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スピーカーとワイヤレスイヤホンの機能を備えたDuolinkをレビュー!

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Duolink完全ワイヤレスイヤホンがスピーカーとしても使えたら?

なんて思ったこと私はありませんが、そんな製品を作っちゃったのが数々のオーディオ製品を生み出してきたMPOWブランド。

2018年から研究開発がスタートし、クラウドファンディングを経て2021年3月に発売に至ったDuolink

これってどんなアイテム?と疑問に思って欲しいところ!

イメージとしてはですね、お使いのイヤホンをケースに収めるとケースから音楽が流れます。といった具合ですが、凄いのはシームレスな切り替え。

2つの切り替えに必要な操作はスピーカーへの着脱のみで、途切れることなく実にスムーズでした。

ファブリック生地の一見地味なスピーカーに3つの能力

DuolinkこうしてみるとDuolinkは手のひらサイズのスピーカー。ファブリック生地をシリコンで包んだ外観は可愛らしいけど、派手さはなくどちらかと言えば地味めな印象です。

カラーはネイビーブルーなので、もう1つのホワイトだとまた印象が変わりそう。

パッと見で分からないこのスピーカーには隠れた能力が3つありまして、完全ワイヤレスイヤホン、ワイヤレススピーカー、ステレオスピーカーに変貌します。

ワイヤレススピーカーとして使うパーティーモード

Duolink何も手を加えずこのままの形で使うのがワイヤレススピーカー。簡単なペアリングでスマートフォンに接続してみたところです。

パーティーモードはリビングやアウトドアを想定したもので、低音が強調されて迫力のある6W出力サウンドを楽しめるとのこと。

側面に搭載される物理ボタンは再生/停止の操作のみに対応しています。

Duolink音質を確かめるとコンパクトながら響き渡るパワフルなサウンドで、これなら屋外での音楽共有はお手のもの。

低音の効いた音楽には心躍り、キャンプの楽しみが1つ増えそうです。

臨場感が増すステレオモード

Duolink ステレオモードパカッと分離させて使用できるのがワイヤレスステレオスピーカー。

バナナでも半分にするかのような感覚で、マグネット式だからほんとに両手でパッカンです。

Duolink ステレオモードこれ、スピーカー同士を最大6.7mまで離しても大丈夫。

パーティーモードでは合計6W出力、ステレオスピーカーでは片側3W出力の2基に早変わり。

音楽を流しながら分離させてみましたが、途切れること一切なく本当にシームレス。くっ付けると元に戻る自在性。

ステレオモードは立体的に聞けることで臨場感が増すので、映画鑑賞や1人で集中したい時におすすめです。

小型で持ち運びやすいので離れた2人が音楽を共有するって使い方も良いですね。

完全ワイヤレスイヤホンとして使うソロモード

Duolink ソロモード最後はソロモード。分離したスピーカーからイヤホンを取り出すと完全ワイヤレスイヤホンとして使えます。

取り出した瞬間から音声の出力先は自動的にイヤホンへ。

Duolink ソロモードそのため再度ペアリングの必要はなし。しかもこちらも全く音楽が途切れることなくスムーズに切り替わります。

操作はインテリジェントタッチセンサーに対応し、再生/停止、通話、音声アシスタントの起動、スライドすると音量調整、曲送り/戻しが可能です。

Duolink ソロモードまたイヤホンにはマイクと通話用ノイズキャンセリングが搭載され、クリアな通話性能も実現。

ワイヤレスイヤホンとして使ってみると装着感と遮音性も良好だと分かります。

驚いたのはこちらの音質も素晴らしいことで、密閉された空間で鳴り響く低音が迫力満点のモードです。

特にスピーカーからイヤホンに切り替えるとそう思いまして、どちらのモードも非常に優秀で名機かも。

本体外観と特徴

Duolinkの外観DuolinkはIP56の防水防塵性能を備えてます。粉塵の侵入を防止し、全ての方向から強い水流を受けても本体に影響しない性能です。

Duolinkの外観背面は全てシリコンで覆われて全体に滑り止めの効果があります。ストラップは本体の引っ掛けに便利ですが、ほどいて離してステレオスピーカーとしても使えます。

Duolinkの外観スピーカーモードでの操作は本体サイドの凹んだ2つの物理ボタン。出来ることは再生/停止のみでその他はデバイス側で操作する必要があります。

Duolinkの外観電源のオンオフは2つを分離するだけで自動ON。ペアリング済みだと勝手にBluetoothに接続されて非常にスムーズでした。

Duolinkの外観Type-Cケーブルで行う充電は1.5時間でフル充電。LEDインジケーターの点滅と点灯で残量の判断ができます。

付属品とスペック

Duolinkの付属品セット内容は本体、イヤーチップ(S,M,L)、イヤーフィン(S,M,L)、Type-C充電ケーブル、説明書。

オーディオ仕様
チップセット:BES2300iz
再生周波数帯域:20~20,000Hz
マイク周波数帯域:100~10,000Hz
bluetoothバージョン:ver5.0
対応コーデック:SBC,AAC
スピーカー出力:6W
通話用ノイズキャンセリング搭載

製品仕様
サイズ:97×97×37mm
重さ:212g
カラー:ネイビーブルー、ホワイト
イヤホンバッテリー:55mAh
スピーカーバッテリー:500mAh
イヤホン再生時間:最大連続6時間
スピーカー再生時間:最大連続6時間
充電時間:1.5時間
防水規格:IP54
スピーカーをイヤホン充電ケースとして使う場合、イヤホンを最大7.5回フル充電可能。

まとめ

Duolink世界初の3WAYオーディオDuolink。自宅でも屋外でも、1台でここまで活躍できる製品はこれしかないのでは?

1つだけ言うならイヤホンのケース収納はマグネット式ではないので、パチッとはめなければ正常に機能しません。そのため「イヤホン→スピーカー」への切替のみ慣れないとぎこちない感じになります。

良かった点はスピーカーとイヤホンの音質レベルの高さ。さらに2つを切り替える瞬間がとてもシームレス。完成度が高く使い道の豊富さは随一です。

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