こんにちは~。グロー最新作のglo hyper(グローハイパー)をゲットしてから数日が経とうというところでレビューに至ります!
発売日は2020年4月13日。お値段税込980円。
発売当初にして購入しやすい価格設定は流石のグロー。
さて今回はどんなレビューにしようかな~と考えましたが、グローハイパーの発売にとても期待していた私の想いを込めた感想にしてみます。
※新型モデルのglo hyper X2が新登場。
glo hyperを待ち望んだその理由
実のところグローハイパーは私の理想が現実となった製品。そんな大袈裟なもんでもないですが。
グローと言えばデビューから貫いてきた極細スティックで、加熱式たばこ界における唯一の存在であります。もはやトレードマーク的な?
そんなグローがついにスティックを太くしちゃったんですよね。
従来スティックと比べてみると明らか!
もちろんこれまでのグロースティック挿入口にパワーで捻じ込むわけにもいきませんから、必然と太スティック対応のデバイスが誕生するわけです。
それがグローハイパー!
細スティックから太スティックへ。で、何が変わるの?
発売された専用フレーバーは6種類。レギュラー1種類、メンソール2種類、フレーバーメンソール3種類。レギュラー1種類がしこたま残念。。
太さによる変化は公式でハッキリ謳われてることで「吸い応えアップ」に尽きます。これがグローハイパーの存在価値。
というのも細スティックはタバコ葉不足が否めなく、喫煙時間が進むにつれ吸い応えが衰えていく傾向にありまして、これがグロー最大のデメリット。
ムラもあるし後半の吸い応えの弱さが課題。
この問題を解決すべく登場したのがグローハイパーの太スティックで、タバコ葉の増量にもよって吸い応えがアップしたのだ。頷けるところです。
ちなみに私は以前からグローがかなり好きでその理由が下記。
- デバイスの安さ
- タバコに近い喫味
- 掃除が簡単
- 大容量モデルで操作も楽
最もバランスのとれたデバイスがgloであり、中でも前モデルのglo proは史上最高の仕上がりでした。
若干のムラと吸い応えの衰えを差し引いても満足度は高いです。
しかし今回のハイパー登場でその唯一の欠点すらも克服したのではなかろうか?つまり完璧なデバイスの誕生ではなかろうか!
ということで期待感が最高潮に達したところでレビューに入ります。
glo hyper(グローハイパー)レビュー
しっかりしたパッケージに綺麗にまとめられたセット内容に、980円とは思えないほどの美を感じてしまいます。
付属品
本体、Type-C充電ケーブル、クリーニングブラシ、ACアダプター。それと説明書。
公式サイトにてパッケージ底面の製品コードを登録すると保証期間が6ヵ月から12ヵ月に延長されます。長く使いたいなら登録すべきでしょう。
外観
ひと目でグローだと分かる外観を継承。ただ違うのはマットな素材で光沢が抑えられ、手に馴染む感覚になります。
好みですが私はこちらの方が好きですね。
サイドにUSBポートを搭載することで立てながらの充電が可能です。コネクタの向きを気にしなくて良いType-Cも嬉しいところ。
スティック挿入口はスライド式でホコリ侵入と臭い防止に役立ちます。
底部の通気口はパカっと開きまして、同時にスティック挿入口も解放すると貫通しているのがお分かりになるかと思います。
これで付属のブラシで両側からの掃除が可能。
1箱吸ったら掃除推奨されていますが、そもそもグローはそこまで頻繁なメンテをしなくても味の劣化は遅い。素敵ポイントです。
それよりも底部にヤニがたまりやすいので、ちょいちょいティッシュで拭いてあげるのが正解です。
いつも思うところでグローは見た目の進化がほとんどありません。とはいえ今回、性能も進化してません(`・ω・´)
前モデルのglo proとはほぼ同じなんですよね。
グローハイパーとグロープロのスペック比較
最高の仕上がりだったグロープロと同性能なら文句ないのですが、実際デザインがちょこっと違うくらいです。
glo hyper | glo pro | |
価格 | 480円 | 980円 |
予熱時間 | 通常20秒 ブースト15秒 | 通常20秒 ブースト10秒 |
加熱時間 | 通常4分 ブースト3分 | 通常4分 ブースト3分 |
加熱温度 | 通常250℃ ブースト260℃ | 通常240℃ ブースト280℃ |
充電時間 | 約90分 | 約90分 |
連続喫煙本数 | 約20本 | 約20本 |
重さ | 106g | 98g |
