“備えあれば憂いなし”という言葉がぴったりのモバイルバッテリー
LiberFlyerの販売するChargi-Q mini PRO(チャージックミニプロ)は災害時やアウトドア向けに最適です。
一般的なモバイルバッテリーとしても使えますが、異なる特徴はUSBやコンセント不要でも本体充電が行えるところ。
- 太陽光で充電できる
- 手回しで充電できる
心配性な方にはとても心強い味方です。
ちなみに1分間の手回しで5分間の充電相当、24時間の太陽光で本体12000mAhをフル充電が目安になります。
早速こちら使ってみました。
晴れの日にはスムーズに充電される
試しに車内の助手席にポンっと置いたのですが、パネルを上向きにするだけで特に意識することなく充電が始まります。
太陽光8時間でも1/3ほどの充電になりまして、スマホを1回フル充電できるだけの残量を確保できます。
曇りの日は光が弱まるので充電スピードが衰えます。
助手席に置くだけでは蓄電されず、パネルを外に向けてやると開始される。車内ではこんな感じです。
ソーラーチャージャーをリュックにでも付けて屋外に出てみると、よほど天気が崩れない限りはすんなり充電されます。
晴れの日の屋外では向きを気にすることなく気づけば充電されてる印象です。
手回しで充電してみる
とても原始的に思えますが手回しでだけで充電できるのは、もしもの時には最強ではないでしょうか。
本体裏面には折りたたみ式の手回しハンドルが搭載されてます。
必要な時に広げて回すだけでも充電が可能。
重すぎず軽すぎずで回しやすい。
手回し式のLEDライトもありますが感覚としては似ています。
1分間で5分の充電ができるので、1時間の充電なら12分の手回しが必要。夜間の緊急、災害時には出番かも。
災害時といえばLEDライトが必要とされるケースも多いですが、チャージックミニプロにはこちらも機能として盛り込まれてます。
側面ボタンの長押しで光るLEDライトは3段階の明るさ調整に加え、点滅するSOSモードを備えてます。
一般的なモバイルバッテリーとして使えるが普段使いには向いてない
一風変わった充電方法を持つチャージックミニプロですが、一般的なモバイルバッテリーとしても使えます。
・micro USBポート×1(入力5V/1A)
・USBポート×2(出力5V/2A)
同時に2つのデバイス充電が可能です。
充電中はLEDで残量がわかります。これは太陽光でも手回しでも同様。また残量は側面のボタンを押せばいつでも確認できます。
太陽光、手回し、USB。この3つの充電方法があればどんな環境でも充電に困ることがありません。
ただし、普段使いのモバイルバッテリーには不向きだと思います。
というのも12,000mAhを100%充電するには太陽光で約24時間、USBでも10時間ほど必要です。
アクセサリーとして出力2Aで急速対応ですが、実際使ってみると普段使う充電機器に比べると遅く3000mAhのスマホをフル充電まで4時間ほどかかりました。
そもそも頻繁にモバイルバッテリーを使う方にはおすすめできない製品で、万が一なにかあったときを見据えて所持するものだと思います。
車内に1つ置いといたり、リュックにぶら下げとくだけで安心できる存在です。
付属品と外観
セット内容は本体に収納袋、micro USBケーブル、カラビナ、説明書の4点。ライトニングやType-Cのデバイスを充電するためには別途ケーブルが必要です。
カラビナは本体に装着できるようになっており、予め引っ掛けての使用を想定した作りになっています。
実はこちら2018年製品の進化バージョンでして、旧モデルと外観を比較してみました。
少し大きくなりましたが、ゴロンと分厚かった本体は厚さ3.5cmのスリムになりました。500gから320gへと軽量化されたのに対し、容量は10000mAhから12000mAhに増えてます。
またハンドルが長くなったことで旧モデルより手回しがしやすくなりました。
商品スペック
サイズ | 7.9×14.5×3.5cm |
重さ | 320g |
バッテリー | 12000mAh |
出力 | 5V/2A |
入力 | 5V/1A |
充電時間
・太陽光で約24時間
・USBで10~11時間
12000mAhの充電目安
・iPhone11→3回
・iPhone8→3回
・iPhoneX→2.5回
・GalaxyS8→2回
・iPad mini2→1回
まとめ
使い道としては災害、キャンプがベターですが、これに限らず誰でも1つ持っていて損のない製品です。
なお新発売記年で限定価格になっており、今でも販売される旧モデルより安く購入可能です。