こんにちは。本日は完全ワイヤレスイヤホンのご紹介。メーカーのEarfun様より提供いただいたものですが、お世辞抜きに良かったです。
1万円以下のイヤホンを多々紹介してきた中でも、今なら真っ先におすすめするならEarFun Air Proです(`・ω・´)ガチで。
EarFun Air Proの何が良かったって、ANCが優秀。音質も素晴らしい。
低価格の製品だとANC(アクティブノイズキャンセリング)はおまけ程度だったりするものも多い中、雑音をしっかり削減し、加えて音も良かったので感動しました。
※後継機EarFun Air Pro 2が発売してます。
EarFunとは
ところでEarFun製品、今回初めて使いました。
調べてみると2018年10月11日設立した若き企業とのこと。綺麗な公式サイトもあってとても印象が良かったです。
EarFunテクノロジー株式会社は、2018年に、経験豊富な工業デザイナー・音響エンジニア・音楽愛好者で構成されったチームで設立されました。 そして、次世代のワイヤレスオーディオ機器を製造することを目標にしています。
今回レビューする新製品
EarFun Air Pro→7,999円
その他のラインナップ
EarFun Free→4,999円
EarFun Air→4,999円
EarFun Free Pro→5,999円
いずれも完全ワイヤレスイヤホンです。
ちなみにiFデザイン賞の他いくつもの賞を受賞したEarFun AirがAmazonで評判高し。私はこのiFデザイン賞を通して初めてEarFunを知りました。
スピーカーのEarFun UBOOMもかっこいいです。
EarFun Air Proのスペック
EarFun Air Proはアクティブノイズキャンセリングを搭載する完全ワイヤレスイヤホンです。
「1万円以下でANC機能が使える!」と言うのも過去の売り文句になりそうで、最近では低価格の製品にも良く見かけます。
が、同じANCでも製品によって大きく効果が異なります。
安ければそれなりに、という傾向にありますが、EarFan Air Proのノイズキャンセリングはお値段以上。
スペックは下記のとおり。
Bluetooth ver | 5.0 |
対応プロファイル | A2DP,AVRCP,HFP,HSP |
対応コーデック | SBC,AAC |
通信距離 | 最大15m |
バッテリー | イヤホン 60mAh 充電ケース 500mAh |
充電時間 | イヤホン 1.5時間 充電ケース 2時間 |
再生時間 | ノーマル 最大9時間 ANC 最大7時間 |
再生時間 (ケース充電込み) | ノーマル 最大32時間 ANC 最大25時間 |
防水規格 | IPX5 |
サイズ | 67×55×31mm |
重さ | 約53g |
コーデックはSBC,AACでiPhone向けになりますが、Androidでも問題なく使えます。
ノイズキャンセリング使用時は電池消耗が激しくなり再生時間が減少します。これはどの製品でも同じ仕様です。
充電ケースはイヤホンのケースであり充電もできる、と、2つの役割を担います。
ケースを充電してイヤホンを格納すると充電が始まります。これも多くのワイヤレスイヤホンで採用される仕組み。
パッケージは小ぶりながらとても強固でしっかりしてます。しかも私の大好きなマグネット式は何度開閉しても箱が痛まない優れもの。
付属品はイヤホン本体、イヤーピース(S/M/L)3種類、Type-C充電ケーブル、日本語対応説明書。
Mサイズは装着されて届きます。
EarFun Air Pro レビュー
丸みを帯びた可愛めの充電ケースはマットな素材でサラッとした質感が特徴的。開閉はマグネット式で指の腹で簡単に行えます。
EarFun Air Proの特徴をサラッとまとめ。
- 価格以上のノイズキャンセリング効果
- 雨やシャワーにも耐える防水規格IPX5
- 誤動作の少ないタップコントロール採用
- 耳から外すと一時停止、耳へ付けると再生される装着検出機能