サイズ | 82×45×22mm | 82×43×21mm |
気づかないほどにサイズアップしてブースト時の加熱時間は5秒遅くなってるぐらいにして。加熱温度の差がブースト時でもさほど変わりません。
この程度なら使って感じる差でもない気がします。
つまりグローハイパーとグロープロの違いはスティックの太さ。加えてフレーバーの種類。
色々比較しましたが現在の価格差を考えればglo hyperの一択では。。
6種類のフレーバー
あずき色したパッケージが唯一のレギュラーです。レギュラーしか受け付けない方は選択の余地がないですね。。
ラインナップは下記のとおり。
スパイスコーヒーが香濃厚タバコ
強メンソールに氷結ミントカプセル
ミントが香るフレッシュメンソール
凝縮なブルーベリー風味にベリーカプセル
滑らかメンソールにトロピカルカプセル
爽快メンソールにライムカプセル
グローの細スティックは20種類。ハイパー専用は12種類。この違いも選ぶ際のポイントになりそうです。
フレーバーの感想は別記事で。
glo hyperの使い方
glo pro(グロープロ)をお使いの方なら説明いらず。性能と操作は全く同じです。
使い方は簡単でスティックを挿入して真ん中の加熱ボタンを3秒長押し。加熱が始まり20秒後に円状LEDが全点灯すれば喫煙できます。
glo hyperとproに搭載された性能がブーストで、加熱温度を1段階上げることが可能です。
覚えておいて欲しいのは2つ。
- IHヒーター搭載→加熱が早い
- ブースト機能搭載→加熱温度上昇
IHヒーターにより加熱時間が短縮され、ブースト機能で吸い応えがアップします。
- 3秒長押し(通常加熱)で20秒後に喫煙開始。喫煙時間は4分。
- 5秒長押し(ブースト加熱)で15秒後に喫煙開始。喫煙時間は3分。
こんな違いがあります。ブーストは加熱温度を上げることで吸い応えをアップさせますが、喫煙時間は短くなります。
お好みで使い分けられるのはグローハイパーとグロープロの2つだけ。
喫煙してみた感想
高ぶる期待感のなか吸ってみました。全ての銘柄を試してみましたが主にテラコッタタバコ(レギュラー)の感想です。
ここまで期待上げしてなんですが、まず思ったより感動するレベルに至りませんでした。期待しすぎたか!
ちなみにグロープロと比較しますと、吸い応え自体はそこまで強くなってないのでは?という印象。
吸い応えアップよりむしろ安定化?
強い吸い応え?さほど変わらない印象です。ただグローはこれまで前半が強烈で徐々に失われゆくキック感に特徴ありましたが、それが消えました。
細スティックはタバコ葉不足で最後は「エネルギー切れかよ…。」ってなるんですが、良いところもあって細いから熱が通りやすいので吸い応えは強かったです。
これまでのグローは短距離向けだった。そんでグローハイパーは長距離向けになった。みたいな感じ。
タバコ葉を30%増やしたことで、最初から最後まで安定した吸い応えを提供できるようになった。
吸い応えアップに期待し過ぎて感動しませんでしたが、この吸い応えと継続性を生み出したグローハイパーはなんだかんだとグロー史上最高のデバイス。
本体は安いし香ばしい味出すしでIQOSより私は好きです。
ちなみにメンソールもフレーバーメンソールもクリアな味で良いですが、シトラスだけは体に合いませんでした。
なおブーストのメリットは高速高温加熱ですが今回は10℃と微妙な差。実際吸ってみてもほんと若干の喫味アップといったところで、メンソールやフレーバー系は通常加熱で十分です。
これまでのグローより掃除は大事かも
購入から2ヵ月も経とうかというところで、一旦しっかりとグローハイパーの掃除をしてみました。
そこで思ったのはこれまでのグローシリーズより内部の汚れがなかなか酷い。
思ったより早く苦味を感じたのはたまたまかもしれませんが、簡単な定期メンテナンスだけで味の衰えは防げないと思っておいた方が良いでしょう。
下記グロー全般の掃除についてまとめました。
glo hyper(グローハイパー)まとめ
glo hyperの登場で欠点だった不安定さを克服し、満足感を高めたのは素晴らしい。思ったより話題になってない気がしますが完全に買いのデバイスです。
ただ個人的に味はグロープロで喫煙するダークプラスやtabakoの方が全然好きなので、暫くはプロと交えて使っても良いかなと。プロもまだまだ現役。
glo hyperにはレギュラーのラインナップに期待してます。
※glo hyper+に最新のglo hyper X2も販売中