こんにちは!CZUR史上最高スペックを誇るスキャナー「CZUR ET24 Pro」のレビューです。
独自技術の湾曲補正機能で分厚い本を裁断なしで綺麗にスキャンして、あっという間にデジタル化が可能!300ページの書籍にかかる時間は約10分!
過去にも様々な製品を生み出してきたCZURですが今回はブランド史上最高峰。実物の美しさをそのままに使い勝手までとことん追求したスキャナーです。
CZUR ET24 ProはクラウドファウンディングMakuakeにてプロジェクトを支援することで購入できます。一般販売予定価格94,500円のところ現在24%オフで71,820円。
プロジェクトは2023年10月4日迄
今回はET24 Proとオプション品のサンプルをご提供いただいたのでお試しです。
CZUR ET24 Proの製品概要
黒のボックスがCZUR ET24 Pro。2つの段ボールは別売りのオプション品ですが、今回はこちらもレビューしていきます。
CZUR(シーザー)はシリーズ累計出荷40万台を突破するスマートスキャナーの開発から販売まで手掛けるブランドで、日本の大手家電量販売店でも取り扱われています。
CZUR ET24 Proの特徴
2400万画素、320dpiの高画質
最大A3サイズまでのスキャンに対応
スキャンスピードはわずか1~2秒
本の裁断なしにデジタル化
300ページの書籍にかかる時間は約10分
湾曲補正で分厚い本でもフラットに
文字は全てテキストデータ化され、Jpeg・PDF・Word・Excelに変換することも可能です。
CZUR ET24 Proとオプション品
1番大きな箱がCZUR ET24 Proと付属品一式。細かいアクセサリーが多数詰まってます。個人的な感想ではこちらがあれば十分と言える内容で、オプション品となるスキャン用アシストカバーとスキャン用スタジオボックスは、更に綺麗に美しくスキャンするためのサポート品。拘りたい人向けの商品に感じました。
CZUR ET24 Proとパソコン1台あれば問題なく綺麗なスキャンは可能です。
スキャン用アシストカバー
スキャン用アシストカバーはMakuakeで35%オフ。
6,000円→3,900円
本の表紙を隠してページのみを綺麗にスキャンできるもの。安定したページめくりでパラパラ撮影できるので分厚い本のスキャンが目的なら買った方が作業は捗ります。
スキャン用スタジオボックス
同じく35%オフのスキャン用スタジオボックス。
13,000円→8,450円
こちらはスキャナーをスッポリと囲む撮影BOXで、影や反射の影響を最小限に抑えることができるもの。
朝、夜、雨の日、晴れの日など、仕上がりは環境により左右されるものですが、これがあればいつでも安定して綺麗なスキャンが可能になります。
一辺60cmある正方形BOX。とても大きい。当然私もデスク上には置くことができず。組み立てには少々時間がかかるため都度収納は現実的ではないので、場所の確保ができるならおすすめします。
CZUR ET24 Proのセット内容
CZUR ET24 ProのMakuake限定価格は現在だと24%オフ。
94,500円→71,820円
- ET24 Pro本体
- サイドライト
- ハンドボタン
- フットペダル
- 電源アダプター(+変換プラグ)
- USBケーブル(PCとの接続)
- 指サック
- 作業マット
- インストールCD&説明書
付属品が多いとぱっと見、面倒そうで萎えてしまう私なのですが、どれも使いやすくて必要なものたちでした。
ET24 Pro本体はマットでサラッとした質感。見た目に高級感があり、置いとくだけでおしゃれなデザイン性を持ってます。上部に2.4インチプレビューモニターがあるおかげでPC画面を見なくても直感で作業できるようになってます。
スタンドには4つのボタン。
デスクライトとしても使える照明は調節も可能。
HDMI出力で投影の際にはズームイン、アウトまで。
1番下にはスキャンボタン。
高解像度カメラの両脇に10基のLEDライト。本体のボタンで2段階の光量調整もできて普段はデスクライトとしても使えます。
背面にはHDMI、付属品のハンド/フットボタンの接続に使うUSBポート、PC接続、電源ポート、電源ボタン。セット内容にはありませんがHDMIケーブルを使うことでテレビやモニターに投影できるため、会議やプレゼン等にも良き。
着脱式のサイドライトはマグネット固定。本体からの給電で点灯するのでケーブル不要です。光沢のある表紙で反射しやすい場合はサイドからの照明で鮮明にスキャンできるように。背面のタッチでオンオフします(調整は不可)
高さは39cm。
普段はデスクライトとして、必要な時にだけマットを出して稼働するのも良いかと。
製品仕様
製品名 | ET24 Pro |
