人気のIQOS互換機HI TASTE P6を使ってみました。
Amazonや楽天でもかなり人気の製品です。
見た目はノーマルながらディスプレイ搭載で情報量が非常に多く、状態を把握しやすくなってます。
例えば喫煙温度、喫煙本数、喫煙時間がリアルタイムで確認できます。
でも私がこのデバイスに最も魅力を感じるのは自在性。
喫煙温度:200℃~300℃を1℃単位で調整可能
喫煙時間:3分~6分を5秒単位で調整可能
MAXで連続35本&最長喫煙時間6分。
ここまで幅広く対応できるIQOS互換機は稀です。
HI TASTE P6の付属品
イヤホンのような収納ケースに入って届きます。
ただ1つ、気になるのは私が日本人だからでしょうか。
ドストレートに日本語で株式会社とかかれると持ち運びにくいと思うこの感覚。分かりますでしょうか。(せめて背面にでも…)
一式持ち運べるのでかなり良いアイディアですよね。加熱式タバコではあまり見ないこのタイプ。
付属品はHitaste P6本体とUSB充電ケーブル、ユーザーガイドに保証書、それと収納ケース。保証期間は3ヵ月になります。
外観とスペック
正面にはディスプレイと電源ボタン、下部にコントロールボタンを搭載。
サイドにはHI TASTE(ハイテイスト)のロゴ。
上部の加熱キャップにはヒートスティック挿入口と通気口。
加熱キャップはマグネット式で脱着が簡単。
加熱方式はニードルタイプでメンテナンスは比較的容易。挿入しやすく抜きやすく、折れにくい特徴有り。
底部のUSBポートから充電が可能で、ディスプレイで残量が丸分かり。
見た目に安っぽさはなし
スタンダードなフォルムだからこそ受け入れやすい感じです。ここまで完璧と言ってよい仕上がり具合。
気になったのは収納ケースくらい。。
他社製品との比較
IQOS互換機はほぼ一体型の連続喫煙可能モデルなので比較するならIQOS3マルチの方。
背丈はマルチですが幅や重さでは完全にHITASTEが勝ります。容量がまるで違うので対象になりにくいですが、サイズ感を参考までに。
久々にマルチ持ってみると軽すぎるくらい軽いですね。
MULTI→最大連続喫煙10本
HITASTE→最大連続喫煙35本
ということで似通ったIQOS互換機と比較してみました。
HITASTEの35本
CIGRIGの30本
AVBAD-Xの28本
バッテリー容量が多いとデバイスの大きさは似通ってきますがHITASTEが若干小ぶりでスタイリッシュになってます。
と言うのも、HitasteのMAX35本喫煙は加熱温度250℃、喫煙時間3分30秒の設定を想定しての数字なので、300℃の6分だと下がります。
250℃くらいで丁度良い具合でしたけどね。
使い方
電源ボタンを1回押すとディスプレイ点灯(約4秒)
この状態は充電残量が8割程度。加熱温度200℃、喫煙本数5本目、喫煙時間3分と判断できます。
この数値が全て変更可能です。
温度調整
ディスプレイ点灯中にコントロールボタンの上下を押すと200℃~300℃の範囲内を1℃単位で設定できます。
この操作は加熱前でも喫煙中でもOKです。
喫煙時間変更
ディスプレイ点灯に関係なく電源ボタンを5回クリックすると喫煙時間が点滅します。
点滅中にコントロールボタンを押すと喫煙時間3分~6分の範囲を5秒単位で変更可能。
自動保存されるので毎度設定の必要はありません。
喫煙本数のリセット
喫煙本数は変更ではなく正しくはリセット。
電源5回押しで喫煙時間が点滅しますが、ここから更に電源5回押しで喫煙本数が点滅します。この際コントロールボタンを押すとリセットされます。
1日の始まりに合わせて、もしくは満充電後にリセットをかけることで喫煙本数が把握できます。
20本を目安にクリーニングが最適のため、目安として使うと良いでしょう。
クリーニング機能
クリーニングは2パターンのやり方があります。
1つは5本喫煙ごとにディスプレイにNとYの選択肢が表示されます。
この時コントロールボタンでYを選択して電源ボタンを押すとクリーニング開始。
もう1つは電源ボタンを8回連続押しで自動クリーニング開始。この2パターンです。
クリーニング時は超高温になるので加熱キャップは外しましょう。つけっぱだとキャップの劣化に繋がります。
前者のクリーニングを求める機能は初めて体験しましたが、これは良いですね。
加熱ニードルは喫煙するたびに焦げ付き味が落ちるので、1箱目安と言っても適度に実行するにこしたことありません。
クリーニングは効果大。ニードルについた残留物全てを焼き尽くすので、アルコール綿棒のふきふき無しでピカピカになるほどです。
喫煙開始から終了まで
電源ボタン3回押しで加熱開始、バイブレーションが作動します。
予熱は約10秒くらいで早いですね。
バイブレーションのタイミングは加熱開始、喫煙開始、終了10秒前、喫煙終了時。
250℃の4分設定で喫煙開始!
ちなみに喫煙時間はカウントダウン形式になり、予熱時間含めての4分間になります。
加熱中に電源3回押して中断可能
ピッタリ4分喫煙しようと思えば、4分10秒に細かく設定できる素晴らしさがHitasteP6の良いところ。
ヒートスティックを抜く際は右に、左にと回転させてからスポット抜いてやりましょう。
こんな感じで綺麗に抜けるのは加熱部がニードル(棒状)だからこそで、IQOSのようなブレード型だとできません。
加熱キャップごとヒートスティックを抜いてもOKです。
NGはそのままヒートスティックをスポッと抜くことで、タバコ葉が完全に内部に残るため気を付けましょう。
実際吸ってみて、設定は完全好みによりますが意外と低温でもマイルドで美味いです。300℃ではかなりのキック感でIQOS以上の吸い応え。
ほんと最適な吸い応えを提供してくれる良デバイスですね。
とはいえ、喫煙時間を長くするなら低温寄り、逆に高温で吸いたければ短時間に設定するのが本来のヒートスティックの味を愉しむコツかと。
300℃の6分間だと最後は苦みがでまして、ヒートスティックの限界を感じました。
まとめ
HI TASTE P6のおすすめポイントはディスプレイでの管理能力。
最大の特徴は自由度の高さでバシッと決まる好みの設定。
このIQOS互換機はデメリットが浮かばないほど。最後まで褒めまくりで終了です。