こんにちは~。
今回は娘ちゃんに使ってもらった子供用の空気伝導イヤホンのお話し。
空気伝導はほとんど使ったことないのですが、骨伝導イヤホンと似ていて外観から違いはほぼ分かりません。
メリットも同じで1番は耳穴を塞がないため周囲の音が丸聞こえ。でしょうか。
会話に支障なく外では安全。
こと子供に関しては、尚更こちらの声に耳を傾けてほしいことが多く、ヘッドホンやカナル型イヤホンは何かと都合悪く……
ということで今回は、骨伝導と空気伝導の違いも兼ねての製品レビューです。
聞き慣れないブランド、FirstChoice
初耳ブランドのFirstChoice。オーディオブランドとも言えず、販売しているイヤホンはこれくらい。
若干の不安は隠しきれないところですが、届いてみて あら、可愛いパッケージ。
しっかりとした造りと清潔感に好印象です。
お値段9,999円はなかなかだなと思いますが、50%オフクーポンを使って実質アンダー5,000円で買えるこの製品。
ぶっちゃけ期待してなかっただけにファーストインプレッションは上々です。
子供向けフォルム
取り出してみて思ったよりも小さくて、デザインは子供向けで可愛らしい感じです。
プラスチック感はあるけど安っぽさには繋がらず、おもちゃっぽくも見えますが逆に良い味だしてます。
気になって私の使う骨伝導イヤホン(Shokz製)と並べてみると、まぁ確かに小さいけどもっと差があるかと思った次第。
首の後ろにくるアームが短いですね。
カラーは赤のほか、緑とオレンジにも対応。
意外にもスペックは優秀
付属品は本体、Type-C充電ケーブル、説明書。日本語でとても見やすい取説でした。充電器が専用ではなくType-Cなのがgoodです。
意外にもスペックは優秀で、
・最新のBluetooth 5.3
・IP55の防水規格
・30gの軽量タイプ
サイズ | 約 126 × 148 × 55 mm |
---|---|
充電時間 | 2時間 |
再生時間 | 10時間 |
通信距離 | 10m |
十分な性能です。
外観チェック
バッテリー部はプラスチック。
アームはシリコンで覆われて弾力があります。
柔軟性は抜群でネジっても問題なし。
普通に使って折れることはないでしょう。
R側には物理ボタン2つと充電端子。
充電中は赤LED、満充電になると青に変化します。
Type-C端子なのでお手持ちのケーブルでも問題ありません。
ペアリングと操作
本体のボタン2つ(+/-)で全てを操作します。
最初にやることは簡単で、+ボタンを3秒長押し電源オン。ペアリングモードへ突入します。デバイス側のBluetooth設定で「FIRSTCHOICE」を選択して完了です。
以降は電源オンのみで自動接続。
電源オンオフ | +3秒長押し 5分放置で自動オフ |
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ペアリングクリア | +-同時長押し |
音量up/down | +/- |
再生/一時停止 | +1秒長押し |
通話 電話を切る 着信拒否 | + +1秒長押し +1秒長押し |
使ってみた感想
子供が使うタブレットに接続してみました。
マルチポイントには対応しないため、別のデバイスへの接続にはペアリングクリアが必要になります。2つのボタン同時長押しでリセットからの再ペアリングの流れ。
すぐに行えるので子供と一緒に使ってもいいかも。
大人でも使えます
大人用のイヤホンを子供に、となるとだいぶ緩いんですよね。特にこの形状のイヤホンは耳元ゆるゆるの首裏ガバガバでフィットしません。
FirstChoiceの子供用イヤホンは小さな子供でもしっかりフィット。違和感なくちょうどいい感じです。
小学校低学年ではちょっと余裕があり、成長するにつれてさらにフィット感は高まるかと。
そもそもこちら大人でも使えます。
私の場合なんですけど、「子供用」は全く気にならない装着感。首の後ろは指一本入るくらいの隙間しかないですが、多くの大人が使えるサイズです。
あとメガネをかけると干渉はするものの、全く気にならず。
音質は期待以上
さて音質ですが、思ったより全然良かったです。おもちゃっぽさのある外観に騙されちゃいけません。大人でも満足できる空気伝導イヤホンです。
少しだけこもった感じはありますが、バランス良く、低音もしっかりと。
拘りがあるならまだしも、子供用でこのレベルの製品に文句つける人はいないと思います。
骨伝導との違いやデメリット
フォルムは骨伝導イヤホンと同じですが、使って感じた違いは音漏れ。空気伝導イヤホンの方が音漏れが大きいです。
小さな音だと聞こえないですが、静かな場所ではなんか聴いてるな~って分かります。
音質に関しても骨伝導に軍配が、と言いたいところですけどモノによりますね。実際にこれより劣る骨伝導イヤホンもあるので。
FirstChoiceに限らずこのフォルムの欠点は首の後ろにアームがあるので寝ながら楽しめないところでしょうか。
まとめ
一生懸命ゲームしてますね。最近はオンライン授業も増えてきているので、ゆくゆくは勉強用として活躍するときがくるのかも。
スピーカーから流れる音よりも集中力が高まりますし、装着しながらでも周囲の音を聞けるのがこの製品のメリット。
真面目な話、子供にはカナル型のイヤホンやヘッドホンより空気伝導や骨伝導イヤホンの方をおすすめします。