プロジェクター付きシーリングライトのpopIn Aladdin(ポップインアラジン)。
普段はお部屋を照らすLEDとして活躍し、必要な時には小型の映画館をサクッとつくれます。
無駄な配線がなくスッキリした外観で、リモコンやスマホからの簡単操作はストレスを全く感じません。
今回こちらを使ってみた感想としては、寝室と言わず各部屋に1台ずつ欲しいほど優れた製品でした。
真上から舞い降りるBGMの臨場感と、予想以上に綺麗に映る大画面。これだけで満足レベルでしたが、シーリングライトとしても本格的。
【設置工事不要】導入前に抑えたいポイント3つ
とはいえ、安価な1万円プロジェクターとは訳が違い定価79,800円。使用後だと安いと思えた値段ですが導入前には自宅に合うのか要チェック。
私がちょちょいと調べたのは3点だけ。
- 工事なしで取り付け可能?
- 取り付け場所から壁までの距離は?
- 投影場所に障害物はない?
1.工事不要で取り付けできる?
まず取り付けは家庭用引っ掛けシーリングがそのまま使えるため、ほぼ全てのご家庭に工事不要で取り付けできます。
自宅のシーリングライトをpopIn Aladdinに交換するだけで、シーリングライトとプロジェクターの機能を同時にゲット。
2.シーリングライトと壁の距離
もう1つクリアする問題は、取り付けたシーリングライトから壁までの距離。というのも投影された画面の大きさは距離によって決まります。
1.03m→40インチ
1.54m→60インチ
2.06m→70インチ
2.58m→100インチ
壁とアラジンの距離がそのまま画面の大きさに反映されるので、事前に距離は把握しときましょう。
1m程で40インチになりますが、画像から分かる様に近すぎると天井にも近くなるので、急角度で見上げる形になります。
寝室で寝っ転がりながらの観賞なら良いですが、リビングでTV代わりと考えるならある程度の距離は欲しいところ。
我が家では距離1.5mの60インチサイズで使用中ですが、満足できる迫力ぐあい。
3.障害物はない?
最後の3点目はプロジェクターと壁の位置が真っすぐであることが望ましい。
投影したい壁面に窓が…。家具が…。ドアが…。と、必ずしも投影ポイントが真っ白な壁とは限りません。ポイント探しは必須で不可能な場合はスクリーンの検討も必要です。
下記は真上から見た図で、ある程度は上下左右へ位置変更が可能。
左右には19℃ずつ投影位置をずらし、台形補正を使えば綺麗に画像を映すことができます。
以上3点は購入前に確認しておきたい後悔しないためのポイントです!
popIn Aladdinの優れた機能と特徴まとめ
家庭用シーリングライトに世界で初めてプロジェクターを搭載したpopIn Aladdin。使い道がとにかく豊富で飽きさせません。
高性能プロジェクター搭載
40~120インチの投影サイズはXGIMIの高品質プロジェクター。Android OSを搭載することでWi-FiにてYouTubeやAmazonプライムビデオ、NetflixやAbemaTV、Spotifyなど多彩なコンテンツが楽しめます。
36段階のLEDシーリングライト
6段階の明るさと6段階の色から選べる36段階の設定。LEDライトは寿命が長く省エネ効果も高いです。
高音質スピーカー搭載
世界的にも有名なHarman Kardon製のスピーカーを内蔵。天井に設置することで部屋全体に広がるサウンドは圧巻です。
テレビ番組も視聴可能
専用のDIXIM PLAYアプリで自宅のレコーダーやチューナーと連携すれば、放送中のTV番組や録画した番組も楽しめます。
誰でも使える簡単操作
付属のリモコンやスマホからの操作にも対応。音声による操作と検索も可能で直感的に誰でも使えます。
popIn Aladdinレビュー
届いてから取り付けまで驚くほど簡単で、自宅のシーリングライト交換との差がありません。シーリングライト機能だけなら設定なしに使えるので即スタートできます。
初期設定で投影場所や歪みを調整したあと、Wi-Fiや見たい動画と連携させる手順です。(音声案内がある優しいものでした。)
付属品/外観
本体、引っ掛けシーリング用専用アダプター、リモコン(単4電池付き)、ユーザーガイド。これにシェードが同梱品。
プロジェクターを搭載するハイテクなシーリングライトなんですけど、配線もなくシンプルなセット内容です。
壁面には厚みのある備え付けクッションで壁や本体を傷つけません。
さすがに一般的なシーリングライトに比べるとなかなかの厚み(16.9cm)と重さ(5kg)。若干不安を感じるも心配不要でした。
リモコンもスタイリッシュでカッコ良いですね。別途アプリをダウンロードすればスマホからの操作も可能。
