RAVPowerから2020年4月27日に発売された充電器は高出力ながら驚くほどコンパクト。
本機はUSB-CとUSB-Aの2ポートを搭載し、単ポートで最大65Wの出力を可能にした急速充電器です。
2台同時の接続では出力が自動調整されるため、各デバイスに最適な電流で急速充電が行われる仕組みになってます。
USB-C対応のノートPCとスマートフォンを同時に急速充電できる性能に加え、GaN(窒化ガリウム)採用で圧倒的な小型化を実現したRAVPower RP-PC133は魅力たっぷりと言ったところです。
※本記事はメーカーより提供いただいた商品でレビューしております。
USB-CとUSB-Aの2ポートを搭載
RAVPowerさんが昨年発売した61W USB-C単ポートの充電器(RP-PC112)は大好評で記憶に新しいところですが、今作はUSB-Aを加えた65W出力までに進化。
PD3.0は最大65Wまで出力するUSB Type-C。その上のUSB-AはQC3.0対応で最大18Wをサポートします。
こうした複数ポートを持つ充電器の悩みどころの1つは合計出力にあり、例えば60Wと表現される場合でも単ポートでは最大45Wなど制限されることも多いです。
ところがRP-PC133は各ポートを単独で使うとフルに力を発揮でき、同時接続では独自技術による最適な電流配分で多くのデバイスの急速充電を可能にします。
単ポートでの出力 | |
USB-C | 最大65W |
USB-A | 最大18W |
USB-Cポートの出力が45W以下 | |
USB-C | 最大45W |
USB-A | 最大18W |
USB-Cポートの出力が45W以上 | |
USB-C | 最大60W |
USB-A | 最大5W |
この仕様からモバイル端末はもちろん、USB-C対応ノートPCやMacBook Pro(13インチ)とスマホを同時に急速充電できる環境が得られます。
GaN(窒化ガリウム)採用による小型化
丸みを帯びたフォルムとサラッとした手触りで好印象なRP-PC133ですが、やはり魅力になるのはこのサイズ。パワーを考えればほんと小さいです。
サイズ約55x55x31.5mm。重さ約120g。
小型化の秘密は次世代半導体として注目されるGaN(窒化ガリウム)の採用で、多くの充電器やモバイルバッテリーに使われてきたシリコン半導体よりエネルギー効率に優れます。
これまではパワフルな充電器を求めた分だけ大型化を目の当たりにしていただけに、GaN採用で常識が覆された感覚です。
このサイズでもプラグをしっかり収納でき、入力は100~240V対応。世界各国で使えることから活躍の幅は広い。自宅はもちろん出先のお供に重宝します。
価格 | 4,599円 |
サイズ | 約55x55x31.5mm |
重さ | 約120G |
USB-C出力 | PD3.0対応 5V/3A,9V/3A,12V/3A,15V/3A,20V/3.25A 最大65W |
USB-A出力 | QC対応 5V/3A,9V/2A,12V/1.5A 最大18W |
保証 | 18ヶ月(製品登録で+12ヶ月) |
※セット内容に充電ケーブルは含まれません。充電器の性能はデバイス側もそうですが、充電ケーブルも対応していないとフルに発揮できません。
60W PD対応ケーブル。
RAVPower RP-PC133レビューまとめ
USB-C対応ノートパソコンとモバイル端末の組み合わせに最高の2ポート充電器。ハイスペックでもコンパクトが大きなメリットです。
QC3.0対応のUSB-AポートにPD対応USB-Cポート。次世代半導体にRAVPower独自技術となるPD Pioneer Technology採用。
最先端を走るRAVPower(ラブパワー)をお試ししてみてはいかがでしょうか。