ヴェポライザーで有名なWEECKEに新製品「WEECKE C-VAPOR LOOP(ウィーキーシーベイパーループ)」が登場。
紙巻きたばこを1/4にカットして吸えるからコストも1/4。
毎月のたばこ代を75%も削減できるものですが、肝心なのは使い勝手と味。
同じ類の製品は他社から既に発売されてますが、最後にラスボスWEECKEの参戦で圧倒的な勝利というくらいの完成度。
これは素直に買った方がいいです。
付属品にシガーカッターが含まれる
さて、こちらがWEECKE社の新製品。
C-VAPOR LOOPは紙巻きタバコに的を絞ったヴェポライザーで、紙巻きたばこをカットして吸えるため大幅なコスト削減が可能です。
1回の喫煙に1本分のたばこなんて不要。1/4もあれば4分は満足な吸い応えを与えてくれる頼もしいやつなのです。
セット内容にはシガーカッターが含まれます。
付属品
C-VAPOR LOOP本体、Type-C充電ケーブル、予備のシリコンリング・セラミックフィルター・メッシュスクリーン、専用フィルター、シガーカッター、チャンバー用クリーニングブラシ、エアーパス用クリーニングブラシ、説明書。
シガーカッター付きで価格8,980円と良心的で、1ヶ月も使えば元を取れるどころかお釣りがきます。
WEECKE C-VAPOR LOOPをレビュー【使い方】
何はともあれ使っていきます。
見た目はC-VAPOR4.0に似て重厚感から高級感がありますね。
最適な長さに切れるシガーカッター
C-VAPOR LOOPに適した長さにカットできるシガーカッター。
紙巻きタバコならなんでも良く、奥まで挿し込んで両側からギロチン式にカットします。
ちなみに使っているのはキャメルクラフトメンソールで1箱430円の安いタバコ。
繰り返すと1本で4回分のタバコが完成。
断面は綺麗ですがタバコ葉はこぼれるので、使う場所は考えた方が宜しいかと。
全ての銘柄ではないものの、ロングだと5回分の元を作れます。
底部にある底上げをスライドして外すと1/3の長めにカットできまして、喫煙時間を長くしたい場合や吸い応えのアップに使うと良し。
スパッと切れ味抜群とは言えませんがありがたいツールです。
ここだけの話し最近はハサミで切ってます。
加熱温度と喫煙時間はお好みで
使い方は簡単。マウスピースを外してチャンバーにたばこをセットする。
あとは加熱して吸うのみです。
5回押しで加熱が始まり20秒もあれば喫煙可能。連続喫煙では本体が加熱されている状態のため予熱完了まで早くなります。
デフォルトでは180℃の210秒ですが、設定で好みに調整可能。
加熱温度:160~240℃
使用時間:180~420秒
最大7分の喫煙時間まで。
加熱するとバイブが作動してみるみる温度が上昇し、設定温度に到達すると再びバイブでお知らせしてくれます。
リキッドなしでも味と香り良し
そのままで美味いですね。。
過去に使った紙巻専用デバイスは香りと味がいまいちで、リキッドの添加なしでは吸いにくいものでしたが、C-VAPOR LOOPはイガリがなくマイルドでこのまま吸える。
これまで紙巻きを無添加で吸うと抵抗感が勝りましたが、これは一般的なヴェポライザーでシャグを吸う感覚に近いです。
しかも周囲から感じるニオイは少ない。
喫煙開始から30秒経過するとカウントダウンが始まります。
例えば180秒の設定なら終了120秒前から、最大になる420秒の設定なら終了360秒から前からのカウントダウン。
- 温度設定は使用中に1℃単位で変更可能。
- 時間設定は加熱中のみ変更可能で30秒単位。
10秒前からディスプレイが点滅してバイブと共に終了します。
専用添加リキッドLOOPS
紙巻きタバコ専用リキッドのLOOPSが別売りで販売中。
カットしたタバコ葉に1~2滴添加することで、水蒸気と吸い応えを増加させます。満足度向上のために。
10mlボトルで1本980円。
・メンソール
・ハードメンソール
・ノンフレーバー
・グリーンアップルメンソール
・バニラ
喫煙後のシャグポンは容易だが
喫煙後はチャンバーからタバコ葉を取り出します。
ヴェポライザーを逆さにして底をポンと叩くとコロンと。シャグポンは簡単ですが銘柄によっては落ちにくい場合あり。
詰まったときには底部に収納されるピッキングツールの出番。
直接チャンバーのタバコ葉を掻き出しても良いし、底部のエアパス穴から突っ込んで押し出しても良い。
ちなみにエアパス穴を通すとチャンバー底のパーツも外れてメンテナンスにも活用できます。ただし喫煙終了直後は熱くなるので気を付けましょう。
ピッキングツールのおかげで出先での葉詰まりも簡単に対処できるようになりました。
WEECKE C-VAPOR LOOPの外観チェック
C-VAPOR LOOP NIGHT NAVY
本体はアルミ製でしょうかね。安っぽさは皆無。傷も付きにくく堅牢な見た目で、カラーはNIGHT NAVYとJET BLACKの2色展開です。
サイドに電源ボタンと、その下に温度・時間設定に使うボタンが2つ。
見た目やサイズは超人気のC-VAPOR4.0に似ています。ボタンの配列も同じですが液晶は更に見やすく改善されてます。
底部にはピッキングツール、エアフロー、Type-C充電ポート。
エアフローはスライド式でドローの微調整が可能です。
