Baseusから新たに発売されたワイヤレス充電対応のモバイルバッテリー10000mAh。
iPhone12シリーズから導入されたマグネット式充電「Magsafe」にも対応しています。
iPhoneでこそ能力を発揮しそうなものですが、Androidでもワイヤレスで最大10W出力、Cポートを使えば最大20W出力が可能です。
ワイヤレスに注目すると?
- iPhoneへは最大7.5W
- Androidへは最大10W
特にGalaxyのSシリーズとは相性が良さそうなので、今回Galaxy S21の充電に使ってみました。
外観と付属品
セット内容は本体とUSB-C to Aケーブル、説明書、保証書、ステッカー。説明書は日本語非対応ですが使い方に困ることはなさそうです。
ディスプレイが凹んでいてスマホを載せたときにカメラとの接触を回避できます。外観はとてもシンプルなものでボタン1つと上部のUSB-Cポート、USB-Aポート。
サイドの電源ボタンを押すとディスプレイに1%刻みで残量が表示されるので、充電中はリアルタイムで確認できるのが分かりやすい。
あとはワイヤレス対応のデバイスを乗せるだけ。
多くのスマホを2回ほど充電できる容量ですが、大きさと重さは一般的なスマホサイズと言ったところです。
見た目は高級感があってひと目で気に入りまして、かっこいいから持ち歩きたいデザインです。
ただ指紋が付きやすく皮脂汚れが目立つのが唯一の残念ポイントかも。
Galaxy S21を充電してみた
スタートは電源ボタンをポンと押すのを忘れずに。しっかりと急速ワイヤレス充電と表示されスムーズに充電が始まります。
スマホをずらしても、ケースを装着しても問題なし。緑のマークは急速充電の証で、充電中は常に表示される残量表示に感謝を伝えたい。
ちなみにスマホの充電残量は50%から始めて1時間後に80%、約2時間後にしっかりと100%まで到達しました。
決して早くはないですがワイヤレスにして普通の充電レベルに達したので、ケーブルレスの手軽さを考えると満足です。
USB-Cポートを使えばPD対応の最大20W出力。
ワイヤレスとは体感スピードがまるで違いまして、1時間で60%ほど充電が回復しました。
- CポートはPD対応の最大20W出力
- AポートはQC3.0対応の最大18W出力
ワイヤレス&出力ポートを駆使すると3つの機器に同時充電が可能。ただし10000mAhと限られた容量に、出力も分散されるため2台くらいに抑えたいところです。
ちなみに本体の充電はPD対応のACアダブターを使って3.5時間で完了します。
USB-CポートではiPhone12と13をわずか30分で0から50%まで充電が可能。Galaxy SシリーズではワイヤレスもCポートを使う充電も、モバイルバッテリーにして非常に優秀に感じました。
Galaxy S21/S21+の超急速充電
余談ですがGalaxy S21やS21+などの一部端末には急速充電の上をいく超急速充電なるものがありまして、最大限のスピードで充電することが可能。
同メーカーのPPSに対応する100WのPD充電器がそれにあたります。モバイルバッテリーではありませんよ。
PPSはPD3.0から追加された規格でこまめに電圧と電流をコントロールする最新の規格。
Galaxy S21シリーズではこのPPSに対応するPD充電器で超急速充電ができるため、充電スピードを追い求めたいときにはお試しあれ。
まとめ
パススルー対応につき本体を充電しながらのワイヤレス充電も可能なため、出先のみならず自宅でも使いやすくなってます。
ワイヤレスで手軽さを。USB経由でスピードを補えるなかなか優秀なワイヤレスモバイルバッテリーでした。