COUMIの完全ワイヤレスイヤホンTWS-834Aを使ってみました。
現在価格3,699円(税込)
お値段の割にとても良き製品で、1度試してから自宅や運転中に良く使うようになりました。
COUMI TWS-834Aのようなインナーイヤー型のイヤホンは、耳穴をしっかり塞ぐ遮音性の高いカナル型とはだいぶ違います。
耳穴にふわっと入れてるような感じで圧迫感がなく、音楽を聴きながら外部の音も普通に取り込める。
自分の世界に入り込みたい人には向きませんが、外部の音や言葉も大事にしたいときにはとても活躍します。
・耳への圧迫感が苦手
・周りの音も聞きたい
こんな方におすすめできるイヤホンです。
COUMI COUMI ANC-860との違い
充電ケースは手の平で握れるほどのサイズ。
COUMIのイヤホンは以前にもレビューしてますが、今回も革製のストラップが良い雰囲気を出してます。
その時の記事がこちら。
【COUMI ANC-860 レビュー】安くてもノイズキャンセリングが使える完全ワイヤレスイヤホン
充電ケースの丸みが強く可愛らしさでは上をゆく。
紹介したのはCOUMI ANC-860で、安いのにANC機能が使えます。インナーイヤー型のアクティブノイズキャンセルとはちょっと珍しいタイプ。
周りの音を遮断して集中したい時にはANC-860、逆に周囲の音を聞きながら使いたい時には今回のTWS-834Aがおすすめです。
ワイヤレスイヤホンは目的によって選び方が異なります。
COUMI TWS-834A レビュー
さて、今回は潔いインナーイヤー型。
・12.5mm径のダイナミックドライバーと高性能DSP処理エンジンを搭載
・タッチセンサーでスマートな操作
・iPhone、Android両デバイスで使用可能
・COUMI EQアプリで聞こえにくい音域レベルをブーストして補える
・TWS MCSync搭載によって左右独立通信を実現
・ノイズキャンセリング通話(ENC)
到着時は接点にテープが貼られているので剥がして使いましょう。
スペック
Bluetooth | 5.0 |
対応コーデック | AAC/SBC |
連続再生 | 5時間(ケース込み32時間) |
充電時間 | 1.5時間 |
防水 | IPX7 |
付属品
セット内容は本体、Type-C充電ケーブル、日本語対応の説明書。
外観
COUMIの充電ケースは茶系の皮ストラップがアクセント。
見た目も良いですが持ち運びの時に落としにくく、引っ掛けて使えるため収納にも便利です。
ふと思えば他製品にはなかなかない仕様であり、もちろん同じ類の製品を私は持ってません。
充電中はLED4段階で残量の確認が可能。
ケースを開けた時にも残量LEDが光るため、チェックしやすくなってます。
ケース内の丸い物理ボタンはリセットするためのもの。
うどんタイプのイヤホンって外観あまり好きではなかったのですが、最近はここを持ってサクッと装着できる便利さも知る。
あと全体的に見た目は好きです。
特筆なことでもないですが、ケースの開閉、イヤホンの着脱にはマグネットが使われてストレスなく使用できます。
イヤホンの取り出しもとてもスムーズ。
イヤホンの内側にはL/Rの表記。
インナーイヤー型なのでイヤーピースはありません。
こう考えるとCOUMI ANC-860は意外性に溢れてました。
ペアリング
ワイヤレスイヤホンのレビューにあたり、ペアリングに関しては簡単ですっていつも言ってます。が、最近さらに簡単になってきたんですね。
COUMI TWS-834Aもケース充電を開けるだけでペアリングモードに突入して、デバイス側のBluetoothがONだとタップしてくださいとの通知がくる。
開けてタップしただけで完了するので頭を使う必要もありません。
装着感と使用感
さて、そろそろ使ってみます。
うどんタイプのインナーイヤー型って初めて使いましたが、、いやそもそもインナーイヤー自体は殆ど使うことないのですが。
装着してみた時は「あれ、これでいいのか?」「しっかり入ってなくね?」なんて感想で、あまりにもフィット感を得られず若干困惑。
カナル型とはずいぶん違って装着後はかなりラフな感じ。
耳にふわっと乗せたくらいでも、首を振っても激しく動いても全く外れる気配がない。
納得したあとの装着感は最高だと思いまして、これで聴けるから解放感でいっぱいです。
冒頭であげた、耳への圧迫感が苦手、周りの音も聞きたい。
という言葉を思い出してほしい。逆に言えば遮音性と静寂が欲しい方は手を出してはならない製品なので、目的は明確にしときましょう。
スマホで音楽を、PCでユーチューブを楽しんでみました。使い方はタッチセンサーでスマートに操作が可能です。
動画に関しては遅延もなくPCの音質より遥かに良いので最高じゃないですか。
音楽を聴いてみる。
インナーイヤー型だと低音が弱く響くものはないですが、ある意味バランスが良いとも言えます。
ここまで聴けたらなんら不満を感じないレベルであり、普段使い用としてはディスるポイントは1つもない。
特に拘りがなければ満足感を得られる人が大半だと思われますし、迫力を求めるならカナル型を選ぶと良いでしょう。
ちなみに防水性能が高く30分水没しても耐えられるレベルにあり、場所を選ばないところも良いですね。
COUMI EQアプリで音質を向上させる
COUMI TWS-834Aでは独自開発のアプリが使えます。
アプリはこちら↓
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こちらを使う目的ですが、
EQアプリは聴覚プロファイルを測定し、31Hz〜16KHzの周波数帯域の中から、あなたの聞こえにくい音域レベルをブーストし補います。
アプリの自動テストで自分用にイコライザーを設定できます。
私、使わなくても不満なかったのですが、簡単なテストを行うだけでさらに聴きやすくなりました。
お時間があればやってみるに越したことはありません。
まとめ
遮音性の固いカナル型やヘッドホンで迫力のある音楽を楽しむのも良しですが、どちらかと言えば普段は周りの音も取り込みたいのが私なんですね。
てことで良く使うのが骨伝導ヘッドホン。最高です。ただ1つ言えば、寝ながら使うのにはとても不向き。
COUMI TWS-834Aはシーンを問わず使えるので予想以上に実用的。そしてこの安さ。
使い分けも必要ですが、1つあって良い製品でした。