格安IQOS互換機「JUZI 15」を使ってみたのでレビューしていきます。
8月18日に「IQOSイルマ プライム」と「IQOSイルマ」が発売されましたが、マルボロとヒーツを楽しむ方にはまだまだアイコス互換機でも十分です。そのうちTEREAスティックに対応する互換機が出るのでしょうかね(`・ω・´)
ちなみにIQOS3デバイスの現在価格。
・IQOS 3 デュオ:6,980円
・IQOS 3 マルチ:4,980円
今回紹介するJUZIは2,999円。純正より安くて使えそうなアイコス互換機選びの参考になればと思います。サブとしても良いですね。
JUZI レビュー
パッケージは簡素で使い捨てのレベルなのですが、中身が良ければ許せる値段なのでスルーしましょう。
付属品は本体、USB Type-C充電ケーブル、クリーニングブラシ、乾燥綿棒9本です。USB-C対応だけでなんだか期待しちゃいます。
スペックは下記。
サイズ | 12.4×1.7cm |
---|---|
重さ | 約46g |
カラー | ブラック、ホワイト |
予熱時間 | 10秒 |
使用時間 | 240秒 |
喫煙本数 | 15~18本 |
温度変更 | 2段階 |
充電時間 | 2~3時間 |
バイブ | 有 |
クリーニング機能 | 有 |
保証 | 購入日より3ヵ月 |
喫煙本数は15~18本の範囲で加熱温度により若干変わってきます。予熱は10秒と爆速で、そこそこの喫煙本数、温度変更可能と悪くないスペックです。
メーカーのNONNICOは互換製品を多く販売するブランドで、ニコチンゼロスティックのNONNICOでも有名です。
外観
倒れずしっかり自立できるペンタイプのアイコス互換機で、キャップにはJUZIのロゴ、バッテリーにボタン1つのシンプル設計です。
ちなみに30本吸えるJUZI 30も販売中ですがこちらの方が人気の製品。
お手頃価格の互換機を久々に手にしましたが3,000円以下には見えないクオリティ。進化著しいなと率直な感想です。
直径12.4mmのサイズは手に持つとこの感じで実寸46gと軽量です。
重さは商品ページに130gとありましたが、明らかに軽いので計測してみたところ半分にもみたない結果。パッケージ含めた重さかと思いきや、含めても満たないので勿体ない表記ですね…。
表面のマットな素材はサラサラした質感で、作りは細部まで精巧でチープさはまるでありません。
底部にはType-C充電ポートで端子の向きを気にしないでOKです。ただし5V/1Aの使用が推奨されていまして、高電圧で充電されないように。
充電中はLEDで残量が分かり、赤:0~40%、青:41~85%、緑:86~99%、100%でLEDが消灯します。(充電中の使用は不可。)
上部はスティック挿入口になっており、カバーもないのでそのままぶち込むスタイルです。ペンタイプはほぼこの感じ。
加熱キャップはマグネット式で持ち上げるとここまでスライド可能。喫煙後はスライドしてからスティックを抜かないと中にたばこ葉が残ります。
さらに力を込めて引っ張ると加熱キャップが外れてブレードが丸見えです。掃除のときはこの状態でキャップ、ブレード、内部まで行います。
使い方
操作はこの程度で簡単に覚えられました。
・5秒押しで電源オンオフ
・3回押しで加熱開始
・使用中3回押しで温度変更(低320℃/高340℃)
・1秒押しで加熱中断
・5回押しでクリーニング作動
加えて言うと、電源オン中にボタンを押すとLEDで充電残量の確認が可能。
またエコモードを搭載するため、使わないと割とすぐに電源オフになるため手動でオフにする必要がほぼありません。
逆に、あっという間にエコモードに入るため、いちいち電源オンにするのが面倒に感じる場合も多いです。
では使ってみますね。
スティックの挿入は特に違和感なくスッと入ります。マルボロのリッチレギュラーでお試しです。
5回押しで電源オン。さらに3回押しで加熱開始です。
本体が1回振動して予熱がスタートし、僅か10秒で予熱が完了して2回振動します。これでいつでも喫煙してOKです。
青LEDは320℃の低温モードですが、加熱中に3回押しで白LEDの340℃高温モードに移行可能。
一度設定してしまえば記憶され、変更するまでそのままのモードで使えます。
吸ってみた感想
喫煙時間は240秒。IQOS3やデュオより短いですがパフ制限がないため吸い放題です。
連続喫煙は余裕ですが使いすぎると本体温度が上がるため、その場合には少し時間を置くのがベストです。
さて、吸ってみたところIQOS純正と差を感じないほどマイルドで美味しいです。
個人的には低温でちょうど良く、高温では少しきついくらいに思えます。
喫煙終了時は1回振動してLEDが消灯するので、加熱キャップをスライドしてからスティックを引っこ抜きます。
こうすると綺麗に抜けるのは純正IQOSと同じ仕組みですね。
クリーニング機能
ブレードを持つデバイスは1箱吸うごとの掃除がおすすめ。
たばこ葉の残りや焦げ付き等が原因で、放っておくと苦味などで初期のマイルドな味を損ないます。
基本はブラシと綿棒を使いますが、本機には5回押しで開始されるクリーニング機能(ピンクLEDで30秒点灯)があるので使うべし。
クリーニング機能は超高温になるので加熱キャップを外しましょう。ブレードについた汚れを焼き尽くすのでブラシや綿棒で汚れを取りやすくなりますよ。
掃除に関しては下記も参考に。
まとめ
喫煙本数15~18本で問題なければ買って後悔しない出来でしょう。これで2,999円は素直に安いです。
作りに申し分なく味も良し。
2点ほど言わせてもらうと省エネのためのエコモードに入るタイミングが早すぎて毎度電源オン(5秒押し)が面倒。それと連続喫煙すると本体が熱くなりやすいです。
その点を考慮すれば、安さ重視のIQOS互換機としてかなりおすすめできる製品「JUZI 15」でした。