クラウドファンディング発のモバイルバッテリーApollo Traveller(アポロトラベラー)を使ってみました。
こんな製品があったのか!と思わされた製品でございます。
5000mAhのモバイルバッテリーはお世辞にも大容量と言えないものですが、最大45W出力のPDに加えてQC3.0のAポートも搭載。
満充電にはできないもののMacbookを充電できるなど、あらゆるデバイスへの急速充電が可能と優れた性能を持ってます。
が、注目したいのはそこではなく!このモバイルバッテリー、、グラフェン配合セルの採用によってわずか18分で満充電になる。というのだ。
可能であれば「あら?充電がない。。」なんてピンチを回避してくれそうです。なんせ18分でフル充電。
てことで今回は誠に18分で充電完了するのか詰めていきたいと思います。
Apollo Travellerの外観と付属品
さて、こちらが日本ポステック株式会社の販売するELECJET Apollo Traveller(アポロトラベラー)です。
セット内容は下記のとおり。
本体・USB-Cケーブル・収納袋の3点。
説明書は見当たらずパッケージにも日本語一切なし。使い方は商品ページに委ねることになりますが、一般的なモバイルバッテリーと変わりありません。
見た目にチープな感じは全くなし。ありふれたデザインですが表面に無数の縦線が入るヘアライン仕上げで、マットな質感と滑りにくさが良いですね。
5000mAhのモバイルバッテリーは、安くて小型で軽量、スマホ1回でも充電できればそれで十分!
みたいな目的で選ばれるケースも多いでしょうけど、Apollo Travellerはこれに該当しない部類。
特筆してコンパクトでもなければ価格は相場を遥かに超える約12,000円。売れ筋でこんなに高い製品を見つける方が困難です。
とはいえ高価に感じるApollo Travellerでも、一般的なモバイルバッテリーの常識は通用しないのも確かなところ。希少な存在であるのは間違いない。
Apollo Travellerの特徴
サイドにLEDと2ポートを搭載するシンプルな構造で、中心には入出力のPD搭載Type-C、右には出力のQC3.0搭載USB-Aポートです。
圧巻は真ん中のCポートで可能な60W入力と45W出力。本体の超高速充電に加えてMacbookも充電できるパワーを備えるもの。
伝えたい特長をまとめると下記になります。
・本体容量5,000mAhを18分で満充電
・繰り返し1000回の充電が可能
・60W入力と45W出力
モバイルバッテリーは300~500回ほどの充電を繰り返すと劣化すると言われてますが、Apollo Travellerは約2倍にあたる1000回と、コスパも高くなってます。
18分の満充電を試してみた
さて本題となるのは本体の満充電までにかかる時間の検証です。大体18分であれば良しとしますが注意したいのは対応機器。
60W出力のアダプターと60W対応USBケーブルが必要になりまして、付属品に含まれないため別途用意しなければなりません。
なくてもモバイルバッテリーとして使えますが18分充電は不可なのです。
ということで自宅にあった65W出力のACアダプター「RAVPower RP-PC133」と、「Nimaso 60W対応Type-Cケーブル」が今回のサポート役。
Nimasoの充電ケーブルが安くて高品質だと私の中で話題です。
モバイルバッテリー残量を空にしてから充電開始。
充電残量はLEDで判断できまして4つ点灯で満充電。最も左の緑LEDは、きちんとPDで急速充電ができてる場合に点灯します。意外と便利。
4つのLEDが点灯して緑のLEDが消えれば充電完了の合図。
ちなみに普段、充電残量を確認したい場合には、見えないですがサイドのボタンを押せばOKです。
途中経過
少し目を離すと16分目前のところですが、既に4つ目のLEDが点滅中。これはガチで早いですね!
18分経過
18分経ったところで記念にパシャリ。先ほどと変わらずまだ充電中なので、惜しくも18分ジャストとはならず。
充電完了
LED4つが点灯して緑LEDが消灯したのは19分42秒経過したころでした。これにて満充電となります。
18分には届きませんでしたが環境にも左右され機器の相性もあるのかと。いや、十分じゃないでしょうか?
個人的には満足できる検証結果になりました。
ちなみにCポートは入出力対応でデバイスへの充電も高速。QC3.0対応のAポートを使えば、モバイルバッテリーを充電しながらデバイスへの充電もできるパススルーにも対応しております。
まとめ
18分は切れませんでしたが19分台の好タイムを叩き出してくれたことに安堵です。
Apollo Traveller最大の武器はやはりここ。
5000mAhモバイルバッテリーの充電時間は軽く1時間を超えてくるものなので、圧倒的な差を感じます。