- 10mmダイナミックドライバーで重低音とクリアな高音質
外観
手に取るとこの感じ。少し手汗や指紋が付きやすい。
遮音性の高いカナル型のイヤホン。形状はAirPodsのようなうどんタイプですが、それを全く感じさせないデザインです。
ケース中心にはLEDインジケータ、その下には設定ボタン。Bluetooth接続やリセットに使用します。
本日はマグネットが良く登場しますが、イヤホンの収納にもマグネットが使われカチッと収まります。
L/Rの表記が分かりやすくて地味に嬉しいポイント。ケースとの接点にはクリアテープが貼られているため使用前に剥がしましょう。
イヤーピースの交換は簡単なので、遮音性を上げるためにもサイズをしっかり合わせるのが重要です。
ペアリング方法
まず最初に行うBluetoothの接続は極めて簡単。
初回はケースの蓋を開けるだけでペアリングモードに突入します(白と緑のLEDが交互に光る)。
スマートフォンのBluetoothをオンにして、「EarFun Air Pro」をタップして完了です。
音楽を聴く
最近はYOASOBIの夜に駆けるを。1日1回は聴いてます(`・ω・´)。デスクワークの時はジャスティンビーバーのAll Around MeやPurposeを好む。
てことでEarFun Air Proで聴いてみました。
まず思ったのはしっかりフィットするから遮音性が高く、安定した環境で音楽を楽しめます。装着感は最高。
音質はバランスが良く、迫力のある重低音には大満足。クリアな音質でボーカルや楽器が綺麗に耳に入ります。
動画を見てても遅延や違和感はありませんでした。
落ち着いてお伝えしましたがだいぶ感激。
タップセンサーの操作がスムーズ
タッチセンサーではなくてタップセンサーなんです。ちょうどearfunのロゴあたりをタップすることで操作可能。
タッチだと軽く触れるだけで反応しますよね。つまり誤動作に繋がりやすい。
こちらは動きや振動まで感知するので軽く触る程度では反応せず、トントンとタップしてあげると反応します。
しかも精度が良くタップにしっかり応えてくれます。
アクティブノイズキャンセリングが優秀
L側を3回タップすることでノイズキャンセリング機能が使えます。
この操作を繰り返すことで、
・アクティブノイズキャンセリング
・外音取り込みモード
・ノーマルモード
の順に切り替え可能です。
試しにノイズキャンセリングを試すと一瞬で騒音が消されて世界が変わります。これくらいの効果を得られると不思議な感覚になります。
空気清浄機や換気の音はほぼ聞こえなくなり、手元のキーボードの音すら遠くに聞こえる感じ。この価格でこの性能には驚きました。
最大38dBのノイズ低減効果だそうです。ノイズキャンセリングは全ての音を打ち消すわけではありませんが、低い音には特に効果を発揮します。
もう1つの外音取り込みは周囲の音を取り込むモード。サーーという音も入りますが、周りの音や声も聞きたい時に便利です。
装着検知機能が便利
外音取り込みに加えて、片耳からイヤホンを外すと一時停止し、再度付けると再生される装着検出機能も搭載。
急にイヤホンを外さなければならない時にも、停止&再生を操作しなくてもセンサーが自動で行います。
【操作一覧】
・再生/一時停止→2回タップ(R)
・曲送り→3回タップ(R)
・電話を受ける/切る→2回タップ(L/R)
・着信拒否→3回タップ(L/R)
・音声アシスト機能→2回タップ(L)
・ノイキャン機能→3回タップ(L)
ちょっと探したのが音量調整と曲戻しで、これが操作できないのが若干残念なところです。とはいえ、操作性は絶賛に値します。
※同価格の新モデルEarFun Air Pro 2で改善されてます。
まとめ
7,999円とは思えないクオリティの高いワイヤレスイヤホンEarFun Air Proでした。
デザインや装着感、使い勝手、スペックに関しても文句なし。
特にアクティブノイズキャンセリングは本機でイチオシできるポイントなので、空間が変わる瞬間をぜひ体感してみて欲しい。