上部のディスプレイでは充電中や使用中の状態把握。スタンバイ中に電源ボタンを押して残量チェックも可能です。
C-VAPOR4.0でも実現していなかったType-C充電に対応したことが嬉しいところで、フル充電まで5V/2Aで2時間と優秀です。
タバコ葉を直接加熱するコンダクション方式でも、セラミックチャンバー採用で内部は焦げ付きにくくなってます。
マウスピースはここまで分解可能。
消耗品となるシリコンリングとメッシュスクリーン、セラミックフィルターは予備もあるので暫く使えそうですが、別売りでも販売されてます。なおC-VAPOR4.0と共通です。
チャンバー底部のパーツも外すと貫通するため、内部をブラシで綺麗にクリーニングできます。
マウスピースに付属品のフィルターを付ければよりマイルドになりますが、普通に吸う分には必要なかったです。
リキッド添加して水蒸気が増える場合に検討しても良いかなと。
使って気づいたこと
普段私はレギュラー派なんですけど、ヴェポライザーになるとメンソールの方が美味しく感じます。メンソがないと少し物足りなく感じてしまうのかな。
温度と時間は好みによりますが、個人的には200℃の240秒あたりがちょうどいい感じ。
実際使ってみていくつか思ったことがあるので書き出していこうかと。
使い勝手について
ディスプレイが見やすく操作性はシンプルでいい。喫煙時間と温度設定は細かい設定で好みに調整できる。内部の細部までメンテナンスでき、パーツも別売り販売されるので長く使えるデバイスです。強いて言えばシャグポンできない場合が意外と多し。
バッテリー持ちが良い
ヴェポライザーはバッテリー持ちが良いとは言えない中、C-VAPOR LOOPは喫煙時間3分設定で20本を優に超える。出先でも安心して使えます。
タバコ代は1/4
シガーカッターで1本を1/4にカットして、且つ3~7分で吸えるためタバコ代は簡単に1/4になります。毎日コンビニで1箱買ってたタバコが4日に1度で良し、ついで買いも減って節約の相乗効果にまで期待できる。
1mgたばこでも吸い応えが抜群
普段吸わない1mgのたばこが自宅に余ってるので吸ってみたところ、12mgとほとんど変わらない吸い応え。という体験を記事にしたのがこちらです。
加熱式タバコ慣れしていないと?
これが初めての加熱式タバコ、もしくはヴェポライザーだと多少慣れは必要?とも思います。逆に感想聞いてみたいです。同じ紙巻でも火を付けた場合と加熱の場合では味は変わるので。とはいえ、慣れてる私でも美味しくないと感じるヴェポも多々あるため、最初から美味しいC-VAPOR LOOPは最高です。
WEECKE C-VAPOR LOOPのスペック
製品名 | C-VAPOR LOOP |
---|---|
サイズ | 53×26×103mm |
重さ | 約130g |
加熱温度 | 160~240℃ |
喫煙時間 | 180~420秒 |
充電時間 | 約2時間 |
バッテリー | 3000mAh |
価格 | 8,980円 |
6ヵ月使い込んでみた結果。合わせて購入したい消耗品は?
6ヶ月間、毎日20~30回ペースで使い込んでみました。まず思ったのは財布からお金が出ていくスピードがゆっくり過ぎてびびりますが、それは置いといて、シリコンリングが度重なる熱にやられます。
ボロボロで交換必須。メッシュは洗いを繰り返せば延々と使えますが、セラミックフィルターは1ヶ月も使い込むと味に影響します。マイルドさに欠け雑味が増えます。
1セット予備がありますが長く使うなら消耗品は買っておいた方が無難です。
専用シリコンリング&メッシュ各4個セット。これは必須になりそう。メッシュはこんなに要らないのですが、洗いや出先での使い方により紛失の恐れあり。シリコンリングのみも販売中。
交換用セラミックフィルター4個入り。必須。2週間~1ヶ月で交換推奨されており、使い続けるとイガリや雑味が増えて不味く感じる原因に。惜しまず交換してみると味がめっちゃ美味く感じる。
チャンバー底部のパーツ品。これいらないと思うでしょ?私も思ってました。ところが紛失して見事に購入。全く覚えがないですが吸い殻と共に捨てる可能性もあり。無くなったら買えるということで。
WEECKE C-VAPOR LOOPのチャンバーが紛失する可能性
ヒートシンクにもシリコンが付いてるのでシリコンリング同様に熱でやられる可能性がありますが意外と耐久性あり。6ヵ月でゆるゆるになりました。急いで購入の必要はなし。
CVAPOR LOOP 専用リキッド。吸い応えの向上や味変したい方、ミストを増やしたい方に。ただ掃除が面倒になるし素のままで美味いから私は不要。
CVAPOR LOOP 専用フィルター。リキッドを使う場合にはあった方が良いですが、使わないなら不要。
焦げ付きや汚れは味の劣化に繋がるので無水エタノールや加熱式たばこ専用クリーナーClewを綿棒に染み込ませて掃除。ニオイの除去にもいい。
まとめ
紙巻きタバコ専用のヴェポライザーの中でも味と使い勝手において抜けてます。
リキッド添加なしで美味しく吸えるのは素直に凄い。
またヴェポライザーあるある、シャグの詰め替えを面倒に感じる方にもとても良い製品。
使った人だけ節約できるWEECKE C-VAPOR LOOPでした。
たばこ代節約にほんの少しでも興味があれば使うべき。