2018年7月20日発売:ジョウズ・ジャパンが手掛けた最新のIQOS互換機jouz(ジョウズ)
IQOS互換機として発売前からこれだけ話題に上がったのはjouzが初めてではないでしょうか。
「モバイルバッテリーで有名なAnkerがIQOS互換機のバッテリーを技術支援。」これだけでも話題性は抜群。記者会見で披露されたそのフォルムはこれまでの互換機にはないスタイリッシュなデザインで目を奪った。
そんなこともあり私は発売を心からお待ちしておりました。ところが、いざ販売開始されるとなかなか手厳しい意見も目立っております。
「吸った感じがしない。3分すら吸えない。所詮互換機。」
批判と絶賛になかなかキレイに別れる中、本音でレビューしていくので是非とも参考にして頂ければ。
因みに現在の販売先はAmazon、楽天、公式サイトになります。
jouz 20のレビュー
jouzは市販のIQOSヒートスティックが吸えるIQOS互換機。
まずもってクリアケースとか既に高級感。中に見えるjouz本体も作り込みが違うとこの時点でなんとなくわかります。
今回はこちらのjouz 20ブラックを徹底的にレビュー。現在のカラーはホワイトとブラックのみです。
なおjouz(ジョウズ)は2種類ありjouz 20とjouz 12が存在しまして、バッテリー容量や本体の大きさが違います。
ヘビーとライトユーザー向けのモデルですね。
付属品
- jouz 20本体
- 充電用USBケーブル
- クリーニングブラシ
- クリーニングスティック
- ダストカバー×2
- 取扱説明書
- 12ヶ月の保証書
IQOS互換機で無償の1年保証は価値があります。色んな機種のレビュー見て分かると思いますが初期不良はポコポコあるのが現状です。Ankerから引き継いだものかは不明ですが、サポート対応の良し悪しで今後の伸び具合は確実に変わってくるでしょう。
jouz 20 外観とスペック
価格 | 6,980円 |
---|---|
サイズ | 22.6 x 23.6 x 101mm |
重さ | 58g |
バッテリー容量 | 1,250mAh |
入力 | 5V/0.5A |
吸引本数 | 連続20本 |
吸引時間 | 5.5分or14回吸引 |
質感と見た目は高級感抜群で文句なし。価格もIQOSより安く、バッテリー容量1,250mAhで連続20本吸引できるなら無駄のない仕様。
jouz 20はゴロンとしてデカくて重いイメージでしたが、実際持ってみると意外とコンパクト。
上部のゴム製ダストカバーは2個付属されてますが恐らく無くしやすいです。デメリットと言いますか、他の互換機にはそもそも付属されない場合も多きので、ぶっちゃけ無くなってもそこまで痛くはないかと。
優しい心遣いに感謝して私はケースの中にしまっております。
底部はプッシュすると充電用USBポートが出現。こういった細部の作り込みは本当に素晴らしい。
キャップはマグネット式になっておりスライドで簡単に外せます。これ、使い込んでも緩くなることがない高ポイントなんですよね。
使い方
1つだけあるボタンを1プッシュすると電池残量の確認可能
- 〇●●:残量0~35%
- 〇〇●:残量35~70%
- 〇〇〇:70~100%
残り少ない時には左のLEDが3回点滅します。
まずはIQOSヒートスティックをブレードに真っすぐ差し込んでボタンを2秒間長押し。
すると白色LEDが点灯&バイブレーション、20秒後にはLED全点灯で再びバイブのお知らせ機能。これで予熱が完了して喫煙可能です。
ここから5.5分間、または14回の吸引可能。
残り30秒か残パフが2回になると左のLEDがゆっくり点滅、さらにバイブでお知らせしてくれる優しい設計です。
さて、ここまでの仕様は説明書通りにお伝えしましたが問題は正確に作動してくれるのか?というところであります。
口コミ等では14回どころか10回も吸えない、3分すらもたないとの意見も目立ちます。
実際の計測結果
試しに1箱全て計測しましたが
- 20秒で余熱完了
- 5.5分間の喫煙タイム
- 残30秒でバイブ
- 12回目の吸引でバイブ
- 14回目の吸引で消灯
これらの設定はほぼ誤差なくクリアしたためかなりの正確性が伺えます。
若干の誤差はむしろ私の計測の仕方ではないだろうかと思うところで、後半は計測していて面白くなくなってしまったくらいでした。
長く使った際の検証はこれからですが、到着後この数値より大幅に外れる場合にはカスタマーサポートに連絡で良いでしょう。
無事吸い終わればキャップをスライドさせてからスティックを引き抜いて捨てるだけ。
14回の吸引は6分ももたないので、物足りない時には1本のヒートスティックを再び加熱すればOKです。(1セットじゃちょっと短く感じると思います。)
実質14パフ×2で吸い心地も1回目とほぼ変わりないのでお得に感じます。
充電の仕方
1プッシュして充電が少なくなればUSBポートから付属の充電ケーブルで供給します。残量は増えるたびにLEDが1つずつ点灯し、充電完了で全消灯します。
メンテナンス方法
クリーニングブラシのフックを引っ張ると外れ、本体にヒートスティックが残った時にはこれで掻き出すことができます。
すぽっと装着し上下に動かし回転させ内部の清掃をしましょう。
気になる箇所はフックで掻き出し、最後はクリーニングスティックを使うことで本来の味を維持していきます。
jouz 20を吸ってみた感想
始めから終わりまで実にスムーズで使い勝手はかなり優れてまして、実際に吸ってみると味はIQOSと変わりなくマイルドと表現できます。
結構いろんなところで味が薄いと聞きましたが、私に限ってはそう感じたことはなくスティックによる味のムラもまるでない。
物による違いなのか人による違いなのかは不明として、少なくとも今我が家にあるjouzは完璧なIQOS互換機だとしか言えません。
デメリットを考えれば単体スティックとしては本家アイコスより3倍ほど重い58g。最近のIQOS互換機の中では安いとは言えない5,980円。ただそれも、粗探しとしか言えないぐらい優秀でした。
まとめ
IQOS互換機の中で、と言いますか加熱式タバコの中でも見た目、性能において全く引けをとりませぬ。
決して私はjouzさんの回し者ではありませんが、今の本家を購入するなら間違いなくこっちでしょう。と言えてしまうjouzでした。
参考レビュー:新モデル「jouz 20 Pro」レビュー!Bluetooth機能を搭載した本革仕様デバイス