---|---|
サイズ | 375×220×390mm |
重さ | 1.5kg |
スキャン速度 | 1秒/1枚 |
画素数 | 2,400万画素 320dpi 解像度5,696×4,272ピクセル カラー24bit |
最大原稿サイズ | A3:420×297mm 両面結合:最大A2まで |
対応フォーマット | .docx/.xlsx/.pdf/.txt/.tiff/.jpeg |
OCR対応言語語数 | 187言語 |
対応OS | ・Windows 10/11(32bit/64bit) ・macOS 10.13以降(High Sierra) ・Linux |
ハンドスイッチは本体USBポートへ接続することで使用可能になります。マウスのクリックより楽なので何度もスキャンする場合に助かります。
手が塞がっている時に足で踏んでスキャンできるのがフットスイッチ。両手で本を開いて足でスキャンはとても捗ります。
で、手で本開いてスキャンしたら指まで映るやん。て思うじゃないですか、そんな時にこの指サックでページを抑えてやると自動識別で見事に指サックを消してくれるんです。
作業マットは上の窪みに本体を合わせるように。厚みのあるマットで滑り止め付きの使いやすい必須アイテム。基本はこの上で作業することで綺麗にスキャンできます。
実際の使用感
必要なものはスキャナー本体とパソコン1台。実際に使うには付属品のCD-ROMからソフトウェアのインストールをしてパソコン側からスキャンや編集を行います。
PCにドライブがない場合は外付けのCDドライブ、もしくはウェブサイトから直接ダウンロード。アップデートがあるのでウェブサイトからの方が良いでしょう。
こちらからダウンロードできます。
電源アダプターとPC接続のケーブルを繋げば問題なし。意外とシンプル。隣にハンド/フットボタンも繋げるので後で使ってみます。とりあえず電源ポチ。
まずはソフトウェアのダウンロードから。
対応のパソコンを選んで実行していきます。
難しいことはないですが、途中にシリアルナンバーを求められるので本体裏を見て入力。
無事にセットアップが完了したら上記画面がPC上に出現。
このメイン画面を起点に全ての操作を行う感じになってます。
リアルタイムで映し出されるプレビューディスプレイ
プレビューディスプレイはタイムラグなく映し出されるので便利です。いちいちPCに視線を移さなくても位置や状態の確認ができます。
パソコン上でも置かれた書類や物をしっかり追跡して認識してくれます。斜めに置かれたものや破れや折れのある書類でも修正して真っすぐ綺麗にスキャンすることが可能。
複数の書類は1度のスキャンでも別々に保存ができます。
鮮明で綺麗な画質
光沢のある表紙でも反射を抑えて綺麗にスキャンできます。
無加工でも現物の美しさをそのままに。
高速で高画質、自動補正機能もあって特に意識しなくても素人でも簡単に綺麗なスキャンが可能になってます。
ソフトの使い勝手は抜群。
スキャンされた画像は選択して一括で編集が可能。色味の調整や回転、品質やトリミングなど細かな点まで思いのままに上書きしていけます。
またET24 ProはOCR機能を搭載することでスキャンから資料の文字を自動認識します。要するに紙の文字をテキスト化して、Word、Excel、PDFに出力も可能です。
180言語以上に対応し、日本語の認識精度は90%を越えるので、手直しが最小限に抑えられて作業の効率化が図れます。
湾曲補正機能で湾曲した本もフラットにスキャン
本の裁断は綺麗なスキャンのために必要だったものですが、ET24 Proは湾曲補正で最大5cmまでの湾曲高低差に対応し、厚みのある大きな本もフラットにスキャンできます。
中心部のラインに合わすだけで左右別々に保存。無造作に置いた本が楽にスキャンできるため押し潰す必要もありません。
ページをめくるだけでスキャン。またはフットペダルや指サックの活用で、本の爆速スキャンが自宅でできるようになってます。
まとめ
個人的にはですね、自宅で行うスキャンはプリンターに付いてる機能くらいの感覚で、挟んで押しつぶしてスキャンして、開いて入れ替えてまたスキャンしての繰り返し。
そんなイメージを根本から覆してくれたのがCZURのスキャナーで、その中でも最高峰の機能を誇るのがET24 Proです。
ご家庭で素人がプロ級のスキャンができるとなれば、需要は一層高まるんじゃないでしょうか。
投影して共有できたり、本の裁断なしにスキャンなど多くの強みがありますが、古い写真やアルバムを綺麗に大切に保管する。なんて使いかたも良いかと思います。
クラウドファンディングMakuakeでは、現在のところ24%オフで応援購入可能。94,500円のところ、71,820円とお得になってます。
※プロジェクトは2023年10月4日迄