「家電はデザイン重視!とことんこだわりたい!」
という方にはバルミューダはピッタリです。
2003年に設立された当初は「有限会社バルミューダデザイン」と命名されていたほどデザインにこだわった会社です。
現在の「バルミューダ株式会社」に変更されたのは2011年のこと。
2015年にはキッチン部門へ参戦しての第1弾、BALMUDA The Toasterが爆発的なヒットを呼び話題に。今でも衰えることなく売れ続けています。
更には「小さくて美しい電気ケトル」「全く新しい蒸気炊飯器」を発売。数々のデザイン賞を受賞しながら知名度も上がっていきました。
しかし、決して気軽に購入できる価格ではない。
人気となった扇風機は36000円~と高級品。話題のトースターは22,900円~とオーブンにも手が届きそうな価格帯。
しかし売れます。安くても売れない製品が山ほどあるなか、高くても売れる「バルミューダ」ブランドはそれほどの『価値』をつくりあげたから。次は何で勝負するのだろうと、そんな楽しみまで与えてくれるのです。
さて、2017年も暮れ12月に発売されたバルミューダ家電の第4弾がオーブンレンジ。こだわったのはもちろん「デザイン」、そして予想外な「音」でした。
BALMUDA The Range(バルミューダ ザ レンジ)
実にシンプル。
キッチンに溶け込むようなデザインはアート。これがオーブンレンジに見えましょうか?
必要な機能だけを取り入れ無駄なものは省いたため、「使いこなすのが難しい」の悩みはなくなりました。
さすがに説明書まで省きませんのでご安心を。ただ説明書がなくても操作できるくらいなシンプル。しつこいですがまさにSimple is the best。
モード切替、キャンセル、スタート
簡単に説明すれば操作するのは3種類だけ。
毎日使うものだから分かりやすくをとことん追求したようです。確かにオーブンレンジは一生使わないようなメニューも存在するだけに、無駄を感じることもあります。
そしてデザインを重視するために機能性を失う家電も多々あるなか、バルミューダオーブンレンジはしっかり仕事をこなしてくれると評判です。
ただ予想外にも今回はただのデザインレンジではなく『キッチンを楽しくするオーブンレンジ』だった。
その正体が「音」
バルミューダ ザ・レンジ
聴きました??
アイディアも斬新ですが1番驚いたのは機械的な音ではないこと。
メロディーが流れる家電は腐るほどありますが、バルミューダ ザ・レンジが奏でる音色はアコースティックギター。プロのギタリストの演奏を録音したようです。
操作に連動した効果音ですら美しい。
当たり前の話ですがデザインがシンプルなだけでは売れません。今回の最大の魅力の1つは間違いなくこの『音』です。
キッチンに溶け込みインテリアにもなるオーブンレンジ。そこから素敵な音色がながれる様を想像してみて下さい。
「必要ない時でも使いたくなる」。そんな新しい感覚のオーブンレンジなんです。
高機能を求める人にはおすすめできない製品
バルミューダのオーブンレンジを購入するなら高機能を求めてない人です。
機能面を簡単に説明するなら「使い勝手の良い家電」になります。そこに新しいアイディアはありません。
・価格43,500円~(税別)
バルミューダにしては正直そこまで高くないと感じてますが、決して安い買い物でもない。
ぶっちゃけますと、もっと低価格で高性能なオーブンレンジは沢山ありますよ!
「BALMUDA The Range」おすすめするならデザイン派
冒頭にかえりますがバルミューダのオーブンレンジをおすすめしたい人は、デザインを重視してこだわりのある方なんです。
・素敵なデザインを気に入った!
・高級感がある!
・音に魅力を感じる!
このような感覚を受け、自宅にある姿をイメージしてみて、やっぱりほしい!と言える人であれば満足できる買い物になります。
高額なものであるほど後悔した時の傷は深くなりますからね
おわりに
決して万能な家電ではない。
しかし特化した製品です。
シンプルで使い勝手にこだわり、斬新なアイディアの音で勝負した「BALMUDA The Range」。いかがでしたでしょうか。
なお購入先として安値で人気があるのは楽天市場のplywood。Amazonより約1万円安いです。