popIn Aladdin
popIn Inc.無料posted withアプリーチ
天井への取り付け方法
我が家の場合、角型引っ掛けシーリングの上から付属の専用アダプターをワンタッチで接続。これができればほぼ設置できたも同然です。(横着して元のシーリングの金具そのままに…。)
ライトを押し込みカチッとハマれば、アダプターとライトを繋ぎます。
仕上げにシェードをかぶせればあっという間に完成で、わずか3ステップの簡単作業。
取り付け後でも本体をゆっくり回転できるため好みの投影位置に微調整が可能。ゆっくり設定していきましょう。
シーリングライト機能が本格的「8畳用だけどそれ以上?」
popIn Aladdinのシーリングライト適用畳数は8畳までですが、我が家のリビング12畳用より明るいです(;^ω^)さらに性能も遥かに上…。
ON/OFFはリモコン、スマホ、壁スイッチどれでもOKです。
リモコンのライト切り替えボタンでは押すたびに昼光色→電球色→昼白色→常夜灯の順に切り替わります。
4つのモードには明るさと色合いを細かく設定することで、カスタマイズした自分好みの明るさを呼び出せます。
リモコンの音声入力では「明るくして。電球色にして。」などマイクに向かって話しても応えてくれます。
初期設定
無事設置したところで、リモコン電源ボタンを押すとプロジェクターが起動します。ここからは勝手に音声ガイダンスが始まり、リモコンのペアリングから必要な設定までサポートしてくれます。
プロジェクター+シーリング機能。ということで、どちらか妥協した製品なのではないかと多少疑ってましたが、明るい部屋でも鮮明に映るアラジンに感動中。。
700ANJIルーメンのWXGA(1280×800)の解像度
終了するまで開始できないので強制的に設定完了まで導かれるので安心です(笑)難易度も低く難しいこともありません。
映像の上下を調整中。
台形補正でゆがみを取り覗く。
これらの機能のおかげで斜め投影や障害物を回避しての綺麗な長方形をつくれます。
インターネットに接続し、郵便番号、利用規約、チュートリアルまで進むと設定完了となり、取り付けからここまで30分もあれば終了するかと思います。
設定完了後にできる機能
こちらがプロジェクター起動後のホーム画面。
すっごい鮮明なもんだからワクワクがとまらない。
明るい部屋でも問題なく綺麗に映りますが、やっぱり差はでます。
左:暗い部屋 右:明るめの部屋
どんなに高品質なプロジェクターでも昼と夜で映りは異なるので、大事なのは昼でもハッキリ不快なく観賞できること。アラジンは十分にクリアしてます。
流石に10万円以上するフルHDや4Kプロジェクターに比べて画質は劣りますが、悲観するレベルにありません。断言します。キレイです!
動画・音楽アプリ・地デジも楽しめる
Amazonプライムビデオ、YouTube、Netflix、AbemaTV、Spotifyなど各種アプリが使えます。特に私は月額500円のプライム信者なのでお世話になりまくりです。
テレビを見るには本体に搭載される専用アプリDiXiM Play for popIn Aladdinで自宅のレコーダーやチューナーとの連携が必要です。対応のネットワーク機器はこちらから確認できます。
さらにWi-Fi接続による高音質なBluetoothスピーカーとしても使えます。
動画系もサクサク高画質で楽しめる他、popIn Aladdinオリジナルコンテンツで大人から子供まで使える機能がてんこ盛り。
6種類から選べる動く壁時計。必要な時だけ投影できるタイマーもあるので便利です。
予め用意された動画から選択可能の映し出される映像。日本各地の風景や窓から覗いたverでまったりくつろげます。
就寝前におすすめなヒーリングライト機能もあり、リラックス系音楽&間接照明もご用意。
さらにフォトメモリーズを使って画像のアップロードをすれば大画面でスライドショーを満喫できます。子供との思い出写真を家族で楽しめます。
ひらがな表や絵本の読み聞かせ、動物の等身大図鑑など無料で使えるコンテンツが沢山あります。今後のアップデート次第で更に期待できそうです。
使い道ありすぎなpopIn Aladdinに感動です
ここまで万能プロジェクターとは!と唸らせるほど魅力満載のpopIn Aladdin(ポップインアラジン)でした。
毎日必ず使うことになるシーリングライトに飽きさせないコンテンツ。配線だらけのごちゃついたプロジェクターのイメージは払拭です。
これだけ気軽に使えるプロジェクターは他にないでしょう。幼児から若者はもちろん、年代問わず幅広く対応できるpopIn Aladdinは神製品です。