IQOS互換機のAVBAD TT。新製品でもなく1年程前から登場してますが、未だ人気のある良デバイスになります。
木の葉型のフォルムと指でなぞるだけのタッチ操作が魅力で、最大17本喫煙と4分間の喫煙が可能。
小型の割にバランスのとれたモデルでAmazonでは2,000円台の低価格。この値段で考えれば超おすすめできるハイテクマシーンです。
今回は使い込んでからのじっくりレビュー。
AVBAD TTの付属品
スライド式の箱からこんにちは。パッケージの造りもしっかりして好印象。
セット内容は本体、0リング×4、クリーニング綿棒×5、説明書と合格証。
付属のOリングは加熱キャップの予備パーツです。
キャップに2つ付いてますね。このOリングのおかげですっぽ抜けにくく密着した状態になりますが、長く使えば熱でやられ始めるので予備が入ってます。
外観とスペック
実物は思った以上に小型で軽く感じます。
木の葉型は握ったときに手に馴染む形状で、食器用のスポンジでも採用されてますよね。加熱式タバコではAVBAT TTが初。
これがまたかっこ良くスマートに見える。
操作パネルは前面に集中。上部にヒートスティック挿入口、下部にはUSBポート。
全てタッチセンサー操作のため凹凸がなくスタイリッシュな外観です。
まだまだ登場しても良さげですけど、タッチセンサー式は今のところメーカーAVBADが独占状態。
充電は5V/2Aの急速充電に対応します。
加熱キャップはしっかりと固定されるので勝手に外れることはありません。
加熱方式はニードルとかピンタイプと呼ばれるもので、棒状です。IQOSの平べったいブレード型とは形状が違います。
ニードルのメリットは折れにくく、メンテナンスがしやすく、ヒートスティックを抜く際にキャップごと外す必要がありません。
重さ | 68g |
---|---|
バッテリー | 1200mAh |
喫煙本数 | 最大17本 |
喫煙時間 | 4分or16口 |
予熱時間 | 約15秒 |
温度調整 | 3段階 |
クリーニング | 有 |
バイブ | 有 |
予熱も早く喫煙時間4分となかなか整ってます。
IQOSが6分or14口で長くじっくり吸う方向き。AVBAD TTは最大4分、もしくは16口吸った時点で終了とピッチ速めです。
ちなみに私はIQOSの14口なら3分で吸い切るので、TTのが完全に好き。好みの問題になりますね。
使い方
タッチ操作って複雑そうに思えるかもですが変わりないです。
とりあえずいってみましょう。
電源オンは1番上から下へ指でなぞります。
これで全てのLEDが一旦点灯して数秒で消灯。スタンバイモードに突入です。1分放置すると自動オフになる安心設計付き。
強制オフは逆の手順。
下から上になぞればOFFになります。
続いて温度調整の説明です。
スタンバイモード状態でパワーチェンジをタップするごとに温度が変更します。
- 低温
- 中温
- 高温
喫煙中の温度変更はできないので、予め設定が必要です。1度設定すると記憶されるので次回からは好みの温度がデフォルトになります。
あとはスティック挿入と加熱のみ。
ニードルは刺しやすく抜きやすい。
トゥルっと刺さります。
1番上の電源マークを3回タップで加熱開始。
マークのみ点灯中が予熱中で、約15秒で完了します。
こんな感じで数字も点灯してバイブでお知らせしてくれます。
では吸ってみます!
なおバイブレーションは予熱開始、喫煙開始、残り2口(or1分前)、喫煙終了時にブルっときます。
どの温度設定でも比較的良好で吸い応えに申し分ありません。
低温ではマイルドに、中温でIQOS同程度の吸い応えになり、高温ではきついくらいのキック感をいただけます。
普通に美味くて良いデバイス。
14口か残り1分程度で長めのバイブが入ります。
ヴーーーーンとパワーチェンジだけ光ってます。もうそろそろ終了の合図。
喫煙終了時はキャップごとスティックを持ち上げるのが一般的なんですけど、ピンタイプはこの手順よりスティックを回転させて引っこ抜くだけでOKです。
スルッと抜けます。
IQOSの様なブレードタイプだとバキッと折れる可能性あります。
IQOS互換機のクリーニング
掃除方法については大体どれも一緒なんで読み飛ばしても結構です。
AVBAD TTの綿棒は乾燥タイプなのでこびり付いた焦げまで綺麗にならないです。あと5本しかないので、その後は?
こんな方のために基本をチラッと。
まずウェットタイプの綿棒ならある程度綺麗になります。
ただしコスパ悪いので、長く使いたいなら洗浄液と綿棒の別途購入です。洗浄液はアルコールでも構いませんが、Clewがおすすめ。
加熱式タバコ用に開発されたClewは人体に害のない激落ち洗浄剤。
スパイラル綿棒は汚れを落としやすい。
綿棒はなんでも良いですけど、先端の細いベビー綿棒の方が良好です。
大容量のAVBAD-Xもおすすめ
今回タッチセンサーの先駆者てき存在のAVBAD TTを紹介しましたが、後に登場したモデルがAVBAD-Xになります。
見た目はごつく多少重くなりますが最大25本の5分喫煙モデルです。
同じくセンサー式で操作も全く同じなんですが、デザインとバッテリー容量を増やしたヘビー向けタイプがこちら。
その分、値段も高くなるのでデザインも加えて選んでみると良さそうです。
AVBAD-X→25本5分
こちらもレビュー済みなので参考までに。
AVBAD-Xレビュー。タッチスクリーン操作、連続25本の大容量バッテリーが魅力
まとめ
低価格のIQOS互換機でもかなり優秀です。
タッチセンサー式はリアルで使ってみるとかっこいいので差別化にも自己満にもおすすめです。