スリーアップのカーボンヒーター、クラシック70’s RT-T1845を使ってみました。
暖房器具にもおしゃれを取り入れたい
と思い始めてから気になり始めた製品はレトロ感満載。
昔ながらの石油ヒーターをモチーフにしたインテリア性の高いカーボンヒーターです。
シンプルデザインでどれも似通ったものが多い中、クラシック70’sは外観にもこだわる素敵な製品です。
特にスリーアップは見た目で惚れさせるメーカーとして私は大好き。
コレなんすか??って思うようなハイブリット加湿器。
味のあるアンティーク調暖炉で素敵!と一見騙される電気ストーブ。
好きだから選んだのではなく、最終的に選んだのがスリーアップのクラシック70’s RT-T1845でした。
惚れたのはデザイン性なんですけど使い勝手も申し分ないので、我こそおしゃれ好きさんにおすすめしたいカーボンヒーターです。
カーボンヒーターの魅力
パッケージからしておしゃれな感じで登場です。
ところで、このカーボンヒーター全体に言える魅力は速暖能力。加えて遠赤外線効果で低W数でも体の芯まで暖めます。
僅か数秒で起動するスタートダッシュの良さと、暖房機器の割には省エネで人気も高くなってます。
反面デメリットは部屋全体を暖めるのは苦手で、周辺をピンポイントで暖める使い方が基本になります。
朝や帰宅後の寒さが苦手な方に、カーボンヒーターは最高の味方です。
Classic70’sの性能
うん。やっぱりレトログリーンだけあってレトロ感が微増!
一般的なカーボンヒーターはスリムなんですけど、クラシック70は底部のガッチリしたスタンドと、それを囲うゴールドフレーム仕様でどっしり構えて見えます。
されど2.3㎏の重さは取っ手で軽々運べます。
幅19㎝、奥行き20.5cm、高さ45㎝は大人の膝丈程度でコンパクト。
カラーはアイボリー、モカブラウン、レトログリーンから選べます。
300W/600Wの2段階切替と電気代
手前のダイヤル式スイッチで全て操作できるシンプル設計です。これまた古風な造り。
切→300W→600Wの3段階
電気代は1kWh27円で計算すると
- 300Wで1時間あたり約8.1円
- 600Wで約16.2円
カーボンヒーターはハロゲンヒーターと同じ消費電力で2倍暖かいので、300Wでも予想以上の効果が見込めます。
てことで切替式の300W搭載タイプは経済的にもおすすめで、毎日4時間使っても1ヵ月972円の結果になります。
転倒時自動オフスイッチの搭載
これは必須機能なんですけど、転倒時には自動で運転を停止します。
そのほか温度が上昇しすぎると自動オフになるサーモスタット機能、さらに異常温度を感知するとヒューズが切れて回路を遮断します。
安全性の高いカーボンヒーターのメリットはこればかりでなく、ファンヒーターのように空気を汚さないので換気や頭痛の心配がありません。
外観をぐるりと一周
円柱型でどこから見ても形を崩すことなく、発熱体を前方に向けることで背面は触っても熱を感じません。
運転中に取っ手を後ろに下げても安全です。
このゴールドフレームもレトロ感を出す細かなこだわりで、全てのカラーにゴールドが使われてるんですよね。
熱を感じるまでわずか2秒
実際に使ってみました!
300Wでは発熱体を1灯だけ使用。
ダイヤルをひねって熱を感じるまで2秒くらいで、赤くなり始めるまで3秒ほど。
じわじわ温度は上昇して約10秒で範囲が広がります。
300Wだと近距離30㎝で使用するイメージです。
600Wで全開です。同じく3秒あれば赤くなりますね。
ちょうど2倍の熱量になるので一気に暖かさが広がり、距離30㎝だと熱く感じ、50㎝以上離してようやく丁度良い具合でした。
カーボンヒーターの強みはこの速暖性で、数秒で寒さから解放してくれる優れた能力にあります。
なおクラシック70’sのデメリットを考えると、ゴールドフレームが取り外せない仕様。
内部汚れやホコリが目立つときにはフレーム外からエアブローや掃除機を使う感じになり、直接拭くとなれば分解レベルになるのかと。
とはいえ、360°解放感があるので一般的なストーブよりはホコリがたまりにくく、掃除も殆ど必要はないです。
メリットはこんなところ。
- 置いとくだけでおしゃれ
- 2秒で暖まる
- 300/600Wの切替機能で省エネ
- 安全性が高い
デザイン推しで選びましたが実用性も抜群でした。
これからの寒さ対策にピッタリのカーボンヒーターの中でも、見た目にもこだわる数少ない製品のクラシック70です。
うまく活用することでメインストーブの節約にも繋がります。