分の喫煙時間、もしくは14回の吸引で終了になります。
喫煙後はキャップをスライド
スライド→スティック取り外し
この手順を踏まないとタバコ葉だけ中に残るので注意が必要です。
率直な感想
実際使ってみて、吸い応えはこれまでと変わりないですね。特に最初の状態だと内部も綺麗でパワフルなため味はマイルド&クリアです。
きつくもなく弱くもない絶妙な設定。ということもあり、加熱式タバコのメンテナンスは初期の味を維持するためにとても大切なんです。
付属のクリーニングツールは装備されてますが、スティックは無くなれば購入必須。ちなみに、Amazon等で購入できる電動クリーナーはIQOS3でも使用できました。
コレ↓
便利なんですよぉ~。一般的にブレードの掃除はブラシと綿棒でゴシゴシと汚れを落としていきますが、電動だとウィーンと数秒の出来事。(詳しい使い方は下記に別記事として記載。)
さて、新型IQOSは性能や使い勝手が改善され、特に時間短縮と故障の恐れが軽減されたことに強みを感じます。あとは長く使えることを祈るのみかと。
メンテナンスが良く分からないぞ!
という方がいましたら、お暇な時に下記を拝見してみて下さいね。
保証期間の延長で安心
メーカー保証期間は製品登録すると6ヶ月から1年に延長。
自尊でも無償交換制度
ポケットチャージャーとホルダーは1回(MULTIも対応)まで交換可能。万が一の初期不良や突然の故障でも、手厚い保証があるため安心して購入できるでしょう。
まとめ
これまでIQOSに関しては、
充電の待ち時間が!
不具合が!
と、まぁまぁディスってきたんですが
どうやら卒業できそうです。
さらに2019年8月26日よりIQOSキットは大幅値下げ。
IQOS 2.4 Plus | 4,980円 |
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IQOS 3 | 8,980円 |
IQOS 3 MULTI | 6,980円 |
加熱式タバコの中では高級志向ですが、ようやく購入しやすい価格帯に突入しました。
それでも高くて足踏みするのなら、互換機も視野に入れて良いかと↓
さて、今回は使いやすくなった新型IQOS3を紹介しましたが、次回は新しいタイプのIQOS 3 MULTIをレビュー。
待ち時間なしで連続10本喫煙できるマルチはどうでしょうか?IQOS初の試みですね!
ちなみに、2019年1月28日から全国のコンビニ、タバコ販売店で「IQOS3」「IQOS3 MULTI」のウォームホワイトとベルベットグレーの2色が販売開始。これまでよりも手軽に購入できることになります。
ステラ―ブルーとブリリアントゴールドが欲しい場合は公式サイトやIQOSストア、もしくはAmazonや楽天を活用してGetしましょう。
なお新たな選択肢、新型IQOS3 DUOが発売されました。
今回は以上です(´っ・ω・)っ