メーカーのCIGRIGからハイスペックなIQOS互換機「H1」が発売されましたね。
今回はMADMOONさんからお話を頂いたので3号機?と思いきや、メーカーがCIGRIGで販売先がMADMOONとのこと。中国深センにある会社でウェブサイトも公開されてます。
- 最大30本連続吸引
- panasonic製のバッテリー搭載
- 高級感
30本て凄いですよね?しかもパナソニック社製の大容量バッテリーなので、出先のお供としても信頼面においてもダブル安心です。
温度調整機能が非搭載くらいで最近のIQOS互換機全般にみられるバイブ、クリーニングは完備。スペックは素直に認めるところですが、1番伝えたいのは高級感においても最高レベルのデバイスです。
まとめると高級志向なハイスペックIQOS互換機がH1な感じ。価格は9,980円。ここでも互換機最強レベルなので、喫煙本数、高級感、価格部門で3冠頂けるかもしれません。
では魅力の詰まったCIGRIG H1をレビューしていきますね。なお、カラーはブラックとホワイトの2色に対応です。
H1の付属品
パカッと開けた時点で他の互換機とは違う雰囲気を感じたのですが、伝わりますか?
本体の下にはType-C充電ケーブル、綿棒、日本語対応の説明書に品質保証カードが同梱。製品保証は6ヶ月間有効です。
IQOS互換機にも本家と同じくUSB type-Cの導入ですよ。
これで端子の向きを気にすることなく充電可能。しかもケーブルはかなりしっかりした造りで耐久性もありそうです。ついにここまできたか、、と率直な感想。
本体の高級感が凄いと褒めたたえましたが、かなりIQOSを意識してると思われます。
H1は見た目や質感でも一級品
IQOS3のウォームホワイトと並べてみると、フォルムは違うものの質感はかなり類似するサラサラした素材です。IQOS3の重さは約130gでCIGRIG H1は92gと、少しずっしりくる重さですね。大容量バッテリー搭載にしては抑えた方だと思います。
これ実際手に取ってみて感じるところで、これがIQOS3のマルチであっても全然違和感ないくらい、IQOS感があるんです。
H1の形状はとても特殊。この画像でお分かりかと思いますが表面は縦ラインの凹凸がいくつも施されています。
握ってみると、まるで自分のために設計されたかのようなフィット感が得られるのです。
製品スペック
価格 | 9,980円 |
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サイズ | 高さ10.7、幅3.3、奥行き2.3mm |
重さ | 約92g |
バッテリー | 3180mAh |
喫煙本数 | 最大30本 |
吸引時間 | 4分20秒or16パフ |
予熱時間 | 約20秒 |
バイブ | 有 |
クリーニング | 有 |
温度調整 | 無 |
バランスの良い性能で30本の連続喫煙本数は魅力十分といったところ。超ヘビースモーカーでもない限りはバッテリー切れの心配は皆無です。
吸引時間はIQOS本家が6分/16パフなので、加熱のみの時間はH1の方が短くなります。じっくり喫煙したい方にはIQOSですが、4分20秒以内に16パフ以上する方なら違いはありません。
CIGRIG H1の外観
底部にはUSB Type-Cの端子。
上部のスティック挿入口は剥き出しの状態です。
キャップは私の好きなマグネット式で嬉しい。様々なタイプの製品を使ってきましたが、1番耐久性があり使いやすいのがこのタイプだと感じてます。
H1はここからさらに分解可能なんですが、これは清掃時や吸い殻が内部に残った時に外す必要性があります(後ほど記載)
加熱方式はニードルやピンタイプと呼ばれる針状のもので、清掃程度の力で折れることはありません。
CIGRIG H1の使い方、操作方法
充電中は電源ボタン外周のLEDがゆっくりと点滅します。
レッド | 0% |
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オレンジ | 0~30% |
ライトブルー | 30~70% |
ネイビー | 100% |
LED色が残量の目安になっており、スタンバイ中に電源ボタンを押して確認することも可能です。
ロック機能 | 連続8回でON/OFF |
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加熱開始 | 2秒長押し |
加熱中断 | 約1秒長押し |
クリーニング | 2秒以内5回押し |
全ての動作でバイブレーションやLED点灯で分かりやすいアクションが発生します。例えばロックなら赤点滅、クリーニングならオレンジLEDとバイブといった感じです。
ロック機能は長時間使わない時や、カバンやポケットに入れて誤作動が心配な場合に使うと良いでしょう。普段頻繁に使用する必要はありません。
2秒長押しするとバイブと共にLEDが点滅、余熱20秒を挟んだ喫煙タイミングで再びバイブレーションが作動します。
終了30秒前にもバイブと点滅でのお知らせ。
実際吸ってみたところで、吸い応えは本家同等かそれ以上。喫味に関して特に目立つものはありませんが、個人的には特徴あるフレーバーを楽しむよりもメンソールの方が純粋に美味しく感じるデバイスです。
1回のフル充電で30本連続吸引は魅力でしかないですが、30本をノーメンテで喫煙すると味は確実に落ちました。
特にIQOSヒートスティックは焦げ付きが加熱ニードルに付着しやすいので、最低でも1箱吸うごとに掃除がおすすめ。でなければ本来のクリアな味が失われます。
CIGRIG H1にも5回連続押しで発動するクリーニング機能があるので、味が落ちたと感じれば使うようにしましょう。
今回は3箱程度吸った段階での速攻レビューですが、徐々に苦みがでるため掃除やクリーニングツールの活用は必須です。
喫煙後のヒートスティック取り出しはユーザーガイドにもありますが、ちょっと特殊。これは外側のキャップを外してもスティックが一緒に持ち上がらないので、スティックを回転させながら引っこ抜きます。
実際のところ、ピンタイプは全てこの方法でOKなんです。スティックを回転させることでピンにこびり付いた吸い殻も一緒に排出できるので一石二鳥。
一応、2段階目まで分解するとヒートスティックごと持ち上げ可能ですが面倒なので、内部にタバコ葉が残った時にこの方法で排出すると良いでしょう。
その他性能として、電池や加熱部の温度が高い状態だとオレンジLEDが点滅して加熱キャンセルされる安全設計(連続喫煙の際に発生しやすい)。逆に電池の温度が0℃を下回るとネイビーのLEDが点滅して加熱ができない、などの特徴があります。
喫煙本数と見た目にもこだわる方におすすめ
互換機をおすすめする1つの理由がリーズナブルな価格ですが、H1は本家に負けない高級志向で高めの設定です。
ただし、見た目や高級感においてはIQOS互換機はほぼ負けてると思うんですよね。そんな中でH1は性能で上をいき、見た目でも勝負できる数少ないデバイスです。
大容量で高性能、見た目にもこだわる方におすすめします。