ちょっとお高くても良いので、美しい映像と迫力のある音声でホームプロジェクターを楽しみたい。
あると思います。
今年になってから目にする機会が多く、個人的に気になっていたXGIMI(ジミー)社が新製品としてXGIMI Horizon Proを発売。
- リアル4Kの高解像度に対応
- 2200ANSIルーメンの高輝度
- Harman Kardonのスピーカー8Wを2基搭載
17万円台と決して気軽に買えるお値段ではないですが、これがあれば「昼夜問わず映像美を高音質で楽しみたい。」そんな夢を叶えられる。
OSにはAndroid TV 10.0を搭載。
スマホやPCの接続なしにプロジェクターのみでYouTube、Amazon Prime Video、Hulu、Disney+、Abema TV、DAZNなど多くの動画コンテンツを楽しめます。
本体こそバッテリーなしで有線接続になりますが、電源ケーブル1本でスッキリとした外観を保てるのも魅力の1つ。外部機器を繋げればテレビ番組の視聴もできます。
さぁ始めてみようと開封してから実際に見れるまでがあっという間で、説明書を見ずとも画面の案内に従うだけでスタートできる手軽さも備えてます。
XGIMI Horizon Proの付属品
セット内容は本体、電源ケーブル、アダプター、リモコン、説明書。豊富な付属品よりもここではシンプル具合がちょうど良い。
単4電池2本で動くリモコンはスリムでかっこいいフォルム。音声入力にも対応するため、Google Assistantボタンを押せばコンテンツ検索やスマートデバイスのコントロールも可能です。
XGIMI Horizon Proの製品外観
どっしり構える重厚感のあるボディから品質の高さが伺えます。リアル4K対応で勝手にビッグサイズをイメージしてましたが、想像していたよりも小ぶりです。
スペックは下記のとおり。
サイズ | 208.4×218.4×136.2mm |
重さ | 2.9kg |
OS | Android TV 10.0 |
投影方式 | DLP |
推奨投影サイズ | 40~300インチ |
明るさ(輝度) | 2200ANSIルーメン |
解像度 | 3840×2160(リアル4k) |
静音性能 | 30dB未満 |
価格 | 176,880円 |
保証 | 1年 |
XGIMI HORIZON Proは「VGPアワード2021」や「VGP2021SUMMER」など世界的に権威のあるデザイン賞を受賞した製品。
「映画館を家に持って帰りたい」という創業時の想いが強く詰め込まれたXGIMI史上最高傑作となるリアル4Kホームプロジェクターです。
圧倒的な明るさとリアル4Kの高画質を実現する本機。
機能は盛りだくさん。
- ボタン一発で歪みをなくす自動台形補正
- ピントを被写体に自動的に合わせる高速オートフォーカス
- 障害物を避けて投影できる障害物回避機能
- スクリーンに合わせて映像を投射する自動スクリーン補正機能
面倒な操作は不要で簡単で快適に使えるのも大きな強み。
ぐるりと見渡しても継ぎ目のないシームレスな外観と曲線美。サイドにはby SOUND Harman/Kardonとあり8Wのスピーカーが2基搭載されてます。
本体上部からは電源オン/オフ、音量、再生/停止の操作が可能。
背面の接続端子は入力がHDMIx2(ARCx1)、USB-A2.0x2、LANx1。出力には光デジタル端子とヘッドホンジャックが付いて多くの機器への接続をサポート。
ワイヤレス規格は2.4/5GhzのWi-FiとBluetooth5.0で、コードレスでの接続ももちろん可能。高音質のBluetoothスピーカーとしても活用できます。
起動までわずか6秒
多機能なプロジェクターでありながらほぼ自動で行ってくれるため、Horizon Proの至るところで「簡単」さを目の当たりにします。
ケーブルを繋いで電源を押せばたったの6秒で起動。
それでいて静音性が高いです。
どのくらい静かなのかをお伝えしますと、起動しながら寝てもほぼ気にならなくスヤスヤ眠れるくらいと言いますか、眠れました。
自動台形補正とオートフォーカス機能で即視聴
最初の設定は数分で終わるもので画面の案内に従っていくと完了します。
やったことと言えばWi-Fi設定とGoogleアカウントの登録。あと私にはアマプラ必須なのでそれも登録。
最初こそどんな機能があるのだろうと設定やらなんやら色々と眺めてみましたが、特に何も変更せずとも快適に視聴できる環境を自動で整えてくれるのが素敵です。
説明書をガッチリ読まなくても直感で使える優しい時代になりつつありますね。
その優しさの1つが自動台形補正やオートフォーカス機能で、パッと映された映像の歪みやピント合わせを自動で行います。さらには障害物があれば回避して壁やスクリーンのサイズに合わせて投射。
わざわざ手動で行う必要がない綺麗な長方形を映し出し、周囲の明るさの変化をAIで検知して輝度を調整してくれるという徹底ぶり。
ちなみに手動でも台形補正やサイズ変更ができまして、問題があれば細かな設定も可能です。下記はデジタルズーム機能を撮影したもの。
Android TV 10.0搭載
Android TVの魅力はまるでスマートフォンかのようにアプリをダウンロードして自分好みにカスタマイズできること。
Google Play StoreとAndroid TVが統合され、5,000以上のアプリに対応。
YouTube、Amazonプライムビデオ、Hulu、Disney+、Abema TV、DAZNなど様々な動画配信サービスで楽しめます。
美しい映像とリアルなサウンドを体験
スクリーンは持ってないので壁に投影。
明るく鮮明な大画面にはハッキリ言って心躍ります。
プロジェクターも10万円を超えてくるものとなると別格なので、ある程度予想はしてましたが美しすぎる映像です。
日が沈む前に使っても十分に視聴できるレベルにあり、夜とは違う姿を見せてくれる。これはこれでひょっとしたら夜より綺麗に感じたり。
さすがに太陽光を直接入れると際どいですが、カーテンを閉めるなど回避すれば問題なく楽しめます。
そしてもう1つ伝えずにはいられないのがスピーカーの音の良さ。リアルで大迫力のため映画でも見ようもんなら聞き惚れてしまうほど。
そういえば、Horizon Proには「映画館を家に持って帰りたい」というXGIMI創業時の想いを詰め込んだ最高傑作とありますが、この映像、音質…ほんと自宅が映画館です。
何度も言いますが17万円台のプロジェクターって普通に高いわって思う庶民の私なんですが、この性能を求めて他を探すとHorizon Proが最安なんだと気づきます。
いや、高いんですけどね、安いんです。
最後にNintendo Switchと繋げて遊んでみたんですが、遅延もなく操作もスムーズ。
外部機器があればTVも見れる。
三脚への取り付けはもちろん天井吊りも可能。
近年TVを置かない人が増えてきてますが、私としてはまだまだ必要。と思ってましたが、今のTVが壊れたらその線があっても良いかも…。
下記はXGIMI Horizon Proの映像。
まとめ
ちなみにHorizon ProのLEDランプは超省エネルギー。
毎日4時間の使用で最大17年も使えるとのことでコスパも高いです。
プロジェクターに関しては映像に美を求めつつ価格の安さも視野に入れてしまうと失敗に繋がりやすいものですが、これは後悔しない素晴らしい製品。